
ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!
刻むぞ血族の
あの『ジョジョの奇妙な冒険』がサイバーコネクトツー開発による究極の対戦「ジョジョゲー」としてPS3で究極再現ッッ!最新第8部までのオールスターが時空を超えて集結する、夢のバトルが体験「可」能ッッ!!
原作連載26週年を迎え、若い世代のファンを獲得した絶賛放映中のTVアニメ、昨年東京・仙台で開催された原画展「ジョジョ展」、ファッション&音楽業界とも様々なコラボを展開し、世代を問わず絶大な人気を誇る大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』が、サイバーコネクトツー開発による究極の対戦「ジョジョゲー」としてPS3で究極再現ッッ!最新の第8部までの人気キャラたちが時空を超えて集結する夢のオールスターバトルを体験「可」能ッッ!!
シリーズ歴代の主要キャラが20キャラ以上登場!スタンド、波紋、騎乗、流法など…作品に登場した様々なバトルスタイルが一堂に会して夢のバトルをくり広げる!
原作・荒木飛呂彦先生の絵がそのまま動きだしたかのような美麗グラフィックで、「ジョジョ」の世界観やキャラクターを完全再現!作品の魅力を引き立てる「印象的なポージング」「斬新な擬音」「特徴的なセリフまわし」の表現は細部まで徹底的にこだわりぬいており、作品ファンはニヤリとせずにはいられないッ!
◆究極のジョジョゲー
※『◆感想』の部分まではver1.00~1.01の頃に作成した文章です。
発売前から大きな期待を寄せられていたこの対戦格闘ゲーム。
そんな『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』が8月29日に満を持して発売!
各モードの詳細は発売直前まで伏せられていたため、まずはストーリーモードの感想から述べていきます。
大方の予想通り、キャラ数の関係もあってストーリーはかなりすっ飛ばしての再現です。
まあそれだけなら大して気にはならないのですが、演出部分はかなり簡素。
ストーリーは全てテキストのみで展開。紙芝居と揶揄されていますが実際は部ごとに固定の一枚絵が表示されているだけなため、超短めなドラマCDといった感じです。
戦闘前の掛け合いはこのモードでしか拝めない特殊セリフとなっているのですが、正直それだけでは物足りない。
ちなみに8部のストーリーは東方定助のみの参戦というのもあり、原作再現ではなく各部の主人公と戦っていくだけの簡潔なシナリオになっています。
また、ステージ数の少なさからシチュエーションにそぐわない場所での戦闘が行われる事が多々あり、どうにもチグハグな部分が目立っています。
(例:3部での承太郎VSアブドゥルの場所は刑務所なのに、対戦が始まるとカイロ市街で戦う等)
こうなるぐらいなら普通の格ゲーのアーケードモードみたいにCPUとの連戦を繰り返して、最後に因縁の敵を倒したらエンディングみたいな仕様にすればよかったのに!

でも特殊演出の豊富さには目を見張ります
ストーリーモードがこういう感じですから、必然的にメインとなるのはやっぱり対人戦。
じゃあ格ゲーとしての出来がどうなのかと言うと…正直かなり壊れています。
このゲーム、どのキャラも対空技が少ないため、ジャンプ移行が1Fと言われているジャンプ攻撃からコンボを入れて攻めていくバッタ戦法がとにかく強い。
このリスクの少ないジャンプのおかげで、地上にいるより空中にいればコンボを叩きこまれる心配が少ない状態ですから、KOFシリーズなんて目じゃないレベルでジャンプが強力です。
加えて永久コンボは毎日のように開発(実戦で使用するには難しいものもいくつかある)されており、また『コキガ』と呼ばれるゲーム性を大きく変えてしまったテクニックも見つかってしまっているのがこのゲームの現状。
ちなみにコキガとは、本来攻撃の直前にガードを行う事で発生する『スタイリッシュムーブ』という軸移動システムを簡単に、しかも確実に発生させるテクニック。
テンキー表記で表すと『1、2、3、2、1…』。この入力を繰り返せばOK.
パッドでのプレイなら、左スティックを使用すれば入力しやすいです。
スタイリッシュムーブの入力受付時間はかなり甘めに設定されているため、こういうキー入力でも成立してしまうのです。
んでもって、このコキガは『投げ』、もしくは『コマンド投げ』を使えば潰せるため、上位陣のオン対戦ではこのバッタ戦法とコキガによる読み合いが主流となっております。
ピョンピョン跳ねながら軸移動を繰り返す対戦の光景は、傍目にはジョジョの能力バトル要素は皆無だぜ!
