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14 2013

アンストッパブル

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【原題】Unstoppable 2010年【米】


2001年5月にアメリカのオハイオ州で発生した、有毒物質を積載した貨物列車の暴走事故、通称『CSX8888号暴走事故』を基に制作された手に汗握る一作。

主人公は勤続28年のベテラン機関士フランク・バーンズと、職務経験がわずか4か月の新米車掌ウィル・コルソンの二人。
しかし、フランクは会社から強制的な早期退職を言い渡されており、かたやウィルは鉄道一家出身ということもあって会社に優遇されていると周囲に思われており、二人の間にはぎこちない雰囲気が漂っていた。
加えて『旧式機関車1206号』に乗り込むこの二人は、プライベートでも問題を抱えている。
そんな最中、操車場ではある運転士のミスが原因で、有毒物質とティーゼル燃料を大量に積んだ貨物列車『777号』が無人のまま暴走を始めてしまっていた。
全長約800メートル、39両の大編成であるこの貨物列車777号はコンピュータ制御も利かない状態。
情報を耳にしたフランクとウィルは一つの町を壊滅させるミサイルのような威力を秘めたこの列車を止めるため、自らの命を懸けた様々な手段で777号の阻止を図る!

様々な判断ミスが重なった結果、多くの命を奪いかねない大事件に発展してしまうというリアルな恐怖がテーマとなっており、手におえない程の規模となった暴走列車を喰い止めるためにフランクとウィルを中心に多くの人物があの手この手の作戦を用いる描写は常に時間との勝負になっているため、最初から最後まで手に汗握る非常にスリリングなストーリーとなっていました。

実話がベースとなっているためか、アクション映画と言っても過剰なまでに派手な演出はありません。そこがまたストーリーにのめり込んでしまう要素になっている感じ。
展開される人間ドラマもあくまで話を盛り上げるスパイス程度に留まっており、主張しすぎていない点も良い。
まさに新入社員といった感じの生意気な態度を取りまくるウィルが、終盤になるにつれ男らしく成長していく姿は最高!
最後まで緊迫感に溢れている良質なパニック・アクション映画でした。

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