ツルゴアXXX

ARTICLE PAGE

20 2013

アイドルマスター『ジュピター』コミカライズ作品紹介

デイズオブジュピター418 ジュピター・ジ・アイドルマスター

去年の6月に、花とゆめ系列3誌で同時にJupiterの公式コミカライズが発表されてから数ヵ月…
3作品中2作品が連載を終え、3月19日にようやく単行本が発売されました!

どちらの作品もこれまであまり掘り下げられることが無かったジュピターの活躍をたっぷりと拝める出来になっていたので簡潔に紹介。

■D@YS OF Jupiter ~THE IDOLM@STER~

“どこまでだって強くなれる 三人一緒なら”

時は、アイドル戦国時代
そんな中、アイドル界の頂点を見据える男性アイドルユニットがいた。
その名は、Jupiter
三人の日常は、情熱と笑顔に溢れていて―?

あの大人気ゲーム「THE IDOLM@STER」発の男性ユニット・Jupiterを初コミカライズ!!


作者は麻菜摘先生。
『花とゆめonline』でのWEB連載というのもあって、一番多くの人の目に触れたコミカライズではないでしょうか。

お祭りジュピター冬馬、北斗、翔太の日常をゆるく楽しく描いていくコメディチックな作風。冬馬が仲間との馴れ合いを嫌うような性格ではなくなっており、左の画像のように北斗や翔太とワイワイやってる光景が非常に多いです。『クリームソーダが好物』という設定が更に発展して、スイーツ好きなキャラになっているなど、ちょいちょい上書きされている部分もあったり。この作品でもいじられキャラとして大活躍しており、コメディリリーフの位置を確立してました。
それと、本作にはジュピターのマネージャーとして『三条馬静』というオリジナルキャラクターが登場しています。
愛称はジョバちゃん。
バリバリ仕事をこなすだけでなく、気配りも完璧、ツッコミも冴えわたっており、ジュピターとの仲も良好な出来る女性。
ただ961プロの『王者は孤高であれ』という方針と若干矛盾のあるキャラなんですけどね。
ただゲームでは『プロデューサー制を取っていない』という事しかわかりませんし、そもそもこの作品のジュピターが961プロ所属なのかも明言されていないんで問題ないんでしょう、多分。

水泳大会ジュピター

ピアニスト北斗
本コミカライズでは3人がワイワイやっているのを面白おかしく描いていくのがメインとなっているためか、ジュピターの設定を掘り下げるようなお話はやや少なめ。
(翔太の趣味である『親孝行』キャラ作りだったのはビックリでしたが)

ただ第5話は北斗の過去が描かれるという結構重要な回。
公式プロフィールの趣味に『ピアノとヴァイオリン』というのがあり、ファンの間では「いいとこのお坊っちゃんじゃないのか?」という憶測が流れていたのですが、まさにドンピシャ。
父親はヴァイオリニストで母親はピアニスト、妹も将来有望とされているフルート奏者であり、音楽一家の長男である事が明かされています。
かなりナルシストな性格で、いつもカッコよく見せることに拘っている北斗が赤面するシーンが拝めるのもこの第5話。
北斗ファンの人達!この回は特にチェキらないかんですよ!

冬馬、北斗、翔太たちがやたらカッコ可愛く、作中では女性だけでなく男性までも魅了してしまうジュピターの姿を楽しめる本作。
「自由に描かせてもらった」というのもあってキャラがやや崩壊気味だったり、公式設定と矛盾する描写(翔太が「甘いものが苦手」になっている)があったりはしますが、読んでて楽しい漫画でした。
完全新作の第9話巻末の4コマ漫画、カバー裏にジョバちゃん主役の漫画と、描き下ろしのオマケ漫画がやたら豊富なのも嬉しいところ。
ただ、ちょっぴり残念だったのは、3月1日にコミックスの宣伝も兼ねて突如WEB掲載された『第10話』未収録な事ですかね~。
今後再収録される可能性があるかはわからないので、公開されている今のうちに見ておいた方がいいかも…?
(※ちなみに3月20日現在、単行本描き下ろしの第9話以外は全話WEB上で公開中)
【花とゆめonline D@YS OF Jupiter】

初詣

※麻菜摘先生関連サイト
【HEMP32!!!】
【ツイッター】
【pixiv】

■Jupiter~ THE IDOLM@STER~

地球の300倍の重力をもつ惑星―“Jupiter”