開発元の『サイバーコネクトツー』はそもそも本格的な格ゲーを一度も作った事のないメーカーであるため、格ゲーとしての作り込みが甘いのはある意味妥当っちゃあ妥当かもしれませんが…
◆苦行!!キャンペーンモード
発売日直前まで伏せられ、その後ソーシャルゲームのような仕様が明らかになってから多くの人の大ヒンシュクを買っている要素。
それがこの『キャンペーンモード』。
時間経過で回復し、最大10まで蓄積するエネルギーを1消費して『探索』を行い、他のプレイヤーのヴィジョン(いわゆるゴースト)かキャンペーンごとに設定されているボスキャラクターと戦うという内容のモード。
他のプレイヤーのゴーストが出現するという仕様のため、ネットワーク環境が必須です。
そして対戦に勝利すれば、このゲームの大きな魅力の一つであるキャラクターのコスチューム変更や挑発セリフ、擬音、勝利セリフを変更できる『カスタマイズメダル』が入手できるのです。
さらに挑発・勝利・擬音のカスタマイズメダルには『成長』という要素があり、同じメダルを集める事で新たな要素が解禁されるようになっています
ちなみに説明書ではこの要素はロクに説明されてません。
・挑発 最大LV2 1レベルアップに14枚必要 1レベルアップにつき挑発セリフ2種追加
・勝利 最大LV2 1レベルアップに14枚必要 1レベルアップにつき勝利セリフ2種追加
・擬音 最大LV5 1レベルアップに3枚必要 1レベルアップにつき擬音1種追加(最大レベルで計4種)
対戦後に何のカスタマイズメダルが手に入るかは完全に運なため、好きなキャラクターのカスタマイズを行うには相当な時間を要する必要があります。
これが冗談抜きに終わりが見えなくてキツイ。

対戦前にはボスが何のカスタマイズメダルを所持しているか確認可能
さらに、レアなカスタマイズメダルを落としてくれるボスにはもう一つ別にHPが設定されており、このHPを多く削るには自分のエネルギーを消費する必要があるのです。
ボスのHPを0にすればレア度の高いカスタマイズメダルを落としやすくなるのですが、これがもう本当にしんどい…
それとこのモードのCPU、滅茶苦茶弱いです。
基本的に何の手応えもないCPUと戦い何が手に入るかわからないカスタマイズメダルを集め、エネルギーが回復するまで時間が経過するのを待ち、エネルギーが溜まったらまた弱いCPUと戦って…の繰り返し。
格ゲーのCPU戦というのはエンディングを見るという目的があるから面白いのであって、こんな作業感のあるCPU戦は何の面白みもない事に気付いてほしかった!
ただ、「メダルがダブる」という事は無く、一度手に入れたカスタマイズメダルないし成長しきったカスタマイズメダルはCPUは落とさないようになってます。
この辺りの仕様は割と救い。
(ただしカスタマイズメダルを落とさなくなったボスであっても普通に再遭遇するのでどっちにしろダルい)
エネルギーを回復させるには時間経過や時々発生する突発イベント以外にもう一つ方法があります。
それが課金で手に入る『ごま蜜団子の差し入れ』を使用するという方法。
要するに『快適にキャンペーンモードをプレイしたければ課金しろ』という事。
こういうのは基本無料のソーシャルゲームが収益を得る手段としてやるのであって、決してフルプライスのゲームでやるような仕様ではないと思うのですが…
ちなみにこのキャンペーンモード、第1弾、第2弾とDLCが配信されていく度にボスが増えていく仕様のため、最終弾まで配信されない限り全キャラクターのカスタマイズメダルを集めることはできません。
…正直僕は最終弾が来るまでこのモードをプレイするモチベーションが保てているか分からん。

でもキャラをカスタマイズするのはオン対戦する際に自己主張ができてやっぱり楽しい
この項の締めくくりに、とりあえず無課金でもある程度効率よくボスからカスタマイズメダルを集める方法を纏めておきます。
