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27 2011

FINAL FANTASY 20th ANNIVERSARY ULTIMANIA

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『本』カテゴリーでエントリー作成するの久々かも。

『ファイナルファンタジー 20th アニバーサリーアルティマニア』
これは2008年に、FF20周年を記念して発売された記念本です。
FFⅠ~FFⅩⅡまでの情報を総括し、さらに『キャラクター』、『シナリオ』、『バトル』と3部構成で出版した、
非常にボリュームのある書籍であります。

撲殺凶器になるぞコレ

紹介がナンバリングタイトルに限られてしまってるのが少しさびしいのですが、
それでもかなり満足の行く内容になっていると僕は思います。
とはいえ『広く浅く』な感じはぬぐえないのですが。

FF1などの古い作品は何度もリメイクが行われており、
その際オリジナルから変更(例:キャラの外見、セリフ変更)されていたりするのですが、
初出も紹介した上で、しっかり変更点も取り扱っているのがポイント高いです。

資料的な面が大きい本ですのでシナリオ編やバトル編を読んでも攻略情報は得られませんが、
暇つぶしにだらだら読むのに最適な一冊。


File1:キャラクター編

各FFに登場するキャラクター、そして人物相関図、
さらに天野喜孝さんへのインタビューやちょっとしたコラムを収録した第1巻。
収録されている『FFⅧムービーコンテ』は初収録なのもあり必見。

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メインキャラクターは2ページを使用しての紹介です。
画像はFFⅡの主人公、フリオニール

画像には写ってませんが右ページには名セリフも少し紹介されています。
しかし「いいじゃないか!ただ だし」「……ゴクッ……」の迷セリフが真っ先に紹介されているあたり、
ややネタ優先な紹介。

(細かい点ですが本書では「いいじゃないか!ただ だし」と原文ママではなく
 カタカナや漢字を用いて読みやすく変換されて紹介されています)

FF2は特にネタ扱いされているセリフが多いモンですからそれに応えた形なんでしょうか。
というか他にも有名ネタはしっかり紹介されています。

「ル…パ…ガミ…ド?」(FFⅠルフェイン人)
「ウボァー」(FFⅡ皇帝)
「いいですとも!」(FFⅣゴルベーザ)
「カメェェェッー!」(FFⅤエクスデス)
「たわごとなど、ききたくない
 わ!」(FFⅥバルガス 滑稽な改行がネタにされている)
などなどファンの間でネタにされているセリフなどはスクショやセリフのピックアップでさりげなく収録。
ニヤニヤできます。

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脇役は1ページに数名記載しての紹介。

110226_233907_convert_20110226234902.jpg細けぇ!!
名前があるだけで殆どストーリーに絡まない脇役はさらに詰め込んで紹介。

サブキャラの紹介やセリフを読んでいると
「ああ、こんなイベントもあったなぁ」と懐古することもできて良い感じ。
ただ情報によるとFFⅩⅠのキャラクターはネタバレ回避のために露骨に説明不足だとか。
現在進行形で展開しているネトゲだから仕方ないのでしょうが。

コアなファンは1キャラのテキスト量に少し物足りなさを感じる内容かもしれませんが、
思い出に浸る必要最低限の情報はしっかりまとめられていると思います。
膨大な数のキャラクターを紹介しているのもあって500ページ越えの大ボリューム。
まあアルティマニアはいつもこんな感じに分厚いですけど。


File2:シナリオ編
各FFの世界観や用語解説、そしてストーリーの全プレイバックが収録された第2巻。
ストーリープレイバックは簡潔なあらすじではありますがエンディングまでまとめられてるので、
(エンディングは一部シーンのスクショのみなのでややボカし気味)
未プレイの作品でも大体の話の流れは分かってしまいます。

FFⅩⅡなんて本書の発売から数えて確かに2年は経ちましたが全部ネタバレ。
思い切ったことするなぁと感じました。

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ロケーションガイドと銘打ち地域の解説。
まさにFFるるぶ。

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最終決戦の様相までダイジェストで紹介。
未プレイでもどんな作品だったのか理解できちゃいます。

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特に人気の名シーンは会話文でまとめられています。

ゲームに深くかかわった時田貴司さん、直良有祐さん、野島一成さんのインタビューも収録された
ネタバレ注意な一冊。
僕はもう未プレイのFF作品は『今更購入してプレイしないだろう』と思い気にせず読んだのですが、
少しもったいないことしたかなぁ~…とも感じた本書。
また、アルティマニアの存在するFFはそちらのほうが詳しく世界観や用語が解説されています。
それでも過去作FFを理解するのには充分な内容です。


File3:バトル編

『キャラクター編』の予告では『バトル スペシャル編(仮)』
『シナリオ編』の予告では『バトル/エクストラ編(仮)』と、
戦闘関連以外の『何か』を収録しそうに煽っていたのですが、
結果、『バトル編』のタイトルで発売。内容も戦闘周りに絞られ、
何か紆余曲折あったのか勘ぐってしまう第3巻。

それでも戦闘システム、魔法、召還獣、アイテム、
ある意味メインとも言えるモンスター紹介が収録され、
個人的に一番好きな巻であります。
コイツを一番待ち望んでた…!
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PSPリメイク版と並べての紹介。
イビルアイの画像が差し替え前の『ビホルダー』になっている点に注目したい。
【ビホルダー問題 参考リンク】

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比較には最新リメイクを用いており、GBA版などの過去リメイクの画像は掲載されていないため、
(GBA版にしか登場しない場合は掲載)
あのダサいポーズの皇帝が見られないのはやや残念。
ウボァー微妙な立ち絵

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また、
何故かゼロムス最終形態やアルティミシア最終形態の紹介がなされていないのが気になります。
(未プレイのFFもあるので見落としているかもしれませんが)

なんでだろう…スペースの都合?

モンスターに割いているスペースはかなり小さいですが
各ナンバリングのモンスターを網羅しているその内容は圧巻。
バトルシステムや幻獣紹介より目を通していて楽しいです。
ただ攻略本やアルティマニアに載っていたモンスター自身の設定解説が皆無なのは残念。
一行でも良いから設定の解説も入れて欲しかったです。
(一部モンスターには行動パターンの解説アリ)


20周年記念の名にふさわしいFFの資料集とも言うべき本書。
FFファンなら絶対手元に置いておくべきではないでしょうか。

それでも個人的にはもっとディープなネタの紹介も欲しかったのですが。
アルティミシア最終形態の「わたしはアルティミシア」というセリフは
ネオエクスデス戦のオマージュであるとか
過去Vジャンプで紹介されたFF6の没イベントとか。

もっと欲を言えば派生タイトルをまとめたアルティマニアも出して欲しいですけどね。
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