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15 2015

マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル

マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル予告編スクールオブミュージカル
【原題】Nativity! 2009年【英】


かつて俳優を目指していた小学校教師のポール。彼が務める小学校では、毎年キリスト生誕祭の日に、ライバル校と演劇で対戦するのが恒例行事だった。
ある年、その演劇を指導することになった彼は、旧友であるライバル校の教員に別れた彼女のことを聞かれ、思わず「今も交際は順調で、彼女はハリウッドのプロデューサーになった」と嘘をついてしまう。その小さな嘘は次第に大きくなり、いつの間にか誰もが「ハリウッドの人たちが演劇を観に来る」と勘違い。
ポールは今さら真実を言うこともできず、そのまま児童たちと一緒に演劇を作ることになるのだが……

***

人気海外ドラマ『シャーロック』でジョン・H・ワトソン役を演じた事でブレイクしたマーティン・フリーマンの主演作。
日本では未公開の作品ながら、国内外問わずマーティン・フリーマンのファンの間では評価が高い作品ということでDVD化のリクエストが多く、2014年6月6日にようやく日本語版のDVDがリリースされたという経緯を持つ作品です。
(厳密には日本語版DVD発売記念としてシネマート新宿で短期上映はされました

かつて演技の道で挫折し教師の道を歩むも、子供達のクリスマスのキリスト生誕劇をプロデュースする事になってしまう主人公ポール。
本人は全く乗り気じゃないんだけれども、校長の計らいでポピーという助手を付けられてしまう。しかし、ポピーは良くも悪くも子供のような性格の人物だったせいでポールの計画は思うように進まない。
極めつけはポールが学生時代の友人に「ハリウッドの映画部門の人間もやってくる」という見栄をはった嘘!この嘘は発言を真面目に受け取ってしまったポピーのおかげで町中に広まってしまい、すっかり人々の期待を背負う羽目になってしまうのだった!……というハチャメチャな展開。

この映画、マーティン・フリーマンを筆頭に役者全員が自然体な演技を見せていて、それが温かみがありコミカルなストーリー展開と非常にマッチしていて本当に見ていて楽しい作品でした。舞台に立つ子供たちもそれぞれキャラが立っていて、愛嬌がありほっこりする。
というか本作には実は台本がなく、そのほとんどが即興で作られているのだとか。
それでここまでの作品に仕上がるとは驚き。役者と監督の力量には唸らされます。
ラストの子供たちのミュージカルも、キリスト生誕を元にしながらポップで歌詞が小粋な曲ばかりで面白い!
クリスマス映画を求めている方には是非オススメしたい一作です。

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