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16 2014

諫山創&ジェラルド・サンドヴァル/ATTACK ON AVENGERS

進撃のアベンジャーズ

「マリア、S.H.I.E.L.D.はやつらの正体がわかっているのか?」
「ハッキリとした情報は何もないの、トニー。
 巨人たちは水中から突然現れて、人々を食べ始めたのよ……
 ちょっと待って、現場からの情報によると……
 タイムズ・スクエアで、スパイダーマンが巨人2匹と戦い始めたようよ」

「よい子のみんな!写真撮影がしたければ、みんなと一緒に列に並んでくれよ!
 オプションで寄付も受け付けるよ!」


アメコミ界の老舗<マーベル・コミックス>と、アメリカでも不動の人気コミックとなった『ATTACK ON TITAN』(進撃の巨人)との最強のコラボレーションが実現。
もしもニューヨークに巨人が現れたら……。


◆Nothing Sacred
マガジンハウスが発行している男性向け雑誌『BRUTUS』
今月号は諫山創先生の大人気コミック『進撃の巨人』特集とのこと。
普段この手の雑誌はあまり読まないのですが、雑誌の企画として『マーベルヒーローと進撃の巨人のコラボコミック』が掲載されるという話を聞き、ぶっちゃけそれを読むためだけに購入しちゃいました。

有名作品ではありますが一応説明。
『進撃の巨人』とは、突如として現れた怪物『巨人』によって絶滅の危機に瀕した人間と巨人との戦いを描くバトル漫画。

絶望と閉塞感に覆われた息苦しい世界観、作中に細やかに張り巡らされた伏線、少年漫画らしい「熱さ」意図的に盛り込まれたシュールなギャグシーンなど様々な要素が絶妙なバランスで合わさっており、新人漫画家の作品でありながら瞬く間に大ヒット、昨年にはTVアニメも放映されました。
主人公のエレンが序盤で死亡するという衝撃シーンには度肝を抜かれた人も多いんじゃないでしょうか(ちゃんと復帰するけど)
現在単行本は14巻まで発売中。ついに世界観の謎に踏み込み、ストーリーもなんと人間同士の争いに発展しております。滅茶苦茶続きが気になる……

このコラボコミックではヒーローがエレン達と協力して巨人と戦ったり、ハンク・ピムがジャイアントマンになってエレン達に駆逐されかけるとかそういう内容ではなく、「もしニューヨークに巨人が現れたら?」というIFストーリーで展開。
この世界もそのうちアース名が設定されたりするんだろうか。
【The Marvel Universe】

シナリオは諫山創先生が担当、そしてアートを手がけるのはGerardo Sandoval(ジェラルド・サンドヴァル)。
ごく最近マーベルでX-MEN系タイトルなどのアートを担当するようになった新進気鋭のアーティストです。
【Gerardo Sandoval/Penciler】

アタックオンアベンジャーズ

登場するヒーローは映画アベンジャーズの面々とスパイダーマン、そして映画ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの方々。
しかし何故かソーだけハブられています。何故だ!?
巨人の方は代表的な超大型巨人、鎧の巨人、女型の巨人など原作にも登場していた面々が顔を見せています。
原作『進撃の巨人』を知っていると「ホント何でお前らがニューヨークに居るの!?」って感じではありますが深く考えてはいけない。
そもそも8ページ程度の短い作品ですからね。

本編はスパイダーマンがウェブスイングで立体機動さながらのアクション(普段からこんな感じだけど)を見せたり、キャプテン・アメリカが何となくで首が弱点であることを見抜くすさまじいカンの良さを披露したり、持ち前のパワーで正面から巨人に立ち向かうハルクが見どころでしょうか。
月並みな表現ですがジェラルド・サンドヴァルの描く戦闘シーンが大迫力の一作でした。
しかし薄々予想はしてたけどあっさりと巨人を駆逐していくなマーベルヒーロー!
大丈夫か!?原作ファンモヤモヤしないか!?

ちなみにこの作品は右綴じの雑誌に合わせて制作されているため、漫画と同じように右から左に読んでいく構成になってます。つい普段のアメコミを読む感覚になってしまうんで、文字が横書きなのにコマを見る順番は漫画と同じなのは妙な気分。
あ、コミックは英語ですけどちゃんと訳文が載ってるページもあるんで気にせず読めますよ!
 
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