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21 2013

saniP【アニマスウソシリーズ】

【『アニマスウソシリーズ』以外のsaniP作品紹介はこちら】

アニマスウソ0話【美希変】


学校では「干し芋」と呼ばれ、ひどいいじめを受けている地味で暗い少女・星井美希。
彼女の密かな楽しみは高架下でこっそり歌を唄う事だったのだが、クラスの男子に見つかり襲われかけたショックでその楽しみすら奪われてしまう。
美希はとうとうリストカットを行い自殺を図るのだが、すぐに家族に発見されたことでかろうじて助かり、今居る場所を離れて遠い場所…東京で変わることを決心する。
髪を染め、派手なファッションに身を包み、颯爽と街を歩く美希。
そんな彼女は765プロにスカウトされ、アイドルとしての道を歩むことになる。


アニメ『アイドルマスター』の前日譚や合間のエピソードを描く『アニマスウソシリーズ』
タイトルに「ウソ」とあるように捏造設定が多く、さらにキャラ解釈とその設定はかなり独特なものになっているのですが、ストーリー展開が非常に巧みで面白いシリーズなので、一度嵌ると抜け出せない作品です。

この『美希変』での美希は本当の自分を押し隠し、影で努力をして天才キャラを「演じている」というのが泣ける一作。
美希の理解者として描かれるりっちゃんの姿も良い!


ちなみにこのシリーズは上記の『アニM@Sウソ1話』が一作目にあたると思われるのですが、こちらは終始カオスなギャグ作品となっています。

アニマスウソ2X話【亜美真美変】


アイドルとして売れ始めてきたのに比例して、学校の成績が落ちてきたことを親御さんに心配され始めてきた春香、亜美、真美。
律子は教養を得る事の大切さを説くのだが、春香には通じても亜美と真美はいまいち呑み込めていない様子。
その一方で、毎日毎日歌の練習に打ち込む千早。
そんな日々の努力が実り、千早は「ウイーンボーカルフェス」の参加が決定する。


千早の努力が実った光景を見て、亜美と真美が「努力することの大切さ」を学ぶというお話。
アニマスウソ0話【ダブルユキポ】


暴走族の頭を張っていた雪歩。
彼女は敵対する族の頭と一対一のレースに汚い手を使って勝利するのだが、その時偶然にも彼女に雷が落ち、重傷を負ってしまう。
そのショックで雪歩の性格は気弱で後ろ向きな性格になってしまい…


『anipafe 2』参加作品。
雪歩のあの性格は事故によるものだったということが判明する衝撃的な一作。
デビューに至る経緯がまた面白いお話です。
アニマスウソ0話【ζ*'ヮ')ζこんなものがくえるか】


席が近いとある男子生徒に「おかずを分けてやる」とタッパーを手渡されるやよい。
しかしその中にはダンゴムシがみっちり詰まっていた!
「生き物をおもちゃにするなんて許せない!」と憤るやよい。
その男子は「今度は芋虫炒めを持ってきてやる」とおちゃらけながら返してきたため、やよいは芋虫の無事をかけて、持久走での勝負を挑む。
ルールは速さではなく倒れるまでの距離。
果たして勝負の行方は…?


これ好きな女子についイタズラしてしまうパターンのヤツや!
やよいの明るくて優しい性格が魅力的に描かれている心暖まる一作です。
アニマスウソ0.5話【初めてのやよいおり】


いちごのショートケーキがゴミ箱に捨てられているのを発見したやよい。
なんでも伊織が「口に合わなかったから捨てた」との事らしい。
食べ物を大切にしない伊織に怒るやよいだったが、伊織は何も言わず帰ってしまう。
しかしその後、やよいは小鳥から「あのケーキは傷んでいたのよ」という事実を聞き、さっきの暴言を謝るために伊織を追いかけることにするのであった。


性格や境遇が色々と対照的なやよいと伊織の距離がいかに縮まったのかを描く一作。
凄く綺麗で良いお話なのでやよいおりスキーな人は必見。
アニマスウソ0話【貴音&P変】


765プロのPは仕事の途中、道端で行き倒れている銀髪の少女・四条貴音に出会う。
食事を奢ってやり、身の上を尋ねてみてもその素性はイマイチはっきりしない。
高木社長はそんな彼女の才能を見出し、住むところを与えて765プロで預かることにするのであった。

それからしばらくしたある日、亜美と真美から貴音が帰宅途中に消えたとの話を聞き、Pは様子見がてら貴音の住むアパートを訪ねてみるのだが、なんと彼女の部屋は空室になっていた。
不動産屋に確認するもそんな人物はそもそも入居していないと突っぱねられてしまう。
次の日、結局高木社長とも連絡が取れないまま、とりあえずPは765プロに出社するのだが…


