ツルゴアXXX

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31 2013

入巣P

■概要
『ウソm@s祭り』という投稿祭に合わせてパロディ作品をちょこちょこ発表されているニコマスP。
そして第六次ウソm@s祭りで発表した『さよならを教えて ~comment te dire @dieu~』で初の連載をスタート。
全体的に暗めな作風が魅力です。

■作品
超光偶像ハルゼリオン 最終話


謎の存在『サードベータ』との長い戦いにより、今や生き残った人類も殆どいない、廃墟が広がるばかりとなってしまった東京。
それでも人類の希望である特務機関『月の子』『サードベータ』に対抗するため、数少ない戦士のハルカ、イオリ、ユキホは司令官のアズサの命を受けて勝利の見えない戦いに赴くのである。


あまりに最終話が衝撃的すぎることで有名な特撮ヒーロー番組『超光戦士シャンゼリオン』のパロディ作品であり、XENOGLOSSIA要素を含むノベマスを指す『xenovelsm@ster』という登録数が少ないマイナータグがつけられたノベマス。

『胡蝶の夢』が題材となっており、ハルカが夢に落ちれば765プロアイドルとしての春香の明るい世界に、春香が夢に落ちれば『月の子』の戦士としてのハルカの絶望で支配されている世界が描写されていきます。
もしハルカの世界の方が現実だとすれば…?
単なる夢オチでは終わらない、厭な怖さがある一作。
さよならを教えて ~comment te dire @dieu~


過去に大きな失敗を犯したプロデューサー、糸杉彰。
結果、数えられないほど多くの人に迷惑と手間をかけさせてしまったが、それでも今もプロデューサーとして仕事をさせてもらえている。
彼はその事を充分に承知しており、今担当しているアイドル『■■■■』をトップへと導くため、毎日仕事をこなしていく。
毎日同じような悪夢を見るほどに精神的に疲れを感じ始めているものの、彼は今日もプロデュース業を続けるのである。


有名なアダルトゲーム『さよならを教えて』を原作としたサイコホラー風味のノベマス。
地の文を用いたサウンドノベル形式で展開。全12章で完結済。

本作は『アイドルをプロデュースする』というアイマスに沿った内容でありながら、何故か毎話毎話、時間軸が夕刻からスタートします。
基本的に小鳥さんと会話して、用を足して、その後場所を移動して各アイドルと会話し、一日の終わりに明日の営業戦略を練って終了という内容であり、ストーリーがどこに向かっているのかいまいちはっきりしておらず、また全体的にかなり淡々と進んでいくので、序盤のうちは面白みを感じにくいです。
しかしその中にわずかに恐怖感を覚える演出があり、序盤の展開にも魅力があるのも事実。

二話目終盤から糸杉Pの会話内容の不自然さが少しずつ露わになっていき、3日目終盤から彼の気持ちの悪いモノローグと不気味な演出が現れ始め、ようやく視聴者が『Pは狂っている』事に確信を持てる作りになり、段々とおかしくなっていくPの日常を見ていくことになるのです。
そして4話目からはついに…
原作を知らなくても十分入り込める一作。
ちはにっき

 

亡くなった弟と離婚した両親の事をスクープされショックを受けた千早は歌うことが出来なくなってしまい、家に閉じこもるようになってしまった。
そして眠りにつき、夢を見る千早。
そこに広がる夢の世界は不気味な雰囲気を纏った不条理な世界だった。
夢の世界を訪れるたびに、夢と現実の境界が曖昧になっていく千早。
彼女の心は少しずつ壊れていく。


『第七次ウソm@s祭り』投稿作品。
名作フリーゲーム『ゆめにっき』のドット絵を改変して制作されたMADムービー風の一作。
原作の雰囲気を損なわずアイマス風に落とし込んだその改変ドットは必見。
入巣Pの多才さに驚かされました。

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