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18 2012

どきゆりP

■概要
シュールなシチュエーションと、やたらPが死亡したりアイドルたちが自然災害に見舞われるナンセンスな展開、そしてハイレベルな自作絵が持ち味のニコマスP。
簡単には真似できない、この人にしか出せない『味』というものを持っている方です。
現在は旧作を整理、2012年9月23日~9月28日の生放送でお焚きあげを行ったため閲覧不可の作品が多数存在します。

■作品
水害…


外は大雨、やよいと雪歩の仕事も中止になってしまい、仕方なく小鳥と事務所でトランプでもしながら待機する事に。
一方、伊織は仕事に向かってしまっていたため大雨に見舞われるのであった。
次第に雨脚は強くなり、大水害が起こり始め…


どきゆりPの自然災害シリーズ第一弾。
このためにわざわざ書き下ろされた伊織の立ち絵差分や背景差分は必見。

無かったことに(擬似会話音声つきテスト)


この作品では登場キャラのボイスを切り貼りして内容不明の音声にし、字幕を付けることで疑似フルボイス感を出しています。
これまた一風代わった雰囲気となっているので1回見てみると良いかも。
ギャグでありつつ、ちょっぴりホラー風味な内容。
水瀬伊織の事件簿 第765話


ミステリードラマ風の体ではあるものの、中身はシュールギャグ一辺倒になっている一作。
伊織と付けヒゲの相性ってこんなに良かったのかと思わせられます。

アンソロに応募するかどうか20秒だけ迷った


すっかり人気アイドルになり、仕事をちゃくちゃくとこなす杏。
しかし、『働きたくない』という気持ちは未だに根強く残っていた。
その心中を同じアイドルの島村卯月に話したところ口論になってしまい、もみくちゃになった挙句二人ともビルから落下してしまう。
その後、杏は失踪してしまうのだが…


アイドルマスター シンデレラガールズの登場キャラクター、双葉杏を主役に据えた短編。
妙に力の抜けた絵がクセになるどきゆりシンデレラシリーズの第1作。
シュールさと狂気が内包されたすさまじい作品になっています。
働きたくないがために杏が取る最後の行動は衝撃的。
非常にブラックユーモアあふれる作品なだけに不快感を持つ人もいるかもしれないので閲覧にはやや注意が必要。
落ち込む事は許されない


プロ野球チーム「キャッツ」を応援しているアイドル・姫川友紀
しかし彼女がマスコットガールに就任してからというものキャッツの成績はズタボロであった。
キャッツファンのお客が彼女のイベントでその不満をぶつけだし、ついには暴力事件に発展してしまうのだが…


どきゆりシンデレラシリーズの2作目。
このシリーズは確実に人が死ぬ内容になっていくのでしょうか。
もはや狂気すら感じるギャグ短編です。
魂の置き去り


木村夏樹の単独ライブを1ロックファンとして見に行った多田李衣菜(だりー)
しかしライブ中に落雷事故が起き、夏樹が帰らぬ人となってしまう。
その現場を目撃しただりーは『死ぬことこそロック』と強く考えるようになり、一度は自殺しようとするも失敗。
今一度ロックとは何かを考え直し、だりーは単身ロンドンへ飛んでロックの勉強を行うことにしたのであった。
「自殺はなつきちのロック…私は私だけのロックを見つけなきゃ…!」


終盤の展開がとにかく斜め上な一作。
「ロックとは何か」という答えを見つけ出しただりーに注目。
位相幾何学的自由意志


ドーナツが大好物のアイドル・椎名法子。
彼女はある日、自分の母親がドーナツになっている奇怪な夢を見る。
「ドーナツが自分の母親だなんてありえるのかな?」
「実際私は生んだんですよ。それにあなただってドーナツなんだから納得しなさい」

そして次の日の朝、彼女が目を覚ますと、なんと本当に身体がドーナツになってしまっていた。
ドーナツとなってしまった法子を見て驚く両親。
法子の父親は、何故彼女がドーナツとなってしまったのか、その真実を語り始める。


