ツルゴアXXX

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10 2015

ジェイソン・アーロン&アダム・キューバート他/AVX:アベンジャーズ VS X-MEN VS

AVSVX表紙

『ホープ…この少女を中心に今回の戦いは起きているんだ。
 護衛に囚われすぎたか…やはり寝不足はよくない。
 彼女も大切な要素だ。流れは変わった。
 どうやってか、何故なのかはわからない。
 ただ彼女は可能性ではなく…絶対の策だ』


JUST BRING IT!

全世界をリングに繰り広げられたアベンジャーズとX-MENの死闘の中から選りすぐりの名勝負の数々がここに集結!
アイアンマン対マグニートー、キャプテン・アメリカ対ガンビット、シング対コロッサス……
かつて例のない無制限一本勝負のゴングが鳴る!
AVXの物語を補完するウェブコミックスも収録した超娯楽編、いざ試合開始!


◆収録作品

2012年06月:AVX: Vs #1
2012年06月:Avengers vs. X-Men: Infinite #1
2012年07月:AVX: Vs #2
2012年08月:AVX: Vs #3
2012年08月:Avengers vs. X-Men: Infinite #6
2012年09月:AVX: Vs #4
2012年10月:AVX: Vs #5
2012年10月:Avengers vs. X-Men: Infinite #10
2012年12月:AVX: Vs #6


◆関連作品過去記事
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.1】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.2】
【X-MEN:セカンド・カミングVol.1】
【X-MEN:セカンド・カミングVol.2】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND1】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND2】

◆BATTLE OF THE [HALF] CENTURY!
セクシーなキャップ
ボロボロコスのキャップめっちゃカッコ良くない……?
もう常にコスが裂けてればいいのに←(?)

アベンジャーズとX-MENが衝突してしまうというクロスオーバー作品『AVX』の姉妹編であるタイイン、『AVX:VS』が邦訳!
ぶっちゃけ本編は個々の戦いの描写が少なく、2巻以降はフェニックスの力を手にしたサイクロップス、ネイモア、コロッサス、エマ、イリアナとの戦闘がメインになって『アベンジャーズVSX-MEN』というにはどこか物足りなさもあったんですよね。

その物足りなさを払拭する勢いでバトル描写に特化したのが本作『AVX:VS』!!
アベンジャーズとX-MEN、バラエティ豊かな対戦カードが組まれており、その数はなんと19戦。

磁力を操る相手に様々な策を練って戦う姿が楽しめるアイアンマンVSマグニートー戦。
パワーファイター同士のぶつかり合いであるシングVSコロッサス戦。
ハイパーセンスで戦う常人とテレパス持ちの戦いが拝めるデアデビルVSサイロック戦。
「雷神サマも赤ちゃんプレイに興味あるんじゃない?」と煽るシーンが強烈なソーVSエマ戦。
今回の対立が原因で離婚することになるクッソ重い展開のブラックパンサーVSストームの夫婦バトルと、この他にも注目の組み合わせが目白押しです。

あと、なぜか「AvX FUN FACT(AvX豆知識)」なるキャプションが本作には戦闘シーンの合間にちょいちょい挿入されるのですが、そのどれもが基本的におふざけ気味な内容であるため、シリアスなエピソードのはずのAVXが本作に限ってはどこかギャグチックになっているのも特徴的。
何故フェニックスを巡る物語という本編のシリアス展開の脇でふざけ気味なのかは本気でよく分からないけれども、正直言うとちょっと吹くことは多かった。

キャップに叱られるとガチで凹む
今その情報いる?

◆感想
個人的にアメコミの戦闘シーンは複数のヒーローが入り乱れて大ゴマでひとまとめにされている絵よりも個々でぶつかり合ってる絵の方が好きなんで、「そうそうこういう戦闘シーンが見たかったんだよ!」という気持ちになれた作品でした。
反面話の内容がビックリするぐらい薄い!薄味!

いやホントに話の内容が薄いんですよ!商品紹介にもあるようにとにかく娯楽作としての方向を追求してるんでしょうね。
本編でキチンと描写しなかった1対1のバトルをこれでもかと詰め込んだ作品なんで、全編通して純粋にバトルシーンだけが楽しめるという作りになってます。
深く考えず読み、ヒーロー同士のバトルをただただ堪能する、そんな一冊。
アダム・キューバートとかスティーブ・マクニーヴンとかレイニル・ユーとか好きなアーティストが揃っていたんで、普段はストーリー重視派な僕ですがこと本作に限っては『絵を楽しむ』という方向で読み進めてました。
ストーリーを重視したいのであればAVX全2巻と並行して読むのが当然一番なんですが、ここまで単純めいた話だと案外本編に手を出さず本作だけ読むという選択も普通にアリかもしれない。

キャップとサイクの口喧嘩
っていうかやっぱ本作バトル漫画というかギャグ漫画寄りかも

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