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02 2015

スコッティ・ヤング&グリヒル他/ヤング・マーベル:リトルアベンジャーズ VS リトルX-MEN

ヤング・マーベルリトルアベンジャーズ VS リトルX-MEN表紙
アベンジャーズとX-MENがあかちゃんになっちゃった!
おおげんかがはじまるけど、AVXとかっておとなのおはなしとはかんけいないよ。
おとなはこんなえほんかわないもんね!

THE CHILDEN OF THE ATOM MEET THE MITEY 'VENGERS!

人類の命運を左右する激闘を繰り広げたアベンジャーズとX-MEN。
そして今、両者の新たな戦いが幕を開ける!

A-ベイビーズとX-ベイビーズが激突する『A-ベイビーズ VS X-ベイビーズ』をはじめ、視聴率大魔王モジョーに造られたX-ベイビーズが活躍する『X-ベイビーズ:マーダラマ』『X-ベイビーズ:リボーン』。
さらには、オフビートな短編に、話題のアーティスト、スコッティ・ヤングのカバー集まで網羅したとびきり“カワイイ”マーベル、ここに登場!


◆収録作品

1990年10月:Marvel Age #93
※情報誌「Marvel Age」からはフレッド・ヘムベックの見開きイラストのみ収録。
1998年01月:Marvel Vision #25
1998年02月:Marvel Vision #26
1998年03月:Marvel Vision #27
1998年04月:Marvel Vision #28
1998年05月:Marvel Vision #29
1998年06月:Marvel Vision #30
※情報誌「Marvel Vision」からは各短編コミックのみ収録。
1998年08月:X-Babies: Murderama
2000年01月:X-Babies Reborn
2012年12月:A-Babies vs. X-Babies


◆関連作品過去記事
【X-MEN4巻 異次元人モジョー】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND1】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND2】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN VS】

◆MAKE KAWAII MARVEL!
ちびきゃらなアベンジャーズとX-MENが対決
はいカワイイ!!

基本的にシリアスな作品が多いマーベル作品群から現れた癒し系タイトル『A-Babies vs. X-Babies』!!
タイトルやシチュエーションを見ての通り、2012年のアベンジャーズとX-MENが対決してしまうクロスオーバー『AVX:アベンジャーズ VS X-MEN 』のパロディ的な一作であり、当然世界観も本編とは無関係なもの。

大事にしているクマのぬいぐるみのバッキーベアをとなりの家のサイクロップスに奪われたキャプテン・アメリカがぬいぐるみを救出するためだけにアベンジャーズを招集し、サイクロップス率いるX-MENの面々と大げんかをするというハチャメチャかつシンプルな一編。
アーティストは日本人のグリヒルという方。
Gurihiru.com【グリヒルホームページ】

グリヒル氏の描くちびキャラはカートゥーンチックなデフォルメと日本漫画的な表情の描き方が絶妙にマッチしていてもうホント……ホントかわいい(2回目)。
グリヒル氏はかつてアメコミ情報サイト『Planet Comics.jp』上で「ヒーロー荘の人々」という4コマ漫画を連載していたため、そこで知った人も多いかもしれない。

さて、本書『ヤング・マーベル:リトルアベンジャーズ VS リトルX-MEN』はさすがに全168ページすべてが『A-Babies vs. X-Babies』というわけではなく、これまでに発表されたデフォルメキャラが活躍するエピソードをかき集めた一冊となっています。
『A-Babies vs. X-Babies』以外の収録作品はほぼ90年代の作品ばかりでありやや古め。

『X-Babies: Murderama』『X-Babies Reborn』はTVの視聴率が権力に繋がる異次元世界、モジョーバースを舞台にした作品。こちらのアーティストはジュボン・J・カービーという方です。
ちびキャラなX-MEN「X-ベイビーズ」が活躍するというエピソードなのですが、彼らは本来の世界のX-MENとはまた別の存在であり、実はこの世界の支配者モジョーにより視聴率のためだけに造られた人造人間であるというクッソハードな設定に注目。
ほのぼのとしたケンカをしていた「A-Babies vs. X-Babies」とは違い、こちらはガチで命がけの冒険と戦いを繰り広げています。
デフォルメ系のアートなのにやってることは普段のシリアスなアメコミだ。
(しかもチビなのはX-ベイビーズらだけ)
当たり前ですが先程紹介した『A-Babies vs. X-Babies』とは世界観やキャラに一切繋がりはありません。

設定が重いベイビーズ
自分に逆らうX-ベイビーズに対抗するために
モジョーはA(アベンジャーズ)-ベイビーズまでも生み出して対決させる
この作品は本家X-MEN絡みのエピソードでもあるので基本的にシリアス寄り

◆マーベルビジョンのネイモアさん
マーベルの情報誌「Marvel Vision」に掲載されていたオルタナティブコミックスの作家スティーブ・ウェイズマンによる短編コミックスもいくつか本書には収録されています。
その中からネイモアさんが登場する1シーンをペタリ。

クソガキだこれ

クソガキだこれ。

◆感想
ぶっちゃけると純粋にKAWAIIくてユーモラスな作品は『A-Babies vs. X-Babies』くらいで、他の収録作品はややクセが強い印象が(個人の感想です)。
普段とは違うノリの作品がたっぷり読めるので、そういうのを求める方にはオススメかな?
それと今回はスコッティ・ヤングを中心としたアーティストのカバーアートがたっぷり40ページ以上も収録されており、イラスト集としても楽しめる側面があったりします。
邦訳の表紙にもなっているスコッティ・ヤングのカワイくて少し小憎たらしいちびキャラは大好き。

ちなみに本書に出てくる日本人アーティストはグリヒルさんだけではなく、あの格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズの公式イラストを手がけておられる岩崎恵美子氏のカバーアートも収録。
(「X-Men Unlimited #50」より)
アメコミ関係のお仕事をされていたとは知らなかったんでかなりビックリしました。

岩崎恵美子X=MEN

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