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21 2013

ブライアン・マイケル・ベンディス&マーク・バグリー/マイティ・アベンジャーズ:ベノム・ボム

マイティ・アベンジャーズ:ベノム・ボム表紙

「(奴らの隠れ家は私の頭の中だ。取り憑いているんだ。
 人類敗北の責任をお前に背負わせるつもりなんだ。
 そうはさせんぞ。聞いているか、この薄汚い緑の$%^#ども!
 私の星を明け渡しはしない。友を殺させはしない。決してお前らに…)」


VENOM MADNESS TAKES MANHATTAN!

結成早々にしてウルトロンの脅威に翻弄されたマイティ・アベンジャーズ。

司令塔であるアイアンマンを欠きながらも薄氷の勝利を収めた一同だったが、休む間もなく新たな脅威が降りかかる。
≪ベノム≫の雨となって!

寄生生命体シンビオートとの死闘を皮切りに、予測もつかないストーリー展開で読者を圧倒するマイティ・アベンジャーズシリーズ第2弾、ついに登場!


◆収録作品

2008年03月:Mighty Avengers #7
2008年04月:Mighty Avengers #8
2008年04月:Mighty Avengers #9
2008年05月:Mighty Avengers #10
2008年05月:Mighty Avengers #11


◆ニューアベ関連過去記事

【ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト】
【ニューアベンジャーズ:セントリー】
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【ニューアベンジャーズ:コレクティブ】
【シビル・ウォー】
【ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー】
【デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム&バーデン・オブ・ドリーム】
【ニューアベンジャーズ:レボリューション】
【マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ】
【ワールド・ウォー・ハルク】
【ニューアベンジャーズ:トラスト】


◆ベノムの波
マイティ・アベンジャーズ誌の2冊目の邦訳がようやく来ましたよー!
時系列的には『ワールド・ウォー・ハルク』のちょっと前となる作品です。

『ニューアベンジャーズ:レボリューション』で明らかになった、地球に入り込んだスクラル人の存在。
そしてそのスクラル人の死体を持ち出し、ヘリキャリアで休養しているスタークの元へと赴いたスパイダーウーマン。
本書はベノムとの戦いとその裏にいる『とある大物ビラン』との戦いがメインとなっていますが、その一方でヒーローたちの中に潜り込んでじわじわと侵略を始めているスクラル人の脅威も描かれていくのです。

今回のスクラル人の擬態は完璧。
トニーはマイティ・アベンジャーズのメンバーを調べるものの、持ち前の技術を用いてもまったく見抜くことができないのです。

トニーがスクラル人の動きに警戒している最中、空から降り注いだ寄生生命体シンビオートにより、人々はどんどんベノム化してしまう。

ちょっとしたパニックホラー
ちょっとしたパニックホラーですね

事態を把握したヒル司令からの通信で現場に急行するマイティ・アベンジャーズ!
しかしベノム化して暴れているのは元々は一般市民なため、全力を出して攻撃するわけにはいかないのであった!
アイアンマンが治療法を探している間にもどんどん街は荒れ果てていきます。
そして今度はヒーロー達までシンビオートに侵食されていく事に…

こないだウルトロンとの人類存亡をかけた(まるでラスボス戦のような)一大決戦を繰り広げたばかりなのに、矢継ぎ早にこの大事件ですよ。
マーベル市民は散々ですね。

『ニューアベンジャーズ:トラスト』内でちょこっと描かれたルーク・ケイジとの共闘シーンも、本作ではじっくり描かれております。
事態が収拾してマイティ・アベンジャーズはシークレット・アベンジャーズの面々と顔を付きあわせることになるのですが…いまだ完全な和解には至らない様子。
やはりシビル・ウォーの溝は深い(これ前もどっかで言ったな)

いつか元の鞘に収まる日が来るのか
元の鞘に収まる日は来るのか

実はこのベノムとの戦いはそこまで尺を取ってはいないです(数にして約2話)
どちらかと言えばその裏にいた『ある大物ビラン』との戦いがメインであり、しかもしっかりと決着をつけるためかなり見どころが多いです。
やっぱりヒーローはビランと戦ってこそだよね!

◆感想
ちょっと面白い演出だったのが、ビランとの戦いの最中、暴走したタイムプラットフォームに巻き込まれて過去にタイムスリップしてしまうというシーン。
このシーン以降は『過去の世界』である事を表現するために、わざわざ1980年代に使われていた4色分解のカラーリングになっているのです。

70年代風のアートに
欄外には他誌の宣伝や、古いコミックブックに挿入されていた注意書きまで入っている徹底ぶり

紙の色が若干黄色味を帯びている辺りもクラシックな雰囲気が出ていて堪らない。
こういう遊び心のある演出は大好きです。
『ニューアベンジャーズ:セントリー』でも似たような演出はありましたけどね。

ウルトロンの暴走、キャップの暗殺、今回のシンビオート事件…これまでに起こった数々の事件の糸を引いていたかもしれないスクラル人との戦いは、9月に刊行されるクロスオーバー『シークレット・インベージョン』で描かれていくとの事。
ついに伏線が回収されていくかと思うと非常に楽しみですな。
あとは、行動の真意がいまいち読めないスパイダーウーマンがどう動いていくのかが気になる…
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2 Comments

アウル  

いよいよマーベル至上最大のドタバタ劇「シークレットインべージョン」が始まるんですね。
でもこの話し、重要なところにデップーさんが絡んでるからこっちも翻訳してくれるんでしょうかね?

そしてこの話し以降信用を失うアイアンマンやヒルさん、解体されるS.H.E.I.L.D.
など クロスオーバー分だけじゃ回収できない話しもありますが、その辺の翻訳とかも
してほしいとワクワク(今までの展開からして巻末の説明で終わりそうな気もするけど)

2013/07/22 (Mon) 23:47 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>アウルさん
あー、コメント読んでるだけでも9月の発売が待ち遠しくなってきました。
折り込みチラシの予告イラストに死んでいるはずのソーの姿があったので、それだけでも内容が気になって仕方がないです。
(うっかりネタバレを踏まないようにアメコミwiki等のサイトを現在回避中の僕)
重要なエピソードが本編以外にも色々あるのなら、出来ればそっちも邦訳してほしいですねー。

2013/07/23 (Tue) 19:48 | EDIT | REPLY |   

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