・突発イベントで現れる間田敏和は所持しているアイテムをランダムで一つ増やしてくれるため、ボス遭遇率アップ以外の消費アイテムは所持しないようにしておく。
(『ハーミットパープルの念写』のみにしておくのが一番おススメ)
・勝つと任意のボスの遭遇率を100%に出来るジャンケン小僧との勝負は、エネルギー消費1個で一手封じれば確実に勝てる。
(何故二手封じるという選択肢があるのか純粋に疑問)
エネルギーが無ければ選択肢が出る前にしばらく放置してエネルギーを回復させておく事。
・ボス戦闘前のベット画面でも時間経過でエネルギーが回復するため、時間経過を待てば最大エネルギーで戦える。
・ボスと遭遇後10分間は再起不能にするまでボスとの遭遇率が100%になるため、エネルギー回復時間に調整が入った現在の『5分に1個エネルギーが回復する』仕様を利用すれば延々と戦う事も可能。
・「キャンペーンモードに居続けないと5分回復が有効でない」点に注意(Ver.1.01時点)。モードを離れたり電源を切った状態では旧来の20分に1エネルギー回復となっている(おそらく開発側のミス)。
・1回で倒し切れないボスが出現した場合は、あえてエネルギーを1残して再戦できるようにしておく。
・ボス戦では負けてもメダルは入手できる。所持メダル2ページ目の4番目以降がランダムで貰えるようになっており、それがなくなると負け報酬は無くなる。
ボス戦でメダルを獲得する場合は、まずワザと負けて負け報酬を集めた方が効率が良い。
(HP1500のボスは獲得できるメダルが少ないので特に)
・突発イベントで現れ、好きなボスに遭遇させてくれる『情報屋』はエネルギーが2以上溜まっていないと出現しない。そのため、エネルギーが0になった場合は最低でも2以上溜めてから探索を始める方がおススメ。
・追加エネルギー10個使用でボスに与えられるダメージは4125。
・(ver1.03時点)ボスのエネルギー追加BET画面、ジャンケン小僧、情報屋では最大で現在のエネルギー+10まで溜めることが出来るバグが発生している(戦闘後にエネルギーが若干回復する現象が起こるのはこのバグが原因)。
ジャンケン小僧もしくは情報屋でこの超過回復を発生させておけば体力の多いボスでも早めに撃破することが可能。
・ボス出現率アップアイテムは重ねがけ可能(100%まで引き上げられる)。
・オプションで案内セリフをOFFにしておく(いちいちスティールを喋らせていると時間が勿体ない)。
【もう効率とかいいから楽したい人向け】
・○ボタンを弱攻撃に設定し、連射パッドでオート連射に固定させて放置。
アナログスティックを輪ゴムか何かで固定して、常に前進するようにさせておくとなお良いかも。
あとは選択されたキャラがイージービートで勝手にCPUと戦ってくれる。
※ただし、勝ちにくい相性の悪いボスがいたり、ウェカピポ、ドラゴンズドリーム、カメオが来た際に無駄にエネルギーを消費したり、また、情報屋やジャンケン小僧が出現した際に勝手にリストの1番上のボスを選択したり、メダルフルコンプ後のボスと遭遇しても無駄に戦闘を重ねたりなど、メダルが集まるにしたがってどんどん効率が悪くなっていくため扱いには注意。
◆感想
発売後になってから様々な問題点が浮かび上がり、各レビューサイトなどで軽く炎上騒ぎになっているこのゲーム。
(まとめブログなどである事ない事を書いた煽るような記事が多く作られたのも一因かもしれないけど)
ストーリーモードやキャンペーンモードの仕様を発売日直前まで伏せていたというのもかなり悪印象。
実際の所、過剰に叩かれている部分もなくはないんじゃないか(実戦で決めるのは難しめな一部の永久コンボも批判されているあたりとか)とは思うのですが、自分で実際にプレイしてみると『このASBはゲームとしての出来は決して良くは無い』と感じました。
あとキャンペーンモードの存在自体がもう本当にイヤ!
