ツルゴアXXX

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27 2015

カレン・バン&サルバ・エスピン他/デッドプールVS.カーネイジ

デッドプールカーネイジ表紙

「そうか。カーネイジはイカれてる。俺ちゃんはイカしてる。
 俺たちは同じ穴のムジナだ。俺ならできるぞ。
 パッパラパーの俺ちゃん頭脳が役立つ時が遂に来た!
 “見ろよ!” “デッドプール!” “カーネイジを見つけたやつだ!”
 見つけたらどうする?そう、ブチ殺す。
 ♫ ヤッホー!カーネイジ、お前の心の友デッドプールが今行くぜぇ! ♫」


“饒舌な傭兵”と“最悪のスパイダーマン”が対決!
凶暴かつ凄惨な戦いの行方は……!?

いまやマーベル・ユニバースきっての人気者になった“饒舌な傭兵”デッドプール。今度のお相手はカーネイジ……スパイダーマンを寄生して苦しめたヴェノムから生まれた“最悪のスパイダーマン”である。殺戮を繰り返すカーネイジがデッドプールと出会い、血で血を洗う凄惨な戦いが始まった。デッドプールがカーネイジの口に手榴弾を突っ込めば、カーネイジはデッドプールをバラバラに引き裂く……。
常軌を逸した真紅の2狂の凶演、果たして生き残るのはどちらだ!?


◆収録作品

2014年04月:Superior Carnage Annual #1
2014年06月:Deadpool vs. Carnage #1
2014年06月:Deadpool vs. Carnage #2
2014年07月:Deadpool vs. Carnage #3
2014年08月:Deadpool vs. Carnage #4


◆俺ちゃんの血みどろパーティーへようこそ!
カートゥーンアニメ特有の『追いかけっこ』というジャンル。
トムとジェリー、シルベスターとトゥイーティー、コヨーテとロードランナーなどなど、これらのアニメはどれも一方がわりと本気で命を狙うもののもう一方がそれをさらりとかわしつつより強烈な反撃を与える……といった暴力的な展開をナンセンスさとユーモアたっぷりに描くことで面白おかしく不快感を抑えた作品に仕上げています。

で、本作『デッドプールVS.カーネイジ 』。
この作品は頭のネジが緩んでいる連続殺人鬼、クレタス・カサディが共生体を取り戻し、刑務所から脱走してまたも虐殺を始めだした事をきっかけにストーリーがスタート。
カーネイジが連続殺人を再開したというニュースをたまたまテレビで見た同じく頭のネジが緩んでいる傭兵、デッドプールは「カーネイジを追跡できるのは俺ちゃんだけ」という神様からのお告げ(という名の電波受信)を受け、独自にカーネイジの始末に動き出す!……というお話。

こんな感じでトムとジェリーのようなデッドプールとカーネイジの追いかけっこバトルが始まるわけなんですがそこはデッドプール関連誌。
子供向けのカートゥーンアニメとは違い容赦ない暴力描写とスプラッタ描写と殺戮描写が大量に盛り込まれており、戦いに巻き込まれる一般人には同情を禁じ得ない作品となっておりました。
っても本作のデッドプールはわりとヒーローしていて、一般人に手を出しまくっているのはカーネイジだけなんですけどね。
その分カーネイジを始末するためなら手段を選ばないデッドプールの行動のぶっ飛びっぷりが半端無い。
不意打ちでロケットランチャーを打ち込んだり、口の中に手榴弾を放り込んだりと隙あらば爆発四散させようとしてる。

容赦ないデッドプール
さらにはモンスタートラックで突っ込んでカーネイジの恋人ごと轢殺を狙うデッドプール

電波受信で何故か居場所を突き止めて始末しようとしてくるデッドプールを、カーネイジは必死に追い払ってまた虐殺に戻るの繰り返し。
真紅の2狂の戦いの行方や如何に!?

◆感想
デッドプールのセリフがわりと緩くてノリはやや軽いけれども、ギャグ要素よりはバイオレンスアクションに比重が置かれているため、ストーリー性はさておいてタイトル通りもうシンプルにデッドプールとカーネイジの殺し合いを堪能するための一冊といった感じ。
でもそんな単純極まりない作品なのに面白い!サルバ・エスピンの躍動感あるアートに互いに強力な回復能力持ちならではの手加減無しなダメージ描写が実に迫力たっぷり。

モツが飛び出したり顔が焼け爛れたりとホント描写がえげつないんでグロ耐性が無いとちょっとキツイかもしれませんが、事前知識が全くいらない一冊ですし、デッドプールのユニークさとクールさ、カーネイジのサイコっぷりが存分に楽しめる作品なので、この2大キチガイキャラが気になっている方には是非オススメしたい。

デッドプールの指摘
ちょっぴりシリアスな発言をするデッドプールも拝めます

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