ツルゴアXXX

ARTICLE PAGE

12 2015

ダン・スロット&ロン・ガーニー他/A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強

A+X表紙

Q:こんにちは!これってどんなコミックなの?
A:こいつは『A+X』、
  つまりアベンジャーズ一人とX-MEN一人を共演させたコミックだ。
  とにかくサイコーのチームアップが見られるんだぜ!

Q:それって、もしかして例の『AVX』的なもの?
A:ちげーよ!あれは“アベンジャーズ対X-MEN”だっての!
  これはあのあとの出来事で、お互いの立場の違いはひとまずおいといて、
  二人一緒に悪い奴をメタメタにやっつけるんだ!

Q:だったら、『AVX』の最終号とは関係ないの?
  たしか、最後にフェニックス・フォースが……。
A:カンケーないね!ぜーんぶ忘れて、
  堂々たるヒーローが、憎々しいヴィランと戦う短編2本立てを楽しんでくれよ。


マーベル・ユニバースのオールスターが登場する極上の短編集、初邦訳!
最強の作家陣による大胆不敵なエンタテインメント!!!


業界トップクラスの作家陣が描く、アベンジャーズX-MENの共闘がいま始まった!
……時空を超えて、第二次世界大戦期のキャプテン・アメリカケーブルが出会い、
ハルクウルヴァリンが未来の危機に立ち向かう……
ブラック・ウィドウローグがセンチネルと戦い、
アイアンマンキティ・ブライドとロッキードがブルードと対決……
ストームブラック・パンサーが“AvX”での別れ以来、初めて対面する……
ガンビットホークアイが市民を守るために力を合わせ、
スパイダーマンビーストがゾンビを迎え撃つ……

さらに、キャプテン・アメリカが問題児クエンティン・クワイアを啓発し、
アイアンフィストドゥープの関係が明かされ、
キャプテン・マーベルウルヴァリンが共闘……
そのうえ、ロキミスター・シニスターがタッグを組む
(ヴィランにだってチームアップを楽しむ権利はあるんだ!)

……なんて、贅沢な物語なんだ!さあ、扉を開けよう!
A+X=最強そして最高の冒険だ!


◆収録作品

2012年12月:A + X #1
2013年01月:A + X #2
2013年02月:A + X #3
2013年03月:A + X #4
2013年05月:A + X #5
2013年05月:A + X #6


◆関連作品過去記事
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND1】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND2】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN VS】

◆A + X = Awesome
アベンジャーズとX-MENの衝突を描いた一大クロスオーバー『AVX』の完結後、ひとまず様々なストーリーに区切りを付けたマーベル・コミックスは「マーベル・ナウ!」という新ブランドを立ち上げ、新たな作品を次々に創刊していきました。
本作『A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強』は、そんな新創刊の作品の一つです。
AVXの完結を受けて、今度はアベンジャーズの一人とX-MENの一人が毎号チームアップしてヴィランと戦うという、純粋な勧善懲悪モノの短編作品集!!
そうそうこういうのが読みたかったんだよ!もう内輪揉めはお腹いっぱいなんじゃよ!

一応本作はマーベル・ユニバースの正史ではあるらしいのですが、ぶっちゃけ時系列については深く考えられておらず、前書きにも「ゴチャゴチャ余計なこと考えんなって!収まるべきところに収まるってもんさ」的な事を頻繁に強調しているため、まあ難しい事は気にせずにヒーロー同士の共闘を楽しむのが吉なんでしょう。

ちなみに本作は#18で完結しており、単行本は全3巻。今回邦訳されたのは第1巻となります。
できれば全話邦訳されてほしいところなんだけどどうなるかなぁ。

 
原書2巻と3巻

それはそれとして、本作は1話につき短編のチームアップモノが2作収録されているため、1話1話がテンポよく進み、バラエティ豊かなエピソードが堪能できるのもあって全144ページながら体感的には結構ボリューミーな一冊。
個人的には普段の邦訳ではなかなか拝めないマイナーキャラの活躍が楽しめるのも大きい!

アイアンフィストとドゥープ
アイアンフィストと一緒にいる謎の生物は『ドゥープ』というキャラ
なんとあのソーを手こずらせるほどの実力を持つキャラクターで、
現在はジーン・グレイ学園の非常勤職員として活動中
セリフの謎言語はドゥープ語と呼ばれており、有志によって解読表も作られている
◆感想
面白かった!
基本的にどのエピソードもノリが軽くてさらっと読めるのが堪らない、痛快な娯楽作という印象です。どの話も大好き!

離婚したけどなんだかんだで隠れて元夫ブラックパンサーを影でサポートし、一方で彼に近づこうとする花嫁候補を遠ざけようとする嫉妬ストームを見ることができるエピソード、
少し前に話題になったコミック『クァンタム&ウッディ:世界最悪のスーパーヒーロー』のジェームズ・アスムスが描く、ホークアイとガンビットの二大伊達男が一人の女性を救うために息があってるようなそうでないような共闘を披露するエピソードなど、いちいちツボにハマる短編が多かったです。
クリス・バチャロによるブラック・ウィドウとローグの共闘回なんてもうなんかアートがセクシーすぎて興奮する(小声)。
34ページ5コマ目なんてこれレーティングが上がりそうな一コマなんですけど。

ブラックパンサーとストームのエピソードは『AVX』を読んでおいたほうがより話に入り込める感じではありますが、基本的には本作単体でも充分に楽しめる作り。
オススメの一冊です。

いやもうどういうシチュエーションだよ
おっさん二人のケーキの取り合いから始まるこれとかもうどういう導入部だよ

関連記事

0 Comments

Leave a comment