キャラゲーとして大きな魅力であるカスタマイズを行うには、この苦行のようなモードを延々とプレイしなければならないというのはあまりにキツいです。
他にもカスタマイズメダルの入手方法があればなぁ…(疲弊)
サイバーコネクトツー社長の松山氏は元々ソーシャルゲームのこの手の仕様に否定的な人物だったので、何かいざこざでもあったんじゃないかと噂されてたり。
【承太郎vsDIO、決着の前夜祭!『ジョジョの奇妙な冒険 ASB』 ─ 有料アイテムは「むしろ買わないで」との発言も】
ただ、ゲーム中の演出や声優さんたちの演技は本当に文句なしに素晴らしいです。
非プレイアブルキャラクターのボイスもかなり豊富であり、このあたりはかなり高水準といっても良いでしょう。
あとオフライン対戦やプラクティスではカスタムサントラが使えるのも地味に嬉しかった。
ここらへんは何も言う事ないです。大満足です。
まとめると、『このゲームは演出だけは突出して素晴らしいが、それ以外の部分は全くと言って良いほど練られていない』一作。
キャラバランスが悪いのは別に良いんですよ。カプコンがかつて発売した3部格ゲーも、『バランスよりも原作再現を追求したゲーム』でしたから。
ただこっちはゲーム性も壊れてしまっているのが大きな問題だと思う!
とにかく買ったからにはとことん楽しみたいと思っているので、今後のアップデートでどこまで改善されていくかに期待します。何だかんだで結構対戦プレイはしてますし。
ストーリーを楽しむタイプのキャラゲーではないのに肝心の格ゲー部分もアレだと、ホント遊び続けるのがしんどいんですからね!
◆プレイヤーカード称号一覧
スコア | 称号名 | 下地デザイン |
0 | 冬のナマズ | ストーン・フリー |
3000 | ウミネコ | 同上 |
10000 | 飢えた野犬 | 同上 |
25000 | モンキー | 同上 |
50000 | タコス | 同上 |
100000 | トンチキ | シルバーチャリオッツ |
200000 | にくめないヤツ | 同上 |
400000 | マジにド素人 | 同上 |
650000 | マンモーニ | 同上 |
900000 | ヌケサク | 同上 |
1200000 | 護衛官 | ハイエロファントグリーン |
1550000 | 刑務所の所長 | 同上 |
1900000 | 族長 | 同上 |
2250000 | 吸血鬼 | 同上 |
2800000 | 奇人 | 同上 |
2950000 | プロモーター | ゴールド・エクスペリエンス |
3300000 | 上院議員 | 同上 |
3700000 | 幹部 | 同上 |
4100000 | ギャング・スター | 同上 |
4500000 | ボス | 同上 |
4900000 | 大統領 | クレイジー・ダイヤモンド |
5400000 | 帝王 | 同上 |
5900000 | 頂点に立つ者 | 同上 |
6400000 | カリスマ | 同上 |
6900000 | 邪悪の化身 | 同上 |
7400000 | 柱の男 | スタープラチナ |
7800000 | 悪の救世主 | 同上 |
8400000 | 聖人 | 同上 |
9000000 | 究極の生命体 | 同上 |
9900000 | 世界一ィィィ | 同上 |
◆アップデート調整
【ver1.02でのアップデート内容について(2013/9/11)】
Vジャンプから出た攻略本が早くも無用の長物になりましたね…(皮肉)
アプデによりジャンプや空中コンボの調整がかなりデカく、尖っていてある意味面白かった部分が削除され、1キャラクターで出来ることが激減した印象です。
永久対策をした結果、一部のコンボが出来なくなったのが地味にショック(特に空中コンボ)。
大きく調整された結果ゲーム性が変わりそうな勢いなので、少しは本作の評価も変わる…かも?
