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05 2014

アナと雪の女王

アナと雪の女王予告編アナと雪の女王
【原題】Frozen 2013年【米】


運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹エルサとアナ──触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ姉エルサは、意志に反して真夏の王国を冬に変えてしまう。
“雪の女王”となった姉と王国を救うため、妹アナは山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出る。
アナの思いは凍った心をとかし、凍った世界を救うことができるのか?
すべての鍵を握るのは、“真実の愛”……

アンデルセンの童話『雪の女王』がベースとなっている(といってもストーリーと設定は完全オリジナルなため『原案』扱い)ディズニーの3DCG映画であり、一世風靡した話題作。
日本でも2014年に公開され、挿入歌のレット・イット・ゴー(邦題:ありのままで)が流行語にまでなりました。
あまりにもあっちこっちで話題に挙がる作品だったので、『魔法を使うほうがアナだと長い間だと勘違いしていた』自分もようやく鑑賞。

話の展開は分かりやすさを再優先しているのか(子供も楽しめるようにというのもあるから当然なんだけど)とにかくベタでご都合主義的なノリが強く、自分の中で大分ハードルを上げすぎていたのか少し肩透かし。しかしそれを補って余りあるほどに演出が素晴らしい!

レット・イット・ゴー含め耳に残る挿入歌の数々、美しい氷と雪の風景、ぱっと見は狂言回しをこなしつつも、実は「真実の愛」という作品テーマに大きく関わっている雪だるま・オラフの存在、ディズニーのプリンセス物でありながらあえて王子様との恋愛から脱却した展開などなど、数え上げるとキリがない。

また原作となった『雪の女王』の要素も、本作の根っこの部分ではしっかりと継承されています。
氷の刺に刺されて心を閉ざし、雪の女王に連れ去られた少年カイを、幼馴染の少女ゲルダが救い出すために冒険に出るというのが原作のストーリー。
アナ雪ではこの少年カイの役割をアナとエルサに分担。「心を閉ざす」役はエルサに、「氷に刺される」役はアナが担っております。
原作の物語を現代的に上手く翻案し、家族愛を強調したストーリーに持っていった脚本家のジェニファー・リーとシェーン・モリスの再構成力は見事という他ない。

ホント良質なディズニー映画でした。展開こそ王道だけど、話の盛り上げ方はさすがディズニーというレベルだし安心して見られる。
そりゃ世界中で大ヒットするわ!
【アナと雪の女王 隠しネタ】

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