27
2010
香港97
- CATEGORYゲームレビュー

時間のある年末のうちに語りたい事をどんどん記事にしていく所存です。
本エントリーで紹介するのは
1995年に吉喜軟体公司(Happy Soft)から発売された『香港97』です。
製作にサブカル系の作家で局地的に有名なクーロン黒沢氏が関わっています。
【クーロン黒沢 参考リンク】
この『香港97』、様々なアングラ雑誌やインターネット等で時々紹介され、
不謹慎ゲームとしてはそこそこ知名度のある本作、
元々はスーパーファミコンに使うマジコン用のソフトとして発売されました。
この時点で非常に危険な代物なのですが(当時はマジコンは違法認定されていなかった)
色々と問題なのはゲームの内容であります。




【小平 参考リンク】
怖いもの知らずにも程があるゲーム設定。
一昔前は不謹慎系フラッシュが流行りましたがそれと変わらんノリです。
延々と流れ続けるBGMはプロパガンダソングである「我愛北京天安門」。
これ一曲のみで、SEは存在しません。


ゲーム自体はシンプルなシューティングゲームです。
8方向に移動し、Yボタンのショットで敵を倒します。
4連射まで可能。
ただし1方向のみにしか攻撃できず、1ミスでゲームオーバーと非常にシビア。
主人公の当たり判定は見た目以上にでかく、
避けたつもりの接触事故が非常に多いゲームであります。

やり直すたびにオープニングを見なおさなければいけないため、非常にテンポが悪いです。
ちなみに本作にはエンディングが存在しないため、
ゲームオーバー時にスタッフロールが流れます。


需要があるか分からん攻略(参考程度に)

敵を倒すと稀に注射器を落とす!
コイツを逃すな!
これを取ると一定時間無敵になれるんだ!
これを取れないと死にゲーな香港97をプレイし続けるのは難しいぞ!!
陳はヤク中だから注射器が必要なんだ!!
雑魚敵紹介

まっすーぐ移動するだけ。
たまに弾を撃ってくるがさっさと倒してしまおう。
注射器を得るチャンスは少しでも多くしたい。

蛇行しながらショットを撃ってきたり、
かと思えば斜めに直進してきたり動きが読みにくい厄介なヤツ。
倒そうとせずにショットを撃ちながら大きく移動して避けるようにしよう。
大きく移動するのは接触事故を防ぐためです。
ショットが当たればおなぐさみ。

党幹部が乗っているのであろう高級リムジン。
横一直線に移動してひき殺そうとしてくる。
倒せないので避けるしかない。

ボスキャラ。
ふらふら横に移動したかと思えば高速で体当たりしてくる。
体当たりするタイミングに規則性はなさそうなので、ショットは撃ちっぱなしでしばらく離れた位置から様子見、
体当たりした後はゆっくり画面上に戻るのでそこを狙ってショットを撃ち込もう。
体力はさほど多くないため長期戦にはならないはず。

そのまま次のステージに移行するが、背景が変わること以外は変化無し。
ボスもそのまま小平。
最初期のレトロゲーよろしく自分の限界を試そう。
香港97いろいろ

このゲーム、無駄に日本語・中国語・英語に対応しています。

50本以上注文で割引という販売戦略。
しかもこのゲーム、クーロン黒沢氏のサイトから未だに購入可能です。(2010年12月27日現在)
【販売サイト】
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