それと上記に挙げたように前方ステップの硬直が短くなったので、新しいコンボを作れる可能性があるかもしれません。
ちなみに、10月上旬にも再度アプデを行うとのこと。
【ver1.03でのアップデート予定内容について】
現状、アップデートやDLCの価格変更などを行う事で必死に対応している状況なので、多くのユーザーから失った信頼をこれから「いかに取り戻せるか」が鍵になりそうですね。
◆格ゲーに精通した専属チームによる調整
※2013年10月11日加筆
【Ver.1.03でのアップデート内容について】
格ゲーに詳しいスタッフ(どういう人たちなのか詳細は不明)が参加し、大幅な調整が施されたアップデート第3弾。
全て挙げると大変な量になるので詳細はリンク先を見てもらうとして、注目したいのは、
・コキガは残しているがガードゲージの消費増加と投げの威力増加もあり、必ずしも便利行動ではなくなった
・昇りジャンプ攻撃が復活した
・通常技からGHAが繋がるようになった
・しゃがみ強攻撃にキャンセルがかかるようになった
・通常技をキャンセルしてスタンドオンできる仕様【クイックスタンドオン】という新システムが追加された
・コンボの間に挑発を挟む事で本来繋がらないコンボが繫がる『挑発コンボ』という偶然の産物のテクニック(ダウン中の相手に飛び道具を重ね、その後に挑発を行う事で『相手を強制的に立たせ』コンボを繋げるという技)が(若干の制限を施したうえで)残された
・DIO、ディアボロのバーストのゲージ消費量が大幅に増加したため、コンボ抜けされる心配が薄れた
という点。
このアップデートにより攻めの選択肢が大幅に増加、他にもキャラ毎に調整が入ったため、格ゲーとしての評価が好転するほどの大規模で良質な調整となっています。
とはいえ、現状弱キャラとされている音石や露伴などが何故か下方修正を受けてしまっているなど、まだまだ荒い部分があるのは否めません。
新システムの『クイックスタンドオン』も1ゲージ消費の割にはややメリットが少なめなのでもう少し調整が欲しい。
が、それでもここまでしっかり手を加えてくるとは予想外。正直ビックリしました。
新システムまで導入してくるあたり、(良い意味で)もはやVer1.00の頃とは別のゲームに変貌してます。
対戦以外の部分では、『キャンペーンモードから抜けても5分回復が適用されるようになった』『オンライン対戦が快適になった(ラグの少ない相手と当たりやすくなるよう調整された)』のがありがたい変更点。
※何度か対戦してみたところ、どうも回線表示がおかしくなっているようです。
回線表示があてにならない状態なので、カスタムマッチよりもクリエイトマッチで対戦相手を待つ方がおススメです。
クソゲーと忌避していた人も、このパッチ配布を期にジョジョASBを始めてみてはいかがでしょうか!
(今や値崩れしてシンプルシリーズ並みの値段な上に、未だに初回特典の吉良使用可能コード付きが普通に買えるし)
12月には更にキャラバランス調整が行われるようなので、こちらにも期待がかかるところ。
【Ver.1.04でのアップデート予定の内容について】
◆アップデートデータVer.1.04
※2013年11月29日加筆
【「アップデートデータVer.1.04」で調整された詳細内容】(※pdfファイル)
キャラバランス調整だけでなく、『ガードゲージの色変化』、『一部キャラの技コマンド変更』、『必殺技性能の大幅な変更』、『ジョニィとジャイロに「クイック騎乗」という新システム追加』、『一部キャラのスタンドモード仕様変更』、『挑発コンボが1ラウンドに1回しか使用できない』(トレモにも適用されちゃっているため、挑発コンボの練習の際にはいちいちリトライをする必要アリ)などがあり、とにかく調整内容が膨大なアップデート。
弱キャラだった音石のとてつもない愛され調整は必見だ!
特にこの部分。
▼GHAで相手を倒したときの挙動を以下のように調整しました。
・フィニッシュダメージを分割し、最後の10ダメージでとどめを刺すと「うっとり」のカットでフィニッシュになるように調整しました。
ざっとプレイした印象ですが、音石のように調整されて面白い性能になったキャラもいれば、ヴァニラアイスのように過剰な強化を受けたキャラ(【チェーンビート>よくも!>プッツンキャンセル>スタンドオン>強けりをつけてやる!×5】のコンボが簡単な上に大ダメージをあっさり奪え強力)がいたり、川尻や大統領のように過剰な弱体化を受けたキャラもいてとことんゲームバランスが変化しました。
プッチ使いなので、C-MOON強化により対戦で天国を目指すのがある程度現実的になるよう調整されたのは嬉しい。
そして個人的に川尻の弱体化は謎。元々強くなくてしんどいキャラだったのに『第1の爆弾』がすべて横吹っ飛びになった所為で縦吹っ飛びからのコンボが消滅したのはあんまりですぜ!
