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20 2013

3D スペースハリアー

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Welcome to The Fantasy Zone! Get Ready?

銀河系のはるか彼方にあるドラゴンランド。永遠に続くかと思われる平和を享受していたこの世界に、突然、凶悪な魔物たちが現れ、世界は闇に包まれた。正義のドラゴン・ユーライアは、荒れ果ててしまったこの世界に光を取り戻すべく、超能力戦士ハリアーに救援を求めた。

未知なる魔物たちが巣食うドラゴンランドに単身乗り込んでいくハリアー。
真の戦士となるための戦いが始まろうとしている……。


◆擬似3DSTGの名作『スペースハリアー』
『スペースハリアー』とは、1985年にセガが発売した体感ゲームの第2弾となる作品(第1弾は『ハングオン』というバイクレースゲーム)です。

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ジャンルとしてはシューティングゲームとなっているのですが、疑似3Dで表現された映像、彼方に見える地平線、背景や障害物の多重スクロール、そして発色数32000色のグラフィックと、当時のゲームとしては驚異的な作りであるこの作品は、瞬く間にゲーマーを魅了したとか。
コックピット型で前後左右に可動する筐体、コックピット型で非可動の筐体、アップライト筐体の3種類が存在していたらしいです。

ハイスコアガールよりスペハリ
『押切蓮介/ハイスコアガール』より

そんな名作ゲーム、『スペースハリアー』なんですが、僕はというとゲーム雑誌やネットで評判を聞きつつも、ゲーム世代の違いというのもあって近隣のゲーセンに行っても当然筐体は存在せず、また非常に本作が多くの機種に移植されていながらも肝心のハードを持っていないというダブルパンチを受け、プレイする機会になかなか恵まれず、動画などを見て楽しむことしかできていませんでした。

【『洗車の入』氏による『ゲームグラフィックTV』のスペハリ紹介回 移植版紹介もある】

しかし、昨年の12月26日に3DSで3Dリメイクされたスペースハリアーが発売!
疑似3Dだったゲーム面がモノホンの3Dに、さらにオプションではムービング筐体を疑似再現する画面モードや、筐体から鳴っていた環境音のON/OFF、そしてハリアーの移動範囲も経年変化でアナログスティックの稼動域が変化した筐体でプレイしたというプレーヤー向けに3段階で設定可能という、とてつもなくマニアックな設定項目も用意されています。

ゲームの移植に定評のある『M2』が開発を担当したというのもあってこだわりっぷりが物凄いですね。
こんな作品が600円でダウンロード販売されているというのもまた凄い。

そんなわけで、僕の念願のスペースハリアーのプレイは2012年の3DSへの移植でようやく叶うことになったのでした。

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とにかく目を引くのが立体表現。
画面奥から敵や障害物がプレイヤーに向かって迫ってくるという画は想像以上の迫力です。
あと、3DSを買っておきながらこれまで立体視をフルに活用したゲームをロクに購入していなかったというのもあったので、今更3DSの立体表現に感動しました。
ゲームスピードがとにかく高速というのもあり、敵を倒し障害物を掻い潜るというのはかなり手に汗握るのですが気持ち良い。

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避けきれず柱に激突して1機失うハリアー 彼は一度走り出すと止まらない(ていうか止まれない)

疑似3Dシューティングではタイトーの『ナイトストライカー』をよくプレイするのですが(タイメモの移植版で)、本作は立体視を活用しているのもあって、より敵との距離感や障害物の位置を把握しやすいのがかなり有難い面です。
オリジナルより遊びやすくなっている部分かも。

この移植版ではコンティニューは3回まで。ただし残機は最大5機まで設定可能。
ゲームステージは全18面まであるのですが、初心者のうちでも死にまくりながらギリギリクリアできるかできないかぐらいの絶妙な制限になっています(ゲームの難易度を上げると敵の攻撃が高速弾になったりするのでキツイですが)
全てのクレジットを使い切ってタイトル画面に戻されてしまっても、本作にはステージセレクト機能が用意されており、クリアした面をセレクトしてそこからスタートできるようになっているので、何度も遊べば誰でも全てのステージを楽しむことは十分可能です。

また、隠された追加要素もこの『3D スペースハリアー』にはありまして…
その一つが家庭用移植の追加ボス『HAYA OH』がアーケードスタイルで登場するというもの。

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高速弾を放ちまくる強力な隠しボス

しっかり専用BGMもひっさげてのまさかの登場。

セガマークⅢ版に存在していたという『天空城登場→音もなく崩壊→HAYA OH登場』という登場演出は残念ながらカットとなっていますが、それでもサプライズな追加要素ですね。

天空の城1

天空の城2

天空の城3

この追加ボスの登場条件は『残機や難易度設定は何でもOKなので、ステージ1からスタートして、ノーコンティニューでステージ18を最後まで進める』こと。
(もしくはステージセレクトでステージ18から初めてノーコンティニューで最後まで進める)

そしてもう一つの追加要素は、HAYA OHを撃破すればオプションの設定項目に『スペシャル』という項目が追加されます。
ONにすると『HAYA OHが登場しなくなり、コンティニューが無限になる』という、よりアーケードライクなゲームプレイが可能になるというものです。

◆感想
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正義のドラゴン・ユーライアに乗って森林破壊に興じるハリアーさんの図

元がアーケードゲームというのもあってテンポ良く展開していくので、ちょっとした時間にプレイするのにも向いている感じ。
ゲームのリプレイも1つだけ保存できるので、全ステージクリアした時の自分のプレイをじっくり眺めるという楽しみ方もできます。
僕の当面の目標は1コインクリアですかね~。
『3D スペースハリアー』、3DSのダウンロードソフトの中でもかなりお勧めの1作ですよ!
コレが売れれば今後も『セガ 3D復刻プロジェクト』が続いていくでしょうしね。
次はどんな作品が3Dになるのか楽しみでならない。

◆おまけ
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敵キャラ『ドム』の名前が変更されてしまっている…これも時代か

※尋常でないこだわり移植について語る「3D スペースハリアー」のインタビュー記事
【「3D スペースハリアー」インタビュー】
【「3D スペースハリアー」インタビュー延長戦!】
 
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