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26 2013

ブライアン・マイケル・ベンディス&レイニル・ユー他/ニューアベンジャーズ:レボリューション

ニューアベレボ表紙

「負けを認めてくれ。そうすれば君たちはまたヒーローに戻れる
 アベンジャーズに戻れるんだ
 我々の間にある唯一の違いとは…
 それは、言わなくとも君たちにはわかっているはずだ
 不思議でならんのは…君たちが何を目指しているかだ
 これが望む人生なのか?
 どうすればいいかわからないから、
 ただ闇雲に我々に楯突いているだけじゃないのか?
 どうか教えてほしい
 どうやって終わらせるつもりだ?
 この戦いに誰もが納得できる形で終止符を打てるというのなら…
 教えてくれ
 どうか私にも…」

ヒーロー達を二分したシビル・ウォーは、超人登録法賛成派の勝利に終わった。
内戦によって分裂したアベンジャーズの内、登録法に反対した一派は反逆者の烙印を押され、
地下に潜っての活動を余儀なくされていた。
一方その頃、日本では、かつてアベンジャーズに協力した女戦士ローニンが、絶体絶命の危機に陥っていた。
戦友の危機に、雌伏のアベンジャーズは日本を目指す!
アベンジャーズが見える、“戦後”を描いた新シリーズ、ここにスタート!

CIVIL WAE IS OVER!
START THE REVOLUTION!


◆収録作品

2007年01月:New Avengers #26
2007年04月:New Avengers #27
2007年05月:New Avengers #28
2007年06月:New Avengers #29
2007年07月:New Avengers #30
2007年08月:New Avengers #31


※ニューアベ関連過去記事

【ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト】
【ニューアベンジャーズ:セントリー】
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【ニューアベンジャーズ:コレクティブ】
【シビル・ウォー】
【ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー】
【デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム&バーデン・オブ・ドリーム】


ケイジによるこれまでのあらすじ
ルーク・ケイジによるこれまでの簡潔なあらすじ

ヴィレッジブックスによるニューアベンジャーズ邦訳もこれで5冊目!
#1から順々に訳され、クロスオーバーも本編だけとはいえしっかり邦訳出版されているので、ここまでストーリーが追いかけやすいアメコミ邦訳もそうそうないのではないでしょうか。
今回のストーリーは『シビル・ウォー』完結直後の物語。
政府による超人登録法が可決されてしまい、ニューアベンジャーズの面々もこの法律の賛成派と反対派の二つのチームに分かれ、現在も対立したままになっています。
やはりシビル・ウォーの根は深い。

『ニューアベンジャーズ:レボリューション』で描かれるチームは、超人登録法に反対の立場を貫いたまま、何者かの手によって殺されてしまったキャプテン・アメリカの遺志を継いで活動する『シークレット・アベンジャーズ』
参加メンバーはルーク・ケイジ、スパイダーマン、スパイダーウーマン、ウルヴァリン、Dr.ストレンジ、アイアンフィストの6名。
政府から反逆者と見なされているため、地下に潜伏して活動するというなんとも苦しい立場に立たされてしまっています。

世間的に認められているアベンジャーズ『マイティ・アベンジャーズ』(メンバーはアイアンマン、Ms.マーベル、セントリー、ワンダーマン、ワスプ、ブラックウィドウ、アレス)は、本作では対立する敵役としてしか登場しません。
ニューアベンジャーズシリーズは今後、『シークレット・アベンジャーズ』の視点で展開していくようなので、なんというかストーリーが『新章』に突入したという感じがします。
マイティ・アベンジャーズ
今や『犯罪者』であるシークレット・アベンジャーズを逮捕するため何度も襲撃してくる

シビル・ウォー直後というのもあり、ストーリーのメインになるのはやはりアイアンマンらとの対立。
また、これまでに貼られてきた伏線の回収(ハウス・オブ・Mで描かれたスカーレット・ウィッチとホークアイの復活、ニューアベンジャーズ:セントリーで正体が発覚したローニンのその後、それまでのストーリーの立ち返りなど)にも取り掛かっており、今後のストーリー展開のための準備に動いているような印象の1冊でした。
ホークアイ復活

これまでのようなビランとの戦いももちろんちゃんと用意されているんですけどね。舞台がまたも大阪になり、登場するのがYAKUZA忍者集団ザ・ハンドシルバーサムライというやや癖のある人選なのがミソ。
ちなみにザ・ハンドの首領はなんとエレクトラ

日本が舞台となる場面ではなんと日本語も飛び出すのですが、なんか全体的にアヤシイ日本語なのがシリアスブレイカーになってました。
一番インパクトのある台詞が下のシーンなんですが…

『「is that right?」の「right」を右と訳してしまった』とのこと

忍者集団ザ・ハンドについて



『ニューアベンジャーズ:レボリューション』では回想シーンと現在のシーンが何度も入れかわって描かれる事が多いので若干の読みづらさを感じましたが、アイアンマンらとの対立や、一連の事件の糸を引いている黒幕の存在の示唆、そしてラストに大きな爆弾が放り込まれるのもあって、今後どうなっていくのかが気になる要素の多い1冊でした。
個人的に嬉しかったのはUMVC3で知って気に入ったヒーロー・アイアンフィストの活躍をたっぷり拝めた点ですかね!
あとレイニル・ユーのアートがカッコ良すぎてヤバい。
シルバーサムライ
「貴様らは墓穴に片足を突っ込んでおる!」というシルバーサムライの台詞が印象的

アイアンマン達『マイティ・アベンジャーズ』の活動も気になるのですが、これは2月下旬に邦訳される『マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ』で描かれていくのだとか。
『ニューアベンジャーズ』シリーズも『マイティ・アベンジャーズ』シリーズもしっかり続刊していくとの事なので、このペースで発売し続けてほしいところです。
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