川尻は相手をどんどん壁に追い詰めていくキャラに変わったため、新しい戦い方が求められることになりそうです。
新システムの搭載やゲージ関連にも調整が入り新鮮味も増した半面、以前出来たことが出来なくなった部分もちらほらあるため、またも別のゲームと化した感じですね。
ジャンプ後の着地硬直中は『ガード、投げ、投げ抜け、攻撃はできないように変更』され、またハイジャンプ可能なキャラがハイジャンプした場合は『常にカウンターヒット』となるよう調整されたため、もはや完全にバッタゲーではなくなりました。
個人的にはこれで最後にせず、もう少しだけアップデートを重ねてほしいところ。
実はバオーはver1.03時、一部のスタンドオン時のキャラにしゃがみ弱攻撃が当たらない、垂直ジャンプ中攻撃が当たらない、立ちガード時の硬直が何故か2倍になっているため立ちガード時にすぐに行動できない(すぐに反撃できない為に相手が攻め続けやすくなっている)といったミスっぽい調整がなされていたのです。
今回のアプデでしゃがみ弱攻撃に関しては修正されたのですが他のミスはそのまま…。
バオーが泣けるとしたなら、彼は今まちがいなく泣いている。
そして深刻なのが『クイック騎乗切断バグ』。
今回ジョニィとジャイロに追加された『クイック騎乗』、素早く馬に乗れる上に攻撃判定がありコンボにも組み込める面白いシステムなのですが、これが(条件は不明ですが)偶に発動できないことがあり、さらにオンライン対戦中にこの症状が発生すると回線が切断されるという厄介なバグが発生しています。
そのため、せっかくの追加システムでありながらオン対戦ではクイック騎乗を封印する必要アリ…これは早急に修正すべき!
う~んやっぱり後からパッチでいじりまくると色々不具合が出るもんなのかなぁ。
ちなみに今回、ゲーム発売後に刊行された『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル PS3版 オールスターガイド バンダイナムコゲームス公式攻略本』の内容訂正に関するpdfも公開されています。
【「アップデートデータVer.1.04」による攻略本の内容訂正について】
まあ…既にver1.00の頃とは別のゲームと化しているんで、今攻略本を買う必要性はほぼ皆無なんですけどね…
特典として『承太郎勝利台詞』がゲットできるってのだけがメリットかな?
とりあえず後予定されているのは一番くじのジョニィ限定コスの有料配信。
9月頃に告知されてから全く音沙汰がありませんが、果たしていつ配信されるのか!?
というか正直有料でもいいからエシディシ、ホルホース、ヴァニラ、重ちー、ブチャラティ、ミスタ、ナランチャ、アナスイにもSPコスを用意してくれまいかッ!
◆キャンペーンモードアップデート
※2013年12月12日加筆
12月12日にちょっとしたアプデが来ました。
まずはタイトル画面の変更(記事トップにある画像)。
キャンペーンをダウンロードする前の本来のタイトル画面に戻りました。
購入後キャンペーンをすぐさまダウンロードした人も多かったはずなので、全員集合のタイトル画面は今見ると逆に新鮮かも。
今回のアプデ内容のメインはキャンペーンモードのテコ入れ。
メダルを集めやすくなるよう改善されたとの事ですがその内容は…
全キャンペーンのBOSSの最大HPが減少、出現率が増加というもの。
(第1弾ボスが30%減少、第2弾以降は20%減少)
出現率増加はともかくHP減らしちゃダメだろ!HPの少ないボスのメダル入手量が少なすぎてこれまで散々苦しめられてきたのに!!
一気に撃破した時のメダル入手量は特に変化しておらず、ただ単純に1回の遭遇でボスと対戦できる回数がHPの低下に伴い減少。
コスやカラーの入手だけを目的に1~2戦で撃破するタイプの人にとってはありがたい変更かもしれませんが、全部集めようとする人にとってはこれは本当に困る仕様変更なのです。
メダルを効率良く集めるにはボスをすぐには撃破せず、少しずつHPを削ってメダルをちまちま集める事が重要になります。
エネルギーを消費せず1回1回戦闘したり、時にはワザと負けたりして対戦回数を増やすことで一気に撃破するよりも最終的に獲得できるメダルが多くなっていたため、今回のアプデは嫌がらせにしかなっていません。
ボスの出現率アップも微々たるもので、結局全てのメダルを集めるのにかかる時間が増加しただけ。
なんで最後の最後にまた評価を落とすようなことをやっちゃったんや…!
