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21 2012

ブライアン・マイケル・ベンディス&スティーブ・マクニーブン他/ニューアベンジャーズ:セントリー

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「ポール・ジェンキンス、コミックライターです。セントリーの原作者です。
 コミックスのヒーローの」
「もう一度お尋ねします、Mr.レイノルズ…」
「…あなたは誰です?」


百万の太陽のパワーを備える男、セントリーとは何者か?


地上最強のスーパーチーム、アベンジャーズの崩壊から半年、
スーパービランばかりを収容した最高警備刑務所ラフトで集団脱獄が発生した。
偶然、その場に居合わせたキャプテン・アメリカ、アイアンマン、スパイダーマン、スパイダーウーマン、デアデビル、ルーク・ケイジの6人のヒーロー達は、数十人ものスーパービランを相手に奮闘。
謎のヒーロー、セントリーの介入で辛くも勝利を収める。
この出会いは天命だと考えるキャプテン・アメリカは、新生アベンジャーズ結成を提案。
デアデビルは辞退したものの、残った5人で事件の真相に迫る。
手がかりを追って原始の世界サベッジランドへと渡った彼らは、ウルヴァリンと遭遇し、
事件の裏に国際諜報機関シールド内部に渦巻く陰謀の存在を知る。
一方、ラフトから姿を消したセントリーは、シールドによって捕捉されていた……。

気鋭のライター、ブライアン・マイケル・ベンディスが放つ人気シリーズ第2弾!謎のヒーロー、セントリーの正体に迫る「セントリー」編、集団脱獄の裏に潜む陰謀を追う「シークレッツ&ライズ」編、二本立てでお届け!


◆収録作品

2005年07月:New Avengers #7
2005年08月:New Avengers #8
2005年09月:New Avengers #9
2005年10月:New Avengers #10
2005年11月:New Avengers #11
2005年12月:New Avengers #12
2006年01月:New Avengers #13


◆関連作品過去記事
【ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト】

◆WHO WATCHES THE SENTRY?
前作、『ブレイクアウト』より一年以上経過してからようやく邦訳された本書。
この作品でようやく『セントリー』の正体について語られます。
もう、このヒーローの正体は読んでいて衝撃でした。

重大なネタバレになるのでこの記事内ではなくまた別の記事でちゃんと語ろうと思いますが、「そういう設定にするためにここまで凝るか!」という感想を持ちましたね。

シルバーエイジ_convert_20120221203327

ストーリー序盤では「セントリーはポール・ジェンキンスというライターの手によって生み出された架空のヒーロー」であることが判明します。
しかし、現実にセントリーというヒーローは実在する。
だがこれまで誰一人このヒーローの存在を知らなかった。
これは一体どういう事なのか?…この謎が解き明かされる事になるのが本書前半「セントリー編」となります。
上記の画像のようにシルバーエイジ期を意識したようなコミックとバリアントカバーがちょくちょく挿入される点にも要チェック!

軽妙なトーク_convert_20120221204112

相変わらずヒーロー同時の掛け合いも軽妙。
仲が良い光景は見ててなごむなぁ…ホントに。

本作は前作以上に登場ヒーローが多いです。ニューアベンジャーズの面々だけでなく、X-MEN、ファンタスティック・フォー、インヒューマンズサブマリナー、Dr.ストレンジらが登場。
チョイ役ながらどのキャラもそこそこ目立つ(エマ・フロストに至っては重要なポジション)ため、マーベルヒーロー好きには堪らない一作ではないでしょうか。

本書前半で『セントリー編』は完結。
後半からいよいよ集団脱獄の陰謀を追うJAPANのOSAKAが舞台の『シークレッツ&ライズ編』がスタートします。
ちなみに時系列は『ハウス・オブ・M』の後となっているようです。
つまり、『ハウス・オブ・M』『セントリー編』『シークレッツ&ライズ編』の間に起こった出来事らしいですね。

OSAKA_convert_20120221204124.jpg
いきなりNINJAに襲撃される恐怖の街『OSAKA』

集団脱獄犯の一人に原田健一郎(シルバーサムライ)も含まれていたことが判明し、さらに今回彼が日本に帰国し矢志田家に戻っている事を掴んだキャップは、ヒーロー達を引き連れて日本の大阪に向かうことに決めるという展開。

マーベル世界の間違った日本観が楽しめ、またスパイダーウーマンの謎の言動が描かれる伏線も新たに張られる一篇となっています。

まだまだストーリーは進行途中の『ニューアベンジャーズ』、登場ヒーローもヴィランも多く、上質なアクション物として楽しめるため今後の展開にも期待が膨らみます。
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