ドナキチのアイデンティティが崩壊してしまう暗~いお話。
人間とドーナツをイコールに考えるどきゆりPの発想力には脱帽。
孤独、けれど正気


新曲のジャケット撮影を終え、喫茶店でのんびりお喋りをしていたアイドルユニット『トライアドプリムス』の凛・加蓮・奈緒。
しかしそこに気性の荒い野良犬がいきなり現れ、彼女たちに襲い掛かる。
加蓮は顔を喰いちぎられて死亡、奈緒もその場から逃げようとして崖から転落し、帰らぬ人となってしまう。
一人茫然としたまま帰宅した凛は、さらに愛犬のハナコが死んでしまっている光景も目撃する。
それからというもの、彼女は家に篭り眠ってばかりの生活を送るのであった。


シリアスで暗い話に見せかけて、作中でのあまりに理不尽すぎる死亡展開が一種のギャグになっているシュール短編であり、終盤はさらに斜め上な超展開へと変貌していきます。
オチを見た後に投コメを読むと何とも言えない気分に。
過去のシンデレラシリーズと違い、常に本気絵なのにも注目。
シンデレラ幻想奇譚 その191 うづパカと智絵里


ある夏休み、三重の親戚の牧場に家族で遊びに行った智絵里は、そこでアルパカの出産に立ち会う事に。
しかしそのアルパカから生まれたのは人間の顔をしたアルパカ…『クダン』であった。
だがそのクダンは特に予言をする事はなかったため、智絵里はそのアルパカに「うづパカ」という名前を与えて一緒に過ごすようになっていく。
ある日、うづパカに「実は私、アイドルにあこがれてるの」という自分の夢を語る智恵理。
すると突然うづパカは人間の言葉を発し…?


島村卯月の顔にアルパカの胴体がくっ付いたクリーチャー「うづパカ」を題材にした短編。
うづパカの発祥はモバマス内で公式に連載されているこちらの4コマから。
【劇場更新!うづパカ!?】

全体的に漂う雰囲気からホラー的な一作かと思いきや普通にいい話という珍しいどきゆり作品です。
いやどことなくカオスなのは間違いないんですけども。
ちなみにこの作品までのシンデレラシリーズの解説記事がブロマガ上にアップされております。
こちらも要チェック。
【ニコマスじさくがたり】
続々と花咲き


突然の火事により、叔父と叔父の書店を失ってしまった文香。
この出来事は文香に大きな心の傷を残し、アイドル活動には打ち込めず、大好きだった本も読む気力を無くしていた。
また、火事に関する話を聞くと反射的に嘔吐してしまうという体質になってしまい、「いつかプロデューサーに見放されてしまうのではないか」という不安を抱えて日々を過ごしている。
文香にはいつかプロデューサーに読んでもらうと思っていた執筆中の自作小説があったのだが、今の自分には到底書き上げることはできそうにない。
暗い影を落とした彼女の人生は果たしてどこに向かっていくのか。


約3年ぶりに再開されたどきゆりシンデレラシリーズ新作。
鷺沢文香がメインの暗い雰囲気の短編なのですが、途中からP視点に変わり、さらに別の人物の視点に切り替わって展開がどんどん二転三転していくすごい一作。
Pの行っている闇商売の描写が妙に生々しい上、自分が犯した罪にろくに向き合おうとしない姿が実にヒドイ。
しかしそんなダークな内容なのに、斜め上な展開が重なっていってそこそこ救いのある結末に繋がるのだからもう……どきゆりPは天才なのかな?
暗い月曜日


自身の不幸体質の所為で、自分に優しくしてくれる人がどんどん離れていく現実に打ちひしがれていくほたる。
そんなある日、「アイドルを辞めて人とか関わらない生活を選んだほうがいいのでは…」と思い悩むほたるは駅で前の事務所の社長と再会する。
社長の心優しい言葉に救われ、ほたるはその場を後にするのだが、連絡先を聞こうと駅のホームに戻った彼女の目に飛び込んできた光景は……


作中で起こる不幸がいちいち斜め上でかつエグいのですが、社長に起こる不幸はもう完全にほたるの心を折りにきている。
暗い展開続きでどういうオチになるのかと思いきや冒頭の蘭子の話に繋げていくという。
そして投コメを見て絶望するという。
上記作品を含めた作品に関する解説がブロマガにアップされているので、鑑賞後にどうぞ。
【ニコマスじさくがたり2】

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