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10 2013

紳士猫P(yoyo)

■概要
モバマスで初登場したアイドルを主役に据えた短編作品を多く投稿されているニコマスP。
かつては『yoyo』というユーザー名でさまざまな短編作品を発表されていました。
そのままP名が決まる前に引退されていたのですが、紳士猫Pとして復帰。
yoyo氏時代も紳士猫P時代のどちらもジャンルはミステリー、ホラー、感動ものなど、ショートショートのようにオチが印象に強く残る『面白い』お話を多く制作されています。
(作品によっては元ネタあり)
妄想想像で真実に辿りつく小鳥さんの推理シーンがカッコいい!

…ただ、残念ながら現在は紳士猫Pとしての活動も終了し、ニコマスを引退されているとか。

■作品
音無先輩の空論


春香の初めてのライブ成功後、Pは春香に「何か記念になるものを買ってあげる」ということを提案した。
春香は悩みに悩んで、二人で使える「あるもの」を買ってもらったのであった。
それから時は立ち、春香にも色々仕事が舞い込むようになり、Pも他のアイドルの面倒を見るようになったため、春香は一人で仕事に行くことも増え、どこかすれ違うことが多くなってきていた。
「Pはもう自分の事はほっとくつもりなんだ」と小鳥に愚痴る春香。
そこで小鳥は…


小鳥さんの妄想シリーズ第一弾にしてyoyo氏の処女作。
自分の妄想想像で推理を披露するこのシリーズは、とにかく小鳥さんがカッコ良い大人なのです。
この作品はノベマスでは珍しく、春香がやや鈍感キャラなのもちょっと面白い。

瞬間移動とかち


亜美と真美は互いの位置を入れ替えることができるという超能力を持つ。ただし毎月1回しか使えない。
さらには亜美から真美の立ち位置を入れ替えることはできるが、真美から亜美の立ち位置を入れ替える事はできない上、互いにワープした後は微妙に元の立ち位置からずれているというという結構制約のある能力だったのだ。
その所為で、真美は本屋の成人向けコーナーにワープさせられたりロッカーの中にワープさせられたりと不憫な目に遭っていた。
しかし小鳥は亜美の話を聞いているうちに、この超能力のどこか不自然な点に気付く。


SF染みた亜美真美の和やかなショートストーリーかと思えば、終盤で不穏な展開にシフトしていく短編となっています。
暗闇の中で雪歩


大事な映画のオーディションがもうすぐ始まるというのに事務所に現れない雪歩。
携帯も全く繋がらないため、業を煮やしたPは小鳥を引き連れて、雪歩がよく穴を掘って埋まっている公園に向かい、砂場に手を突っ込んで雪歩を探すのだが…


クスリと笑える場面があり、ほんのりホラーな雰囲気が漂う短編作品。
ソフトタッチ・凸レーション


朝起きた時、身体に違和感を感じた伊織。
その所為で家を出る準備に時間を喰ってしまい、危うく収録に遅刻しそうになる。
『今日の伊織はどこか元気がない』と感じたPは、伊織の持つ人形に血がついている事に気付き、怪我でもしたのかと伊織に問いただすのだが…


Pのあまりのデリカシーの無さにちょっと吹いてしまう一作。鈍感だなぁこのPは!
72マイルは遠すぎる


千早に自分の気持ちを告白したP。
しかし、事務所に帰った後千早から告白の返事を受け、ハッキリと振られてしまうのであった。
落ち込んでず~っとうじうじしているPに、小鳥は千早のどこか不自然だった発言を考察してPに話をするのだが…


一見するとPが千早に告白してただ振られただけのようなお話。
しかし、小鳥さんの長い長い考察を聞いていくうちにある一つの真実に辿りつくことになるという内容…なのかな?
謎が解けてスッキリ終わるという作品ではありませんが、なかなか引き込まれる一作です。
終始『袖にする』ということわざを『棒に振る』と間違えて使用していたのがちょっとだけネックですがそこは脳内変換で…
あずさに似た人


イベントが終了して、すっかり夜遅くなってしまったPとあずさ。
Pはあずさを家まで送るため、車を取りにちょっとの間彼女から離れる。
Pを待ってボーっとしていたあずさは、通りがかったある男とぶつかってしまう。
そして相手はあずさがきちんと謝る前にどこかへ去ってしまった。
次の日、あずさがメインパーソナリティを務めるラジオ番組にその男からお便りが届き…


都市伝説風味な恐怖を味わえる一作です。
彼女が彼になった理由


いつものように雪歩と僕が歩いていると記者にフライデーされてしまった…という内容の、
30秒で終わるものすごく短い作品。
しかし短いながらもゾクッとくる一作となっています。
母とやよいとわたしの下に


誰にでも「もしあの時ああでなかったら命を落としていたかもしれない」という経験はあるもの。
Pと小鳥はそんな感じの「下手したら死んでいたかも」という自分のエピソードで談笑していた。
傍にいたやよいは、二人の会話を聞いて、過去に自分が「母親に殺されかけた」ことをふと思い出し、Pと小鳥に話をする。
しかしやよいの母親は自分の娘を手にかけるような人物ではないはず。
このどこか重要な部分がはっきりしないやよいの過去の記憶の真実とは?