不思議な雰囲気を纏っている少女・四条貴音とPの出会いを描く一作。
貴音のアイキャッチや、ラストシーンの演出など思わず唸ってしまう要素が多い一押しの作品。
どんがらアイドル始めます【アニマスウソ0話】


学校では周囲の人間が避けて回る「ナイフ女」として恐れられている春香。
とうとう校長室に呼び出しを喰らうのだが、話を最後まで聞く前に勝手に学校を飛び出す。
そんな帰り道、春香はとあるレッスン場で歌を歌っている少女の姿を見かける。
次の日彼女はアイドル事務所の門戸を叩くのだが、ナイフの扱い以外特にこれといった売りの無い彼女はやんわりと追い返されてしまうのだった。
そして、春香は自分を変える決心をする。


すれた性格のヤンキー少女がアイドルを目指すというお話。
千早の姿を見て春香が小さい頃の夢を思い出すという展開であり、千早が春香を引っ張る役になっているのが良い。
亜美真美765行くかも【アニマスウソ0話】表


真美が自分のお金で買ったというお気に入りの服を、彼女が留守の隙にこっそり着て出かける亜美。
その道中、亜美は公園で風船を木に引っ掛けてしまい泣いている男の子を見つける。
亜美は木を上ってその風船を取ってやるのだが、うっかり真美の服を枝に引っ掛けて破いてしまう。
帰宅後、亜美は真美に対して服を破いてしまったことを素直に謝るのだが、真美は亜美を自分の部屋から追い出し「亜美なんかいなくなればいい」と独り言を言いながら寝てしまうのだった。
しばらくして、真美が目を覚ますと家から亜美の部屋が無くなっており…?


双子のいでんち DNA【アニマスウソ0話】裏


真美の大事にしている服を破ってしまった亜美。
真美に素直に謝りに行くのだが、聞く耳を持ってくれず部屋から追い出される。
その直後、亜美は真美の「亜美なんて真美のクローンなんだよ」という独り言を聞いてしまう。
単に衝動的に口を付いて出た真美の冗談にすぎなかったのだが、亜美はその発言が引っかかってしまい、真美が寝ているのを確認してこっそり彼女の髪の毛と自分の髪の毛を持ち寄り、父親の知り合いの遺伝子工学の先生の元を訪れる。
そしてDNA検査を行ってもらったところ、「同一人物」という結果が出てしまうのであった。


表は亜美真美が765に入る前のお話で、真美が主人公。
亜美と真美の姉妹愛に重点を置いた心温まる一作。
そして裏は亜美真美が765に入ってからのお話で、亜美が主人公となっています。
こちらは亜美と真美がアイドル業界でやっていくために、双子というアドバンテージを生かした戦略を練るという二人の狡猾な性格が描かれる内容。
二作品にストーリー的な繋がりはありませんが、とりあえず『表』を見た後にちょっと毒のある『裏』を観ていくのがおススメ。
【伊織】「バカッ」アニマスウソ0話


その自負心と統率力、カリスマ性と容姿から内に秘めた才能を見出され、水瀬家に引き取られた孤児の伊織。
それから伊織は毎日、義母に厳しい英才教育を施される。
常に完璧を求められる伊織は、叱責を受けながらも少しずつ水瀬家の跡取りとして成長していくのであった。


『第七次ウソm@s祭り』投稿作品。
伊織が孤児というのはこれまた思い切った設定。
加えて二次創作でもあまり描かれない伊織の母親を描くストーリーとなっています。

作中での母親の設定は下記の記事を参照。
【【伊織】「バカッ」アニマスウソ0話 描きました】

少し悲しいお話なんですが、BGMに『【仏具で】てってってー【演奏してみた】』を使う場面があったせいで思わず吹き出してしまったのは内緒。


激おこ【千早】アニマスウソ0話


弟の優を失ったことをいまだに引きずり、部屋に篭りっぱなしの千早。
母親の千種は心配して様子を頻繁に見てくれていたのだが、反抗的な態度を取り続ける千早に対してとうとう怒りを爆発させた。
「こう見えても私、昔はちょっと張ってたんだよ。中途半端にぐれないでくれる?」
母親の一言に対して怒りを燃やした千早は発奮し、突如筋力トレーニングに打ち込みだす。
そして見事、完璧な身体を作り出した千早は母親に勝負を挑むのだが…


765プロアイドルの中では唯一公式で家族絡みのエピソードが密に描かれている千早。
そんな彼女のエピソードをどうアレンジしていくのか想像しにくかったのですが…こうきたか!
序盤は公式順序の設定に沿って進んでいくのですが、途中から千種さんの驚きの過去が判明し、そこから何故かバトル漫画のような熱いストーリーが展開
千早のキャラ的に暗いエピソードになるのかと思いきや、かなりスカッとする一編でした。
作中の千種さんの竹を割ったような性格はなかなか爽快。
アニマスウソ0話【小鳥変】