ちなみにごま蜜団子やハイウェイスター以外の有料アイテムも今月の3日にこっそり配信しておりました。
お蔵入りになるんじゃないかと思われてたごま蜜団子とハイウェイスター以外の課金アイテムが今になってこっそり販売開始してた。誰が買うんだろう…
#jojo_asb http://t.co/bbhOoiI2K0
— michael (@michaelgoraku) 2013, 12月 3
何だかんだでお蔵入りにはならなかった模様。
でもキャンペーンを攻略しているプレイヤーが求めているのって『狙っているボスに確実に遭遇できるアイテム』だけだから、所持アイテムをハミパだけにしてミキタカやサーフィスで養殖しまくっていれば他のアイテムは必要ないんだよねー。
その後、2013年12月25日、クリスマスを口実にキャンペーンモードのボスのHPが元通りに。
ジョジョASBのキャンペーンボスの体力ダウンは明日12月25日午前11時までです!
以降は通常の体力に戻りますので、アナザーコスチューム&カラーのメダル収集はお早めに!公式HP→http://t.co/Q8oDvM2NP2 #jojo_asb
— ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル (@JOJO_ASB) 2013, 12月 24
キャンペーンをガチで攻略している人はこれで一安心。
ちなみに当初はHPの変更を期間限定とは当然一言も言っていなかったので、事情を良く知らない人からは不満が出た模様です。
…と思ってたら、ボスHP減少キャンペーンが2014年1月6日にまた始まりました。
今度はキャンペーン第2弾のボスのHPが最大30%減少、他の弾は最大20%減少となっています。
別にメダル取集の効率が悪くなることに気付いてクリスマスに取りやめたわけではなく、開発側としてはサービスのつもりで定期的にやるつもりらしい。
◆Ver.1.04に存在する問題バグ
特に悪質なのは上記の2つぐらい…だと思います。
C2ーッ!最悪キャラ調整はもういいからバグを取り除くアプデを実施してくれーっ!!
【クイック騎乗バグ】
上記にも挙げているバグ。
ジョニィやジャイロを使用している際、クイック騎乗が使用できないことがある。
オン対戦でこの現象が発生すると回線が強制的に切断されるため、折角の新システムですがオンラインではクイック騎乗の使用を控える必要アリ。
【ジョニィ無敵バグ】
ジョニィが落馬した際に受け身を取ってレバーを上に入れっぱなしにしておくと、ジョニィに攻撃が通らなくなる。
打撃投げ、投げ、ロック系HHAも当てることが不可能。
ちなみに上に入れるのを止めると元通りになる。
【ブチャラティの復活を止める】
敗北するラウンドでゲージ1以上残っていると『天』がチョッピリだけ許してくれた偶然の運命で復活するブチャラティ。
しかしダウン技でとどめを刺し、その後挑発を行ってゲージを0の状態にするとブチャラティは復活せずそのままKOとなる。
が、結構な頻度でブチャラティが復活することがあり、この状態になると両者操作不能&タイムカウントも止まるバグが発生する為、使用は控えた方が無難。
(実戦で狙うのはやや難しいので問題度は低いかも)
【プッチDISCバグ】
ダメージを受けると相手から奪ったDISCを落とすプッチ。
しかしオン対戦時限定で何故か投げ抜け時に落としてしまうことがままある。ポケットがガバガバなのかな?
単に僕がプッチ使いなんで直してほしいバグです。
【バオーの立ちガード硬直】
Ver1.03の頃から存在。
上記にも挙げているバグ…なのかはちょっと判断が付きにくいけど微妙に困るバオーの立ちガ硬直。
他キャラに比べて2倍近くの硬直があるために、立ちガード時にすぐ技が出せないという変な弱点。
バオーの性能自体はマトモなんでこれでも戦えなくはないんですが、DIOや徐倫、ジョルノなどの固めが強いキャラと対峙した際にこの調整ミス?で苦戦を強いられるのはさすがに納得いかないので、できれば直して欲しいところ。
◆その後の展開
【2013年12月19日:カプコン『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 HD ver.』とコラボしたSPコスを無料配信】
【2014年4月に海外版発売】
※CPUと連続して戦う『アーケードモード』搭載、通信対戦に地域表示を追加。
またキャンペーンモードのエネルギー回復が1目盛2分に変更されている他、Ver.1.04から更なるバランス調整がなされている。
【海外版バランス調整(Ver.1.04+)】

【2015年2月9日 ver1.05パッチ配信】
※内容は上記の海外版仕様。
◆関連リンク
【ジョジョの奇妙な冒険 ALL STAR BATTLE BBS(初代)過去ログ倉庫】
【ジョジョの奇妙な冒険 ALL STAR BATTLE BBS(2代目)】
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