やよいの強烈な告白が目を惹く一作。
本当にやよいの母はやよいを手にかけようとしていたのか…?
ちなみに投稿当初のタイトルは「九っうー年目の魔法」というものでした。
真の勘違い、女の夢違い


休日に呼び出され、Pから事務所に届いたバレンタインチョコ付きのファンレターに返事を書くことになった真。
その数はなんと200個。
内容がよく分からなくて返事が書けない手紙は仕分けつつ、なんとかファンレターの返信を書き終える。
『中に何が入っているかわからないから』という理由もあって、Pによりチョコは業者に回収されることに。
そんな真の元に小鳥が現れ、結局返事を書かなかった手紙を見せる。
その中に一枚、内容を読んであげるべきだったファンレターを見つけるのであった。


真とファンの手紙を通じた交流を描いた作品。
ラストシーンが非常に印象深い『泣けるアイマス』です。
事務所の中心で、弁当を食べる


一緒にお弁当を食べ、楽しく昼食の時間を過ごしている響と春香。
一方、あくびを出し、眠そうにしているP。
昨夜、響の飼っているワニ絵が脱走したため、響に付き合って二人で夜っぴいて捜索していたのである。
脱走した理由は、響がワニ絵の餌をとってしまったからなのだが…


ただ響と春香が談笑しながら食事しているのを眺めてほんわかするノベマスかと思えば綺麗なオチがつく、そんな一作です。
※響の飼っているワニの名前が「ワニ子」ではなく「ワニ絵」なのは原文ママ。
夢の中より、愛を込めて


『注文した料理が現実に現れる』という不思議なレストランの夢を見た美希。
夢で出した注文が偶然ではなく本当に叶うことを理解した美希は、夢を見るたびに好きなものを注文しまくるのであった。
そんなある日、ついにシェフからラストオーダーである事を伝えられる。
最後の注文ということもあり、考えに考えた美希は…?


『世にも奇妙な物語』のような少し不思議で、ちょっぴりゾクリとくる一作です。
貴音の守り神と面妖な占い師


なんとなしに立ち寄った占い師に自分を占ってもらった貴音。
しかしろくすっぽ当たらないのもあって、そのまま帰ろうとした貴音に対し泣きの一回を占い師が求めてきたため、もう一度占ってもらったところ、なんとも妙な占いの結果が出る。


まったり進行する良い雰囲気のお話。
オチがまた味のある感じです。
音無小鳥のサイン売ります


アイドル時代の音無小鳥のサインが100万円でネットオークションで出品されているのを発見したPと春香。
そこに小鳥が現れたので尋ねてみたところ、どうやらサインは本物らしい。
残念ながらマイナーどまりで終わってしまったアイドル時代の小鳥。
彼女はどうやらこの出品者に心当たりがあるらしく…


公式では小鳥さんの過去は微妙にぼかされているため、自分で色々想像する楽しみがあり、また二次創作であれこれ過去話が作られるのがまた面白いのです。
この作品は小鳥さんのアイドル時代の過去を絡めた素敵なお話になってます。おススメ!
超能力者を探しに行こう


「超能力者は実際にいる!」と主張する真美と否定派なP。
そこでPが「それならテレパシーを送ってみたらどうか?もし超能力者が居るなら反応してくれるかもしれない」と提案する。
さっそく真美は実行に移すのだが、全くと言っていいほど超能力者からの反応はなく…


真美視点と竜宮小町の視点が交互に展開し、上手いオチに持っていく構成となっているノベマスです。
犬のお家にご用心


犬のいる道を避けながらレッスン場に向かう雪歩と、それに付き合わされた春香。
大の犬嫌いの雪歩は、街にあるどの家が犬を飼っているかを全て事細かにチェックしているというのだ。
それを知った春香は雪歩に言う。
「雪歩ってホントは、犬好きなんじゃない?」


好きと嫌いは紙一重といいますか、犬嫌いの雪歩と春香のゆるーい会話が面白いノベマスになっています。

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