さかのぼる事十年前。
音無小鳥はプロデューサーと一緒にアイドル活動に勤しんでいたが、あがりやすい性格の為に失敗が多く、なかなか芽が出ないでいた。
そんなある時、プロデューサーから気分転換にと、サスペンスドラマの撮影の手伝いに参加する事になった小鳥。
だが現場での作業中に、プロデューサーが忽然と姿を消してしまう。


「小鳥さんは何故765プロで事務員をしているのか?」その理由を描きつつ、小鳥さんが妄想好きになってしまった原因も明かされるエピソード。
作中に登場する小鳥さんのプロデューサーの外見が明らかに赤羽根Pなんですが、『ウソ0話【貴音&P変】』に登場したPと関係のある人物なのかどうかは(作中ではきっぱり否定されているのですが)不明。
※あくまで「偶然似た人が現れた。事実は小説より奇なり」とのこと。

【おまけとして登場人物全員が全裸になっている『脱衣版』も投稿。どうかしてるぜ!】

アニマスウソ0話【あずさ変】


初めて出来た彼氏とハイキングデートを楽しむあずさ。
しかし登山道の霧が思った以上に濃くなり、あずさは足を滑らせ崖から落ちてしまう。
その後あずさは一人捜索隊に救出されるのだが、彼女と一緒に居たはずの彼氏は見つからなかった。
…なぜなら、「最初からそんな人物は存在しなかった」からである。


あずささんがアイドル活動をしているのは「運命の人に自分を見つけてもらう」ためでありますが、この公式設定を本作ではやや捻った形で解釈
少し不思議なストーリー展開を見せてくれます。
saniPが描くSF交じりの作品は特に面白いと思う。
アニマスウソ0話【まこと変】


元々は女の子らしい性格だった真。
ある日、父の真一に「自分のエキシビジョンレースを見に来てほしい」と言われ、渋々観戦しにいく真。
しかしそこで彼女は父が事故に遭う現場を目撃してしまうのであった。
「父が死んだ」という報告を受けた真は、その悲しみを振り払うために空手に打ち込み始めるのだが…


真が男らしい性格になってしまった原因を描く手書き作品。
原作では真の父である真一が幼少期から話し言葉やカート、格闘技のスキルなどを徹底的に教育したためにああなってしまったのですが、この作品では『つい最近まで真は女らしかった』という設定に改変。
真が男らしくなったのは前述のあらすじに書いたように父の死が原因となっているのですが、そのオチはというと…
ややもすると正史以上に真一がヒドく見える一作かも。
アニマスウソ0話【律子変】


歌の才能を見出され、友人が所属しているバンドのボーカルに誘われた律子。
あまり気乗りはしなかったが、ライブが始まると内に秘めていた『熱さ』が解放され、勢いのある歌声を披露するのであった。


律子の事務所入りの経緯を描く手書き作品であり、実は律子は「熱い」性格という独自解釈が新鮮な一篇。
ライブで歌い終わった時には興奮しすぎて、軽く「イってしまう」というインパクト大な1シーンもあり。
また、アニマスで登場した律子の熱烈ファンでる『プチピーマン』が、かなり意外な役どころで登場します。
…と思ったら、つい最近一部が公式設定だったことが判明。ビックリ。


アニマスウソ0話【響変】


故郷の皆に見送られ、上京し765プロでトップアイドルを目指し始めた響。
しかしダンスレッスンでトレーナーから厳しい言葉を浴びせられ、完璧だと思っていた自分の自信を失いかけてしまうのであった。


アニマスウソ0話シリーズ完結!
トリを飾るのは我那覇響。
これまで何かしら設定に一捻り加えて新しいアイドル達の姿を描いてきた本シリーズですが、この響編は改変設定は作られず、思いのほか王道で綺麗なストーリーを見せてくれます。
ラストシーンはウソ0話シリーズの〆に相応しいカットだと思いました。
アニマスウソ後日譚【あずさ&P変】


あずさをプロデュースしていた頃の夢を見たP。
夢の中で過去の失敗を消す行動を選択をしたところ、なんとその行動が現実世界に影響を与えるようになってしまっていた!
次の日にPが見た夢は事務所で仕事をする夢。
そこに突然酔っぱらった小鳥が現れPに抱きついてくるのだが、彼の取った行動は…


響変で完結と思ったらもうちょっとだけ続いたアニマスウソシリーズ。
『夢』がテーマの少し不思議な話で、オチを含め色々な解釈が楽しめる一作となっています。
saniPとしては3つの見方ができるように制作した模様。
【アニマスウソ後日譚【あずさ&P変】描きました。】
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