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23 2013

激突!

2013y10m23d_152319973.png激突!
【原題】Duel 1971年【米】


リチャード・マシスンの短編小説『激突!』を映像化したテレビ映画であり、当時25歳だったスティーブン・スピルバーグ監督の名を世界に知らしめることになった作品。

セールスマンのデイヴィッド・マンが借金取り立ての為に車でカルフォルニアで向かう途中、のろのろと走っている1台の妙な大型トレーラーに遭遇。
道を阻み続ける相手のドライバーに腹を立てたデイヴィッドは、急ぐあまりにトレーラーを追い越してしまう。
するとその直後、トレーラーはディヴィッドの命を狙って執拗に追跡を始めたのだった!

…というのが大体のあらすじであり、本作は謎の大型トレーラーに追い回され続けるという謎の恐怖手に汗握る緊張感を描く、ロードレイジを題材にした一作となっています。
得体の知れないトレーラーのドライバーの顔は一切映されず、まるで“怪物のような何か”に襲われているかのような演出が恐怖感を倍増させており、非常にシンプルなストーリーと設定でありながら、迫力のあるカメラアクションと全編通して失速することのないスピード感溢れる演出を堪能することが出来ます。
本作『激突!』はもう40年以上も前の映画ではありますが、古さを全く感じさせない、未だ色褪せることの無い名作です。超おススメ!

ちなみにDVD映像特典のスピルバーグのインタビューによると、このドライバーには『各州で同様の手口で人の命を狙う殺人トラック運転手』という設定があり、フロントバンパーに付けてある各州数枚のナンバープレートは自分が犯行時に付けていた州ごとのナンバーなのだとか。

これまた余談ですが、本作の革新的な演出は様々な作品でよくパロディ・オマージュされているので、本作を見ておくと「あのシーンの元ネタはこれだったのか!」と気付くことが出来るかも。
(例:映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で老夫婦に助けを求めるシーンをオマージュ、
映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』でラストシーンをパロディ化、
漫画『ジョジョの奇妙な冒険第3部』の運命の車輪というエピソードで前半部分を丸々パロディ化など)


   
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