ツルゴアXXX

ARTICLE PAGE

17 2011

夢幻戦士ヴァリス

110116_215010_convert_20110116222530.jpg

PCエンジンアーカイブスのゲームを初購入!
購入タイトルは『夢幻戦士ヴァリス』
プレイした事は無いのですが子供の頃から個人的に気になっていたゲームでした。
というか親にねだれませんでした。

主人公である麻生優子リアルにファンクラブが結成されたほどの人気キャラクターですね。
アーカイブスのオプション周りとゲームのレビューは【続きを読む】で。

子供の頃は自分も周りもファミコン、スーパーファミコンを所持している子ばかりだったので、
PCエンジンなんて立ち読みしていたゲーム雑誌の情報ぐらいでしか知りませんでした。
出すゲームは『とにかくキャラクターがしゃべる』『アニメが挿入される』
という事ぐらいしか知りませんでしたが、
当時はキャラクターが普通にしゃべるというぐらいでも十二分に魅力的だったため憧れのハードでもありました。

しかし周辺機器が多すぎて何を揃えれば良いのか当時の自分にはよく分からなかった事と、
すでにスーパーファミコンを買ってもらっていたため、とてもじゃないけど親にねだる度胸もなかったというのもあり、
そのまま年月が過ぎて自宅で活躍するハードがプレイステーションに移り、
PCエンジンは僕の中で未知のハードとして記憶から離れていく事になってしまいました。

そして2009年7月15日、PCエンジンアーカイブスのサービスが開始。
PS3、PSPでPCエンジンのソフトが配信されるとあって個人的に大ニュースでありましたが
別段プレイしたいソフトが無く、
今日までずるずるとソフトの購入を見合わせていたわけなんですが…

PCエンジンのソフトにはエロやグロの要素があるゲームもありましたがそれも配信されるんでしょうかね?
今のご時勢PCエンジン版リンダキューブ天外魔境II 卍MARUは無理かなぁ。
無理に配信して修正されても参るし…
~ アーカイブス オプション周り雑感 ~

まず良かった点から。
PCエンジンアーカイブスではLボタンを押して呼び出せる『システムメニュー』から
いつでもセーブ、ロードが可能です。
というかセーブはどのゲームもこの機能を用いてセーブしなければならず、
ゲーム内でセーブするようなゲームでも
きちんとこのシステムメニューでのセーブを行わないと記録されないようです。
ゲームエミュレータ的な仕様ですね。
僕の場合ヴァリスでは中断用のセーブデータデバッグモード(後述)のセーブデータと2種類用意してます。
いつでもセーブ、ロードは非常に便利です。

もう一つ、細かい点ですが画面右上にPSPの電池残量が表示されるのが地味に便利です。
ただし電池の残量が3分の2以下になったときからですが。

Rボタンは画面サイズ変更です。
システムメニューからでも変更できますがRボタンを押すほうが手っ取り早いです。
『オリジナル』比率以外はぼやけますけどね。

次にちょっぴり不満な点。
解説書のスキャンは当時の解説書では無い点ですね。
PS用のオリジナルの解説書となっています。
当時のままだとⅠボタン、Ⅱボタンがどこに割り振られているか混乱する事もあり、
新しく作るのは当然なんですが当時の解説書がどんな内容だったか気になるのでちょっと残念です。
110116_233746_convert_20110116234125.jpgⅠボタンが○、Ⅱボタンが×となっている

また、キーコンフィグも不可能。
□、△がそれぞれ×、○の連射ボタンとなっており、
基本的に×、○で操作しなければならない。
ヴァリスでは○でジャンプ、×で攻撃になってしまうため、
普通のアクションゲームのように×にジャンプボタンであるⅠボタンを割り当てたいのですが…

あとは要望みたいなもんですがスクショ機能が欲しいなぁ。
これは『blogの掲載も公に許可している』PSアーカイブスが珍しいんですけどね。
~ 夢幻戦士ヴァリス レビュー ~

元々はPC-8801で1986年に日本テレネットから発売されたゲーム。
このPCエンジン版は1992年にリメイクされたものです。

主人公はビキニアーマーを身にまとう女子高生。
サービスショットを交えつつ悪と戦うこのゲームはまさにオタク狙いの作品でありました。

【初代ヴァリスの参考動画】


110116_215103_convert_20110116222546.jpgパンチラ
夢幻界の女王「ヴァリア」によっていきなりヴァリスの戦士に選ばれた
ごく普通の女子高生「麻生優子」は、
現実界に迫る危機を防ぐため、戸惑いながらも悪に立ち向かう。
女王ヴァリアから授かった剣と露出の多いビキニアーマーで、暗黒界の王「ログレス」に立ち向かう!
というストーリー。
110116_215822_convert_20110116222559.jpg
普通さを理由に戦士に選ばれた優子。
(「この世で最もノーマルな心を持った者」が戦士に任命される理由らしい)

「そんな…勝手すぎるわ!」
「いいから戦ってください」※意訳
「ひどい…」

と、いきなり戦士に選ばれて本気で嫌がる優子。
しかし戦いを続けるうちに自分の使命に目覚めていきます。
ボス戦
ログレスの洗脳により敵となった優子の級友、桐島麗子。

このゲーム、正直言うとアクションゲームとしての出来はそれほどでもないです。
ステージの難易度も低く、ボスのパターンもはっきりしており、
数回プレイすればあっさり看破できてしまいます。

