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12 2015

プラスティック・ナイトメア/仮面の情事

プラスティック・ナイトメア予告編プラスティック・ナイトメア/仮面の情事
【原題】Shattered 1991年【米】


ダンは霧の山道を妻とともにドライブ中、崖下に転落して瀕死の重傷を負った。無残に潰れた顔は手術でもとに戻ったが、失われた記憶は蘇らない。献身的な妻ジュディスの看病で傷は癒え、無事退院したものの記憶は戻らなかった。
ダンはどうやらサンフランシスコで不動産のデベロッパーをしていることになっているが、豪奢な屋敷や仕事にも馴染めず、悪夢に悩ませられる日々が続く……
そして、ダンの前に立ちはだかる不可解な謎の数々。同乗の妻がかすり傷だけですんだのはなぜか? 書斎に隠されていた妻と男の絡み合った写真は? ダンの心の中に恐ろしい疑念が暗雲のように拡がっていく。
ダンは手帳に書かれていた私立探偵のガスに連絡を取り、事故の真相を解き明かすために行動するが、そこに待ち受けていたのは衝撃的な事実であった……

リチャード・ニーリーの同名小説を原作としたサスペンス映画。タイトルや画像で勘違いされそうだけど官能映画ではない。
記憶喪失となった男が自分の身に降り掛かった事故の謎を追っていく内にとんでもない真実にぶち当たっていくという内容の正統派なミステリーであり、ラストに明かされる衝撃の真実には驚かされました(ベタな展開ではあるけれど)。
序盤のうちは記憶を失った主人公と献身的に介抱する妻のイチャイチャを見せられるのでやや退屈かもだけど、映画の尺自体はそれほどでもない(98分)ので我慢だ!

ただミステリーとして手堅く纏まっていると言っても、ツッコミどころもちょいちょいあるんですけどもね。一番のツッコミは「そんなお前ただ顔を整形しただけじゃ声やら体格やらの違いですぐバレるだろ!」(ネタバレ反転)っていう部分。面白かったから細かい部分は気にし過ぎないぐらいでちょうどいいのかも。
どうにもご都合主義すぎる部分はもう脳内補完、しよう!

しかしこの邦題はちょっといかがなものか!
原題は「Shattered(粉々に砕けた)」という、作中で何度か挿入される鏡の割れる演出に合わせたちょっとぼかし気味のタイトルなのに、これじゃオチのヒントになっちゃってるじゃないねー。

 
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