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10 2015

デッド寿司

デッド寿司デッド寿司
2013年【日】


「女のお前には、所詮、寿司職人はムリなんだ!」
「仕方がないじゃない!わたしが女に生まれてきたのは変えられないもの!」


ケイコは、伝説の寿司職人の娘。父の後を継ぐべく、日々厳しい修行に励んでいた。しかし、その厳しさに耐えかねて、とうとう家出をしてしまう。
田舎の温泉旅館で仲居の仕事にありつくが、仲居仲間にいじめられるわ、旅館の女将・由美にも叱られるわで落ち込むばかり。そんなケイコをなぐさめてくれるのは、元寿司職人の澤田、ただ一人だけだった……
ある日、小松製薬の小松社長以下社員たちが、この旅館の評判の寿司を食べにやってくる。その一行を追う人影……それはかつて小松製薬の研究員で社長に裏切られクビになった山田だった。 山田は小松に復讐を果たすため、寿司を利用し、殺戮生物デッド寿司を誕生させる。デッド寿司たちは次々とホテルの客に襲いかかる。

ケイコは父から受けた厳しい修行の中でマスターしたカンフーで人食い寿司に立ち向かう!
増え続ける寿司たち。果たして、このとんでもない戦いの結末は……!?


「寿司が人を襲う」というぶっ飛んだワンアイデアで90分コメディパニックホラーをやりきった、『片腕マシンガール』『電人ザボーガー』など独自の世界観でワールドワイドに人気を誇っている井口昇監督の作品。
もうかなりウケを狙った作品なのは見ての通りで、実際の映画の内容も意図してかなり安っぽい作りではあるのですが、海外ではyoutubeにアップされた予告編が早々に100万アクセスを突破し、2012年のトロント・アフターダーク映画祭では観客賞銀賞、最優秀特殊効果賞などの部門を受賞するなど結構話題の映画なのです。

寿司が当然のようにしゃべったり、なぜかやたらとねっとりとしたキスシーンが多かったり寿司に襲われた人間が爆発したり、果ては寿司同士の濡れ場(上記の画像がソレ)があったりともう寿司をこれでもかと言わんばかりにネタにしまくり(寿司だけに)

あと、主人公のケイコを演じる武田梨奈が空手の有段者(なんと琉球少林流空手道月心会の黒帯二段)なのもあって、安い特撮に反してアクションシーンの迫力がスゴイ。
何気に演技力もそこそこ高いのがまたスゴイ。力の入れどころが難しそうな脚本なのに!テキサスで開催されたファンタスティック・フェスト2012のコメディ部門で最優秀主演女優賞に輝いたとかいうのも納得。

何も考えず頭を空っぽにして鑑賞するスプラッターコメディ映画。ちょっと中だるみ気味な場面もあり、一回見たらけっこうお腹いっぱいになったので個人的に強くオススメはしませんが、カオスな作品を求めている方は本作とかどうでしょうか。

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