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25 2013

トゥームレイダー(TOMB RAIDER)

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A SURVIVOR IS BORN

ある遺跡の調査に向かうため、
人生初の冒険となる航海へ出発した21歳のララ・クロフト。
経験豊富で信頼のおける船長「ロス」や頼もしい仲間に囲まれ、
順風満帆かに思えた旅路だったが、
航海から数日たったある日、
船はすさまじい嵐に巻き込まれる。
轟音と濁流に飲み込まれ意識を失ったララが次に目覚めたのは、
見たこともない島の海岸だった―。


◆本作でのララ・クロフト
1996年にシリーズ第1作『トゥームレイダース』が発売されてから多くのシリーズを重ねてきたトゥームレイダーシリーズは、2013年4月25日に日本でも最新作を発売しました。
それが本作『トゥームレイダー』
今作からナンバリングを外し、シリーズのリブート(再始動)を図っているため、トゥームレイダー初体験の僕でも非常にストーリーに入り込みやすい感じになっています。

新生トゥームレイダーでは若き日の『弱い』ララ・クロフトの冒険が描かれていきます。
シリーズ未プレイながら僕がララに抱いていたイメージは「タフな女性」
2丁拳銃を駆使してバンバン敵を葬っていく女冒険家の印象がありました。

しかし本作でのララはまだ大学を卒業したばかりの21歳の女性。
事故によって遭難した後は、見知らぬ島に蔓延っている得体のしれない連中に襲い掛かられて、泣きそうになりながら逃亡したり、飛び移るのに失敗して何度も高所から転落しまくったりと、とても過酷なサバイバルを潜り抜けられそうにない弱弱しい姿ばかりが描写されます。
というか本作は本当にやたらめったらとララが痛めつけられるのに加え、死亡シーンも妙にグロいため、少しリョナティックな印象が…
【【閲覧注意】かわいそうなララ......『トゥームレイダー』で死ぬ35の方法】
ちなみに日本版で規制により変更されたのは『鹿の死骸3体の削除』『一部の腐乱死体のテクスチャの色調整』だけだったのでそれ以外の残虐要素はそのまんま

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そんなララに対して「普通死ぬわ!!」と言いたくなるほどとんでもないアクションシーンが何度も展開されるんですが、ボロボロになりながらも最終的にその場その場で適応して潜り抜けていくのは凄い。
劇中で何度か挙がる『クロフト家の血』というのは偉大なのかもしれない。

「最も成功したゲームヒロイン」としてギネスに選ばれた実力は伊達じゃない。

ナヨナヨしていたララがストーリーを進めていくにつれて成長していくシチュエーションはプレイしていて燃えるものがあります。
ただ序盤で出てきた師匠のロスの2丁拳銃はストーリーの伏線になっていくのかと思いきや、終盤での申し訳程度の演出にしか使われていなくてちょっと残念。

◆島の探索
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ゲームの目的はこの謎の島からの脱出なわけなんですが、この島には先住民や旧日本軍が残した『レリック』と呼ばれる遺物があります。
それをララが見つけると、たとえ敵に追われている途中でもとたんに冷静になって考古学者でもある彼女のつぶやきが聴けたりするのでなかなかに楽しい。
また、ゲームのバックストーリーが判明する『ドキュメント』も集める楽しみの一つ。

他に『ジオキャッシュ』、そして『シークレットトゥーム』というのがあるのですが、シークレットトゥームはゲーム本編とは全くかかわりのない寄り道要素でもあり、本編よりも難易度の高い謎解きが要求されます。
しかし見事クリアすればそれに見合った報酬が受け取れるのです。
こういうエリアの探索はやってて結構面白かったり。
あと『チャレンジ』というマップに隠されたオブジェを探し出して破壊or回収する要素があったりするのですが、これは正直しんどいだけだった。

セーブなどが行えるベースキャンプでは武器のカスタマイズやララのスキルアップも行えるのですが、それをするのに必要なのはスキルポイントサルベージというポイント。
これらを獲得していくには敵との戦闘だけでなく、レリックやドキュメントなどの回収でもたくさん獲得できるので、探索は決して無駄にはなりませんよ。

◆戦闘
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ゲームでは弓、ハンドガン、ライフル(サブマシンガン)、ショットガン、そして近接戦闘用のピッケルという5種類の武器が手に入ります。