しかし、このゲームの最大の魅力はアクションではなく、
頻繁に挿入されるビジュアルシーンにあります。

110116_221006_convert_20110116222647.jpg
優子の声を担当する島本須美さんの名演(ナウシカやクラリスの声優さん)、
他にも現在ではベテランとも言える声優さんが揃っておりビジュアルシーンを盛り上げてくれます。
もう一本のアニメ作品を見るような感覚ですね。
スタッフロールでは島本須美さんが歌ってくれます。

レトロゲーにありがちな短めのデモじゃなく、しっかり時間をかけて流れます。
慣れてくるとアクションパートはあっさりクリアできる難易度であるため、
実際、
『プレイ時間のほとんどはビジュアルシーンのほうが長いンじゃないか?』
と思ってしまうほど。
ちゃんと飛ばす事も可能です。

ちなみに、麗子戦後のビジュアルシーンで優子が麗子のバンダナを両手に巻くシーンがあるのですが、
しっかりそれ以降のドット絵にも反映されております。
細かいところにも演出へのこだわりが見られますね。
~ ちょっとした攻略メモとか隠し要素について ~

本当に簡単なアクションゲームなんで詰まる事はほとんど無いんですがちょっとしたアドバイスを。
このゲームの最強武器は『ハンター(H)』です。
追尾性能が非常に高いのでステージの雑魚もボス戦も処理しやすくなります。

ジャンプの注意点。
このゲームはジャンプの高さはボタンを押す長さによって決まるのですが、
最大ジャンプをしてしまうと優子が着地の際しゃがんでしまい隙ができてしまいます。
(厳密にはジャンプの高さによって着地後の硬直時間が変わる)
ボス戦では特に注意。
110116_220712_convert_20110116222611.jpg
一瞬硬直してしまうため回避が間に合わなくなる。

スライディングはちょっとした穴なら滑って通り越すことができます。
最大ジャンプでは天井にぶつかり、
抑え目のジャンプだと届かない場合に使いましょう。
110116_221152_convert_20110116222658.jpg

隠し要素 デバッグモード
110117_001246.jpg
タイトル画面で
↓、×、←、←、↓、×、↑、×、↑、←、↑、→、×、→、↓、
○、→、↓、↓、×、↓、↑、○、↑、×、↓、○、↑、×、×、○、
○、←、↑、○、×、↓、↑、↑、↓、セレクト
と順番に入力。

デモが見れたりステージセレクトできたり曲が聞けたり豊富です。
このゲームは曲がアツいので必聴。
エンディングのボーカル曲も聞けちゃいます。
PCエンジンでしか見られないエラー画面も見れますよ。

しっかし長いコマンドだな!
~ 現在のヴァリス ~

時代が進むにつれてすっかり過去のゲームとなってしまったヴァリス。
発売元である日本テレネットはコンシューマー事業から撤退し、すっかり会社が傾きかけていました。

そして新たな販売事業としてエロゲーを始めました。

その中には過去作品をエロゲー化したものも多く、それはヴァリスも例外ではありませんでした。

まるで『落ちぶれたアイドルがついにAV界に進出』と言った感じです。

しかもゲームの内容は文字通り原作レ○プと言える内容で(しかも陵辱ゲー)
優子を初めとするキャラクターの性格改変、稚拙すぎるテキスト、
そして何より旧来ファンの怒りを買ったことにより、
売り上げは振るわず大爆死。
日本テレネットは最終的に倒産

1143216176556_convert_20110116222732.jpg
すっかりネタゲーとして扱われている『ヴァリスX』。
画像は特に有名な迷セリフ。


2011年現在、
ヴァリス含む多くのゲームの版権はサン電子(サンソフト)が所有しているそうです。
↓参考リンク
http://www.sun-denshi.co.jp/soft/news/091210/

ちなみに、『コミックヴァルキリー』という漫画雑誌では、
現在ヴァリスの漫画版が連載中です。
漫画版
まさかの漫画版連載というのもあり、この後発売する『ヴァリスX』のタイアップを狙う意図もあったのかもしれませんが、
(ヴァリスをエロゲー化した日本テレネットの姿勢に対し、漫画版の作者ZOLは苦言を呈するコメントを残した)
現在は日本テレネットの倒産もありコピーライト表記も変更されています。

内容は一般誌以上エロ漫画未満のお色気漫画と言った感じ。
(お色気というには陵辱寸前の展開やリョナ要素がありますが)
雑誌がそういうコンセプトなんですけどね。
ゲーム以上にシリアスで結構重いです。
【漫画版紹介記事】

今回のアーカイブス配信もあり、すこしづつ汚点をぬぐえて来ている…のかな?
アイドルが活動再開した感じとでもいいますか。

ヴァリスの一般向け新作を切に願います。



まっっっったくの余談ですけど本記事を書いているとき、
うっかり『Back Spaceキー』編集フォームの外で押したがためにブラウザが戻ってしまい、
かなりの文章を書き直すハメになりました。
テンションも下がってオリジナルの文章を忘れてしまいました…
1291729113646_convert_20110117003520.jpg
20分は凹みましたよ…ただでさえタイプ遅いのに…

ブログを始めた人、もしいたら気を付けなはれや!
こまめに保存するんやで!
関連記事

0 Comments

Leave a comment