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09 2011

零・超兄貴

パッケージ_convert_20110208220726

兄 貴 降 臨

1992年、STG界屈指のバカゲーとして名を刻んだ超兄貴…
2009年にガンホーから発売された本作、『零・超兄貴』は、
過去作どおり全曲『葉山宏治』が作曲、
さらに新作PVの作成ニコニコ動画とのタイアップを行うという的を絞った力の入れよう…
超兄貴はファンに向けて、そして新規ファンの開拓に向けて動き出したのであった…



が、
発売されてみれば結局いつものようにごく一部で話題になっただけで終わった本作。
発売後、2010年(どういうタイミングなんだ!?)に行われたニコニコ動画での
『超兄貴○○○してみたコンテスト』もちょっと盛りあがっただけで落ち着きました。


~キャラクター~

主人公は『イダテン』『ベンテン』、そして隠しキャラクターである『ショウテン』の中から選択できる。
イダテンイダテン
前方に集中して強力なショットを撃つ。
攻撃力特化なのでまずはこのキャラでノーマルをクリアしていきたい。
オプションはアドンサムソン
オプションの違いは自機の追尾の動きぐらい。
オプションの能力差はいまいち感じられないです。

ベンテンベンテン
攻撃力がすこぶる低いがワイドショットを放つ事ができる。
メンズビーム代わりのスプラッシュショットもやはり威力が低いが、
実は身体部分を接触させると大ダメージを与えられる。
オプションはミカ&エル

ショウテンショウテン
イダテンとベンテンの長所を掛け合わせたキャラクター。
めちゃんこ強力な自機。
隠し要素を解放するのにお世話になりました。
オプションはバラン
イダテンのオプション、サムソンの能力を上げた感じです。

しかしイダテン、ベンテンは今風のデザインになってもはや別人のようですね。
懐かしい初代EDより






実写版_convert_20110209011042
まあ外見が変わるのなんて今更ですけど。


~内容~
今作も超兄貴シリーズの御他聞に漏れず、
ぱっと見た感じが奇抜なゲームデザインはともかくゲーム自体は堅実なつくりとなっています。
110208_224659.jpgイダテンとオプション

本ゲームにはボム、メンズビーム(スプラッシュビーム)といったショット以外の攻撃手段もあります。
特にメンズビームの威力は強力無比。
110208_224456.jpg大抵の敵は一撃で沈む。(ラスボスですら)
ゲージの消費数も選べますが、1ゲージ消費すれば充分な威力。
ボムは緊急回避的な役割を持っています。
こいつの使いどころを自分なりに覚えるのが1コインクリアの鍵の一つとなります。

もう一つ重要なのはオプション。
コイツは自由に位置を固定できるので、敵弾を上手く防いだり、
敵の弱点部分にねじ込むのに使ってみたりと色々使い方があります。
110208_224220.jpg敵のコア部分にオプションをねじ込んでます

自機の当たり判定は『股間付近』と非常に小さいので、
位置合わせがシビアですが、
オプションをその付近に上手く配置して激しい小弾を防ぐというやり方もあります。
(ラスボス戦ぐらいでしか使いませんが)



~難易度の違い~

イージー:
全3面で終了。ショウテンが使用不可なモードです。
       あとは敵の耐久力がすこぶる低いって事ぐらいでしょうか。

ノーマル:
全5面で終了。プレイ評価によってノーマルエンディングか
       ベストエンディングの2通りに分岐する。
       敵の耐久力はイージーより増している。というより標準。

ハード :
基本的にはノーマルと同じだが、敵の耐久力が増している。
       攻撃力の低いベンテンを使用していると一部ボス戦が苦行と化す。

難易度の違いが敵の耐久力ぐらいという寂しい仕様。
しかも耐久力が変わるのは中ボス&ボスのみ。

低難易度でも敵の攻撃の激しさは変化無しです。


~男の隠し要素~

1.隠しキャラクター『ショウテン』出現
難易度ノーマルで、特定の敵が落とす文字を集めてメッセージを完成させる
 (要は倒して落ちていく文字を見ていればOK.集めてもメッセージを確認しないと出現しない)

2.難易度ハード&サウンドモード出現
難易度ノーマルで、かつショウテンを出した状態でベストエンディングを見る

3.設定資料集出現
難易度ハードをクリアすれば出現。
ただし肝心のイラストは各キャラのボムカットインやエンディング画像を確認しないと登録されないので注意。
ていうか設定資料というよりはゲーム中のイラスト鑑賞モードである。

4.ボスラッシュモード
難易度イージー以外である事が必須条件。
ボ帝ロボ(ボ帝第2形態)の正面側の状態で、
弱点の鼻ピアス以外の3ヶ所(左目・胸のコア・左手(画面右側)の人面)を全て破壊する。

本ゲームはオートセーブなのですが、
ハイスコアが更新されなければ隠し要素が出てもオートセーブされない仕様
なので注意してください。
(僕もこの仕様のせいでボスラッシュ出現したのを記録させるの忘れちゃいました)

手動セーブ機能が存在しない
のでオプションの設定をいじってオートセーブさせるようにしましょうね。



~総評~

全体的に物足りないです。
いやSTGとしては佳作な出来だとは思うんですよ。
難易度は初見殺しと敵の弾が背景に溶け込んで見えにくい事もあって
覚えゲーの難しさがありますが、
何度もプレイを重ねて看破していく楽しみは充分にありました。

しかし…難易度の変化が耐久力以外に変わりなしというのはどうにもいただけません。
おかげでプレイに慣れてくると、
ハードモードは無駄にプレイ時間が延びるだけのモードに成り下がってしまいます。
結局ノーマルを気まぐれにプレイする感じに…

さらにスコア設定の不備。
自機のオプションで敵の小弾をかき消すとスコアに倍率がかかっていくのですが、
意識して消しにいったり、ラスボス戦の激しい攻撃をかき消すのに利用すると
あっさりスコアがカンストしてしまう
という微妙に厄介な代物です。
110208_230205.jpg道中は自重するようにしないとヤバイ

とはいえベストエンディングを見るためには高得点を維持したいわけですから
(ベストエンディングに分岐するかは得点アイテムのマッチョの回収率で決まる)
ある程度は弾消しを行わなければいけません。

かといってやりすぎるとスコアランキングがえらい事になっていく…。
せめてスコアがもう1、2桁あれば違ったのかもしれませんが。

また、コンティニューでの『制限時間内に連打する』
という仕様もウザイだけだったので止めて欲しかった…
ハードではやけに制限時間がシビアになっておりまたキツイ。
パワーアップも全部引っぺがされるので後半ステージだと立て直すのがかなり難しいです。

結局1コインのみでプレイする感じになっていました。
1コインクリア自体は結構慣れでどうにでもなるのですけどね。

あとは…ベンテンの攻撃力をもう少し上げて欲しい事ぐらいですかね。
彼女本当に攻撃力低いです。
ボス戦にかかる時間がもう…(疲)
一応スプラッシュビームを放ったときの身体の部分を相手に当てると大ダメージという
ちょっとした救済措置はあるんですけどね。

もしPSPでの続編があるならこの辺の不満点を改善して欲しいですね。
あとゲームの値段が他に比べて微妙に高いのも改善して欲しいですね。
(通常版→6090円)


~零・超兄貴関連動画~


一年後にまさかの新作ムービー




センスは相変わらずで安心します。
 
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