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18 2012

Kids Return キッズ・リターン

キッズリターンKids Return キッズ・リターン
1996年【日】


高校時代の同級生だったシンジとマサルは、ある日、偶然再会し、バカなことばかりにエネルギーを費やしていた昔のことを想い返した。
18歳の秋、シンジとマサルはいつもつるんで行動し、学校をサボってはやりたいことだけを楽しむ毎日を送っていた。ある夜、ヤクザに絡まれたシンジとマサルは、それを咎めた組長の迫力に素直に感動を覚える。そんな頃、以前にカツアゲした高校生が助っ人に呼んだボクサーにのされてしまったマサルは、自尊心をひどく傷つけられ、自分もボクシングを始めるのだった。
酒もタバコもすっぱりやめたマサルは、毎日ジムに通って練習に励んだ。そんなマサルに連れられてジムを訪れたシンジも、なりゆきからジムに入門することになった。ところが、遊び半分の初めてのスパーリングで、マサルに鮮やかなカウンターを浴びせたシンジは、筋の良さをジムの会長に認められ、本格的にプロを目指すことになる。面白くないマサルはジムをやめ、あの時出会った組長のもと、ヤクザの世界に足を踏み入れてしまった。
マサルは学校にも来なくなり、シンジは気まずい思いを抱いたまま、互いに顔を合わせることもなくなって、それぞれの日々が過ぎていった……

***

「俺たちもう、終わっちゃったのかな?」
「バカヤロウ! まだはじまっちゃいねぇよ!」

有名すぎるこの名セリフの元ネタとなっている、北野映画の名作。

メインとなる落ちこぼれの高校生、マサルとシンジを主軸に、若者の乾いた雰囲気の人生を描写していく作品となっています。
希望に満ち溢れまくっている青春映画とは違い、社会に出て過酷な現実に打ちのめされていく様が描かれるため、ある種実にリアル
あの頃のどうにもならないもどかしい感情を思い起こさせてくれる素晴らしい作品でした。
久石譲によるBGMも最高。

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