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20 2014

ブライアン・マイケル・ベンディス&スチュアート・インモネン/ニューアベンジャーズ:パワーロス

ニューアベパワーロス表紙

DARK REIGN PASSED

己に取り憑く悪魔ドーマムゥの本性を剥き出しにしてDr.ストレンジを襲ったフッドは、ニューアベンジャーズ、ヘルストーム、ブラザー・ブードゥーの助力で退けられた。

強敵との戦いを乗り越えた一同ではあったが、ノーマン・オズボーン率いるダークアベンジャーズとの対立は、未だ予断を許さず、さらには一度は倒れたフッドも再起の機会を狙っていた。

ニューアベンジャーズ、ダークアベンジャーズ、フッド一味。三すくみの緊迫した状況で見え隠れするロキの姿。

物語は波乱を含んで来るべき決戦の時へと加速していく。

クロスオーバー大作『シージ』に至る注目作、ここに登場!


◆収録作品

2009年09月:New Avengers #55
2009年10月:New Avengers #56
2009年11月:New Avengers #57
2009年12月:New Avengers #58
2010年01月:New Avengers #59
2010年02月:New Avengers #60


◆関連作品過去記事
【ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト】
【ニューアベンジャーズ:セントリー】
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【ニューアベンジャーズ:コレクティブ】
【シビル・ウォー】
【ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー】
【デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム&バーデン・オブ・ドリーム】
【ニューアベンジャーズ:レボリューション】
【マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ】
【ワールド・ウォー・ハルク】
【ニューアベンジャーズ:トラスト】
【マイティ・アベンジャーズ:ベノム・ボム】
【シークレット・インベージョン】
【ニューアベンジャーズ:シークレット・インベージョン】
【マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョン】
【ダークアベンジャーズ:アセンブル】
【ニューアベンジャーズ:ダークレイン】
【ダークアベンジャーズ:モレキュールマン】

◆ONE MORE TO GO
イラッとするバッキー
アベンジャーズの面々に自分の隠れ家を提供してあげたはいいものの、
彼らの生活態度の悪さに思わずイラッとするキャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)

ニューアベンジャーズシリーズもついに9巻目!(原書TPBだと12巻目)
現在邦訳されているニューアベンジャーズ第1シリーズは全64話のシリーズなのですが、この邦訳でついに60話目まで到達。
いよいよ最終回が近づいてきたわけで、ストーリーも最後の盛り上がりに向けて一気に突き進む!……かと思いきや、本巻では一旦ルーク・ケイジとフッド一味にスポットを当てたエピソードが展開されることに。
ここであえて少し脇道に逸れるあたりがなんとも堪らない。まあこの後クロスオーバーの『シージ』をやるわけですし、ニューアベンジャーズ誌内で今大事件を展開させるのはアレですよね。

本書内で起こる事件はタイトルに『パワーロス』とある通り、「ヒーロー達がスーパーパワーを失って大ピンチ!」という内容。
前巻『ニューアベンジャーズ:ダークレイン』でMs.マーベルがフッド一味を一網打尽にするために持ち込むも速攻で破壊されてしまったスターク製の能力吸収装置がヴィランのDr.ジョナス・ハロウによって回収&修復され、逆にこちらが使用されてしまう羽目に!
なんかニューアベンジャーズのストーリーではこういうチートアイテムがさらっと登場するから恐ろしいわ!

おかげでアベンジャーズの面々は一山いくらなB級ヴィラン達にボコボコに。
事態の収拾に現れたダークアベンジャーズすら能力吸収装置の前には手も足も出ないのでした。

心臓発作を起こして倒れ、自前の硬化した皮膚のせいで外科手術すら受けられなくなったルーク・ケイジ。
前巻で能力を失うも、ロキと落ち合って新たな魔の力を手にするフッドことパーカー・ロビンス。
ノーマン・オズボーンに取引を持ちかけるDr.ジョナス・ハロウ。
基本的に大型クロスオーバー『シージ』に向けた準備回ともとれるエピソード群って感じかな今回は。

ちなみに本巻、マーベルのマイナーキャラがちょくちょく顔を見せに登場しまくる巻でもあります。
ミスティ・ナイトヘルキャットとかこれまでの邦訳では遠景でしか見たことないぞ……!

セクシーナース「ナイトナース」
なんかこのコマの流れすき

個人的にはこのアニマニアックスのハロー・ナースを思わせるセクシーなマイナーヒロイン『ナイトナース』が印象的でした(過去の邦訳では『ニューアベンジャーズ:トラスト』や『スパイダーマン:エレクション・デイ』にもちらっと登場済)
いやデビューはハロー・ナースよりもよっぽど古い1971年なんですけどね。
【Night Nurse Vol 1】

元々は若き3人のナースの恋愛を描くロマンスコミックのキャラだったのに、いつの間にやら超人専門のミニスカナースに変化していて驚く。彼女に何があったんだろうか。

◆感想
邦訳ニューアベンジャーズシリーズもいよいよ大詰め!
アベンジャーズ、ダークアベンジャーズ、フッド一味という大混戦を描きつつも気持ちコミカルなシーンも多く、賑やかで読んでてて楽しい一冊。
アニメ『ディスクウォーズ:アベンジャーズ』効果で人気急上昇中(誇張)なヴィランチーム『レッキングクルー』が調子こいてる様も存分に堪能できます。

そんなニューアベンジャーズシリーズの邦訳は、第1シリーズの完訳を持って終了するとのこと。
来年1月刊行のクロスオーバー『シージ』と2月発売のタイイン『ダークアベンジャーズ:シージ』を挟み、最終巻『ニューアベンジャーズ:シージ』を3月に出して締めくくられるとか。
2010年5月に邦訳が始まり、途中かなりのインターバルが入りながらもここまで刊行され続けたのは凄いことな気がしますね……
一体どういう感じで『ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト』から長々と続いてきたストーリーが畳まれるのか、今から楽しみです。

シージへの引き

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3 Comments

No Name  

偵察だったり、先陣をきったり、いの一番に登場してはアッサリやられる姿が安定してきたセントリーさん。
強すぎるが故の扱いに泣けてくる。
仕掛けた側のレッキングクルーが「まさか効くとは思わなかった」と驚く様がわずかながらの救い、か?

2014/12/20 (Sat) 22:07 | EDIT | REPLY |   

No Name  

帯裏ではこのまま翻訳はAvXに突き進みそうですね。
でもそうなると、「Fear Itself」が…

2014/12/20 (Sat) 22:52 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>No Nameさん
>帯裏ではこのまま翻訳はAvXに突き進みそうですね。
一気に話が飛びますよねー。当初は『マーベル・ナウ!』直前まで順々に追いかけていくものだと思ってたんで間の話がスルーされるのはちょっと残念。
シージあたりで終わるのはキリがいいっちゃいいんですけどね!
しばらくヴィレッジは単発の邦訳を続けていくのかな?

2014/12/21 (Sun) 09:13 | EDIT | REPLY |   

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