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30 2012

ジェフ・ローブ&ティム・セイル/キャットウーマン:ホエン・イン・ローマ

ホエン

『そんなに悪くないかもしれない。
 月曜日のローマ。
 日付変更線と時差ボケのせいでどの月曜日かは分からないけど…
 …世界のどこにいるかは関係ない。
 月曜日とは何かを新しく始める日だ』


ローマに隠された謎……、
それはキャットウーマンの真実。

ゴッサムシティの美しき怪盗キャットウーマン、セリーナ・カイルは、ある目的を胸に秘めて悪人リドラーとともにローマへ旅立った。

長き歴史に彩られた古都への滞在。しかし、彼女がここで出会ったのは、“ジョーカー”の毒、“ミスター・フリーズ”の冷凍銃、たびたび現れる“バットマン”の幻影……。ここにあるはずのないゴッサムの影に、ローマの街が侵食されていく。

彼女はなぜローマに来たのか?そして、彼女の目の前に現れた金髪男ブロンディは敵なのか、味方なのか?複雑に絡み合う謎は、ほのかなロマンスとともに、彼女を翻弄していく……。

はたしてキャットウーマンは本来の目的を完遂することが出来るのか!?

ヒットメーカー、ジェフ・ローブ&ティム・セイルのコンビが贈るキャットウーマンの名作を初邦訳!クライムミステリーの傑作『バットマン:ロング・ハロウィーン』『バットマン:ダークビクトリー』の外伝にして、キャットウーマンの秘密を解き明かしたバットマンファン必読の書!!


◆収録作品

2004年09月:Catwoman: When in Rome #1
2004年11月:Catwoman: When in Rome #2
2004年12月:Catwoman: When in Rome #3
2005年02月:Catwoman: When in Rome #4
2005年04月:Catwoman: When in Rome #5
2005年07月:Catwoman: When in Rome #6


◆WHEN IN ROME
邦訳アメコミモリソン祭りがひと段落し、次に小プロが刊行した邦訳アメコミは『ロング・ハロウィーン』『ダークビクトリー』で本格的なミステリーを見せてくれた『ジェフ・ローブ、ティム・セイル』コンビによる作品、『キャットウーマン:ホエン・イン・ローマ』

ロンハロ、ダークビクトリーの外伝的な扱いとなっている作品で、キャットウーマンのセクシーな活躍ぶりを楽しむことが出来る一冊となっています。
時系列的には『ダークビクトリーの合間にあった出来事』というのもあって、上記2作に登場した『ファルコーネ』一味の話がちょこちょこ出てくるのですが、恐らく未読でも楽しめるはず。
でもあらかじめ読んでおけばより本作を楽しむことが出来るはずです。

セクシー
上品なエロス

リドラーと行動を共にするキャットウーマン。
この二人の組み合わせがなかなか面白いです。
勝手にホテルのセリーナの部屋に侵入しては追い出されるリドラー。
幻覚のせいでキスしてしまい、リドラーを船から海へ蹴り飛ばすセリーナ。
本作もミステリー作品としてのストーリーが描かれるのですが、時折こういったコミカルなシーンが挿入されるのもあってロンハロやダークビクトリーと比べると軽めなタッチになってます。

なにやってんのさ
リドラーさんなにしてはるんですか

ライトなストーリーとはいえ、キャットウーマンの出自についても触れられるため、キャットウーマンというキャラクターが掘り下げられる重要シーンも盛り込まれています。
要チェック。

チーター

ちょっとサプライズだったのか、敵役としてワンダーウーマンのヴィラン『チーター』が登場するという点。
ネコ科同士の『因縁?』の対決を拝むことが出来ます。
『チーター』は月刊スーパーマンぐらいでしか知らなかったので、本作でのもはや獣人にしか見えないデザイン結構インパクトがありました。

昔はコスプレレベルのデザインだったのに。
旧チーター(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!

◆邦訳アメコミの価格設定
本書の値段は1995円。
小プロさん、読者の声を反映して極力値段を抑えていくようにしていくとの事らしいです。
ソフトカバーなのも値段を抑えるための手段の一つなんだとか。
ぶっちゃけそれでも価格設定としては高いけど少しづつ定価が下がりつつあるのはありがたい話。
ハードカバーも豪華な感じがして嫌いではないですが、表紙が硬いとちょっと読みづらいってのもあるんですよね。
それで値段が上がるくらいならソフトカバーで価格を下げてくれるほうが嬉しいのも確か。

まあヴィレッジブックスはソフトカバーでも3000円取るんですけど。
そろそろヴィレッジブックスも値段を少し抑える方向で頑張って欲しいところ。

余談ですが、『バットマン・アンド・サン』以降の小プロのDC作品邦訳では、用語解説等を本文中に掲載していくことにするのだとか。
これなら解説冊子を無くす、中古本に解説冊子が無いなんて事はなくなるので安心ですね。
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