基本的に戦闘は1対多数で行われるうえに、同じ場所で打ち合いをしていると敵の射撃制度が上がったり、狙うのに時間がかかっていると判断されれば敵は隠れる場所を変えてきたりとかなり賢く動いてきます。

そのため、地形や自分の獲得したスキルと相談して、その場その場で上手く自分なりに戦術を組み立てていく必要があるのです。
ゲームの難易度が低めならばひょっとしたらゴリ押しでも行けるのかもしれませんが、敵は意外に頑丈。
身体ばっかり撃っても(武器によりますが)意外とすぐには死にません。
出来る限りヘッドショットを狙わないと弾の無駄遣いにつながります。
また、敵に気付かれていないようであればこっそり忍び寄って一撃で殺害したり、離れたところから弓矢を討って敵の注意を逸らしたところにヘッドショットを当てたりと、音もなく殺害する方法は結構豊富。
色々考えて効率よく動けば楽に敵の攻撃を掻い潜っていけるというのは、トゥームレイダーの戦闘の面白い点だと思います。
慣れてくれば思い切って武器縛りプレイなんてのも楽しいかも。

◆吹き替え
ララの吹き替えを担当していたのは洋画での吹き替えが多い甲斐田裕子氏。
落ち着いた演技が非常によくマッチしてました。
トゥームレイダーでは洋画の吹き替えでよく見る声優が多い中、今井麻美氏がララの親友であり本作の重要キャラでもある「サマンサ・ニシムラ」役を熱演していたのにビックリしました。
ミンゴスは結構吹き替え向きの声をしていると思う。

ちなみに英語音声だと太っちょ料理人のジョナやサイバーギークのアレックスの声が意外と渋い事に気付けたり、敵として出てくるザコ『ソラリ』達が「ヒィヤッハ~~~!!」と叫びながらハイテンションで襲い掛かってくる様が楽しめるので、日本語音声を堪能したら英語音声でもう一度プレイしてみるのをオススメします。

余談ですが、エクストラの開発者&関係者インタビューのビデオは日本語音声が収録されていないので、字幕をオンにして見ないと日本語で動画を楽しめない点には注意。

◆おすすめ攻略サイト
【トゥームレイダー(Tomb Raider 2013)攻略】

時には画像を用いて分かり難いチャレンジや獲得しにくいトロフィー等の取得方法を細かい解説でフォローしている攻略サイト。
達成度を100%にする際に非常に重宝しました。

◆まとめ
今作は過去シリーズとは異なり謎解きよりもアクション重視の作品になっているため、過去シリーズが好きだった人の間では結構賛否両論な評価になっているみたいです。
僕自身はトゥームレイダー初体験であり、PS3のアクションゲームを求めて購入したので結構楽しめました。
戦闘で銃を発砲すると当たらなくても敵は怯んだりするというリアルさも好き。

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何故か現代にも残っていたなんちゃって邪馬台国を舞台に繰り広げられる、島に住みついたカルト集団との戦い…まるで洋画を見ているようだった…(小学生並みの感想)
難易度は最初はノーマルでプレイしていたんですが、高すぎず低すぎずという無難なバランスに纏まっていたと思います。
謎解きも一部頭を悩ませたものがありましたけど、基本的には自力で解ける内容でしたしね。
QTEも数的には程々だったので、イベントシーンを盛り上げる位に留まっていました。
(ラスボス戦はQTEじゃなくて普通に戦いたかったけど…)

でもホント『チャレンジ』だけはダメだ!!
広大なMAPの中に分かりづらく隠されている小さなオブジェを破壊or回収するだけのミニゲームってやってて楽しい人いるんだろうか。
収集要素であるジオキャッシュやトゥーム、ドキュメントは回収するとマップに位置が表示されるんですが、チャレンジではそれが無し
中途半端に回収していると、後で再調査に向かった時にどこまでチャレンジをこなしたかが非常に分かりづらくなるという罠があります。
トゥームやドキュメントは集める楽しみがありましたけど、チャレンジは正直ダルイだけだった…ダルいだけだったぞー!!

…まあゲームの達成率を気にしないのであれば無視してもいいんですけどね。
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1 Comments

No Name  

私はチャレンジを進めるのはすごく面白くて好きです。クリアした時の達成感もいい。このゲームにこの要素があってよかったと思います。次回作はもっとやりこみ要素を入れて欲しいです。

※あなた個人がチャレンジ要素が嫌いなことは否定はしません。

2014/03/02 (Sun) 15:01 | EDIT | REPLY |   

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