大手芸能事務所・961プロダクションが放つ、その名を冠した3人組アイドルユニット。
LIVEに、雑誌に、TVに…
各メディアを賑わし、女性たちの心を惹きつけ放さない彼らのバックステージが、ここに。


アリギル

作者はミユキ蜜蜂先生。
こちらはストーリー性の強い内容となっており、冬馬を中心に961プロでの活動を、そしてその961プロを抜けて別のプロダクションで再スタートを切っていくジュピターの活躍が描かれていきます。
カワイイ系の絵だった『D@YS OF Jupiter』に比べ、こちらは絵柄が非常にイケメン

黒井社長との対立

金田社長&小嶋
4話では黒井社長がジュピターを売るために裏で手をまわして他のアイドルを潰していたことを知り、ジュピターの3人は961プロを抜けるという、原作とは違う本作オリジナル展開で961プロからの離反が描かれています。
『D@YS OF Jupiter』でもそうなのですが、このコミカライズでは961プロが765プロと対立している描写は一切無いです。
そして『ゴールドプロダクション』という事務所に移籍、本作オリジナルのキャラクター『金田百合子』社長とマネージャーの『小嶋』と出会い、もう一度トップアイドルへの道を駆け上がることになります。

直談判黒井社長この作品で初めて語られる設定も多いです。
『Jupiter』というユニット名に込められた意味、冬馬の家が父子家庭であること、冬馬、北斗、翔太が黒井社長にスカウトされた経緯などなど…
冬馬の父親、翔太の二番目の姉のビジュアルが明かされるのにも注目。
それと悪役として登場する黒井社長が『やり方は正しくないが自分のアイドルは大事にする』という不器用な人間として描かれているのが個人的に凄く良かったです。
このコミカルさの抜けたカッコいい黒井社長のキャラクターはどちらかといえば二次創作で見ることが多かったのですが、まさか公式コミカライズで拝めるとは。

『Jupiter~ THE IDOLM@STER~』の方はギャグよりもストーリーを重視するという人におススメの一冊。
ネタバレ画像が出回ってもう知らない人は殆どいないと思うので書いちゃいますが、『ジュピターに新メンバー追加決定!』という大ニュースが流れる最終話はとにかくインパクト大。
ただしコミックスにもその詳細はとくに書かれていません。続報に期待。

単行本のオマケについてですが、バンナムのスタッフ、田中絵美氏による書き下ろし小説と、2話に出てきたジュピターの写真集を収録。
また、雑誌連載時の広告部分?を作者の描き下ろしマンガやコメントで埋めていたりします。
ミユキ蜜蜂先生の描きおろした美希のイラストが少女漫画の主人公って感じで好み。

あとはまあそうですね…『あまがせ とうう』という冬馬の名前の誤植が直ってしまっていたのがちょっとだけ残念でした。

あまがせとうう


■まとめ
…というわけで、2作品とも良質なコミカライズとなってましたよ!
面白い作品だったんで「ジュピター主役ってどうなの…?」と思っている人は一回読んでみてほしい。
ジュピターファンの人にもこのコミカライズで初めて描写される要素が多いのでもちろんおススメ。
どちらの作品にも765プロアイドルが話のどこかにちらっとだけ登場していたりもするので、それを探すのも楽しみの一つ。

ゲームの方でもジュピターに何らかの展開があってほしいところ。
いや僕は割と本気でジュピターをプロデュースしたいと思ってるんで…
『Jupiter~ THE IDOLM@STER~』の最終話で発表された『ジュピター新メンバー追加決定!』の報が単に漫画の演出ってオチじゃありませんように!
※(調べてみたらちゃんとジュピターの今後の展開を考えているようなので座して待つことにします)

現在連載中のぷろとん先生による『ジュピターさん ~THE IDOLM@STER~』も単行本化されたらまた本記事に加筆したいと思います。
※2016年9月12日加筆
下記の記事でレビューしました。
【ぷろとん/アイドルマスターシリーズぷろとん4コマ集2005-2015】
関連記事

2 Comments

もつ鍋  

単行本化…ではありませんが、先月発売の「ザ花とゆめ」でジュピターさんが最終回を迎えました。そしてジュピター4人目が登場…!

2015/11/08 (Sun) 18:10 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>もつ鍋さん
マジですか!?ということはいよいよジュピターさんの単行本が全1巻で来るフラグ…!?
それはそうと4人目を最後の最後に出すってファンサービスすごい…

2015/11/08 (Sun) 18:42 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment