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21 2012

THE IDOLM@STER Dearly Stars

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きらめく舞台ステージに私も立ちたい!

アイマス熱が高じてここ最近ずっとプレイしてました『アイドルマスターDS』
本作はDLCでのアイテム販売というものが存在せず(DSソフトはDLCとの相性が悪いってのもあったのかもしれませんが)、またゲームの難易度が基本的に低めというのもあってアイマス初心者にとっつきやすそうだなと思いチョイスしました。

アイマスDSはとにかくシナリオが面白い!
話の続きが気になって先へ先へと進めちゃいましたよ。
現在3人全てのアイドルをクリアし終えて、現在は未見のイベントをチェックするために4週目をプレイ中です。

◆所感
涼_convert_20120120220649

プレイヤーがプロデューサーとなってアイドルを育成するゲームとして有名な『アイドルマスター』ですが、この作品は3人のアイドルの内1人を選択し、アイドルの視点でストーリーが進行するアドベンチャー寄りの作品となっています。
そして、シナリオ面に力が入っている分、アイドル育成というゲーム性がややおざなりになっている印象。

本作はストーリーが章ごとに区切られており、『「!」マーク付きの営業』(中身はシナリオ本編)を行なう事でシナリオが進行し、最後に『オーディション』に挑み、そこで合格(もしくは不合格)すると次の章に進めるという構成になっています。
能力値を上げる『レッスン』は次の話に進むために挑む必要がある『オーディション』に合格するための重要な要素ではあるのですが、基本ストーリーは『営業』で語られていくため、『レッスン』が基本的に次の章に進むための作業的なミニゲームに感じてしまうのがちょっとしんどい。
一部の『営業』『レッスン』を規定回数行なう事で発生するものがあったりして、オーディションに合格するためにレッスンを行なってるのか営業を見るためにレッスンを行なってるのか分からなくなることもありました。

コミュ_convert_20120120222255

『営業』は会話の途中に何度か選択肢やタッチイベントが発生し、正解の解答を行なうのが目的となります。
そして、見事なコミュニケーションを取ることが出来れば『思い出』『テンションゲージ』が増加。
この2つはオーディションに合格するための重要な要素になっているので極力高く保つようにしたいところ。
ただ、選択肢は真面目に解答するより多少ふざけた方がイベント的には面白かったりする事があるのが悩みどころ(苦笑)

そして、『オーディション』
これに合格するか否かでストーリーが分岐、もしくはエンディングを迎えてしまうのですが、この『分岐』というのがクセ者。
分岐によっては『合格することでサブシナリオを飛ばして進行』したり、『合格でも不合格でも同じシナリオに進む』ことがあったり、『合格時と不合格時で別シナリオに進み、結果によって同じシナリオに合流する』といった構成になっていたりで地味にややこしい感じになっています。

つまりプレイ時では、『わざとオーディションに落ちた方が経由できるシナリオが増えてストーリーが盛り上がる』ようになっていたりするのです。
(落ちた方が良いオーディションはいわゆる『フリ』みたいなのが垣間見えるイベントが描かれたりはする)

効率良くストーリーを楽しむために、せめてクリア後にフローチャートを確認できる要素などがあればよかったのですが。

◆メインキャラクター
主人公として選べるアイドルはこの3名。
どのキャラクターもシナリオの方向性が明確になっており、似たり寄ったりな内容になってはいないのが良いです。

180145『日高愛』

元気溌剌・天真爛漫な女の子。
いくつも事務所のオーディションを受けては落選するという日々を送っていたところ、その才能を見出した天海春香に876プロを紹介されてアイドルとしてデビューすることに。
公式では「どんなことにもへこたれない、とつげき豆タンク!」というキャッチコピーが与えられています。
しかし実際にゲームをプレイしてみると、元トップアイドルの母親の娘というコンプレックスを持ち、アイドル活動では何かしら壁にぶつかると凹みに凹むという、ぱっと見の印象とは真逆のキャラクター性を持っているのです。
しかしアイドル活動を続けるうちに色々な人と出会い、成長していき、最後には偉大な親という大きな壁に正面から立ち向かっていくという3人中最も熱いストーリーが描かれていきます。

ちなみに、声がやたら大きいのも特徴の一つ。
正直ホントにうるさい。
セーブする時の声もやたらうるさい。


しかし、この大声と彼女の強い声帯はシナリオが進むごとに重要な役割を持つようになっていくのです。
母親のネームバリューに頼らず、自分の実力でトップアイドルを目指すという成長物語となっているのがこの子のストーリー。

絵里『水谷絵理』

元ひきこもりであり、ネット上では『Ellie』というHNで自分の『PV動画』を発表してネットアイドルとして人気を獲得していた女の子。
乱発するわけではないですが語尾に「?」をつけるしゃべりが特徴的。

絵理の動画を見た尾崎玲子というフリーランスのプロデューサーにスカウトされて現実でアイドルデビューすることになります。
ネットの友人としかろくにコミュニケーションを取ってこなかったため、序盤の頃は現実の人づきあいや仕事に戸惑う場面が非常に多め。
しかし、アイドル活動を続けていくうちに様々な問題を克服していき、元々高かった能力も発揮し始めるようになってこのまま順風満帆にステップアップしていくと思われた矢先、絵里の周囲である『事件』が起こり始めるようになります。

シリアスかつ謎めいたシナリオが展開されるのが特徴。
また、絵理は引きこもりという設定の割に結構活発に動くシーンが多く、性格の割に行動派な面が見られます。
ゲーム中では『そもそも何故引きこもっていたのか』などの解説が皆無なのがちょっと気になりましたが…
とはいえ、内気で気弱だった子がアイドル活動を通して自身のマイナス面を克服していき、『事件』を乗り越えて最後には自分の感情を強く表すようになっていく流れは感動モノ。


あと、結構Sな面が見え隠れするキャラでもあります。

涼2『秋月涼』

女の子ではなくれっきとした男。
ファンの間では発表時、どこか不審なプロフィール設定から『男疑惑』が囁かれていました。そして公式動画で性別が判明した際は、基本的に男の娘を期待していた多くのファンは大喝采で迎え入れました。
(批判意見も全く無くは無かったようですが)

性別を知ってしまうとちゃんと男に見えてくるキャラデザインにびっくり。
それでいて女物の服やアイドル衣装を着ると女の子にも見える絶妙さ。

また、アイドルデビューの流れも結構どうかしていて、男ばかりに告白される自分を変えるため、イケメン目指して従姉である765プロのアイドル、秋月律子を頼ってアイドルデビューをしようとし、紹介された876プロで成り行きで女装デビューする羽目になる』というもの。
社長の「トップアイドルになったら改めて男性アイドルとしてのデビューを手伝う」という言葉を信じてアイドル活動に励んでいくというストーリーです。
こういうコミカルな設定でシナリオが進んでいくため、序盤の内はちょっとした萌えコメディアニメのような展開が多め。


しかし、シナリオを進めると登場する桜井夢子というアイドルと武田蒼一という音楽プロデューサーとの出会いからシリアスなストーリーに移行していき、周囲に流されてアイドル活動をしていた自分を変え、本来の男性アイドルとしての夢を追いかけるために、周りを敵に回してでも自分の意思を貫き通す熱い面を見せるようになっていきます。
シナリオの前半と後半で雰囲気が大きく異なるのが特徴的なのが涼のストーリーです。


◆衣装・アクセサリー・振付パネル集め
プレゼント_convert_20120120204227

アイマスの楽しみの一つに『衣装とアクセサリーを組み合せて着せ替えを楽しむ』というのがあります。
これらのアイテムは、日曜日にファンからのプレゼントで『ランダムでゲット』という仕様になっており、
これが全アイテム収集の強い足枷になってます。
ゲームをリセットしてもプレゼントの結果に変化は無い(乱数保存?)ので、リセットプレイで粘って効率良く集めるなんて事も不可能。
レアアイテムなんてものも存在しているので、全てのアイテムをゲットするとなると、
運によっては相当な時間を要する事でしょう。
救済措置として、一部アイテムはQRコードでもゲットできるようになっているのですが、配布していた媒体が雑誌やら攻略本やらで現在入手が困難なのがまたキツい。
ゲーム情報サイトで公開されたQRコードは現在でも容易に閲覧できるんですけど。

あ、それと2010年に元スタッフである梶岡氏がこっそりクリスマスプレゼントとしてアクセサリ『タッチペン』を配布していたりもしました。

【アイドルマスターDS・クリスマスプレゼント2010】

プレゼントについて気付いた事なんですが、1週間のスケジュールがレッスン&休みのみだと何も届かない確率が高いように思えます。
次に、営業を行った場合。
パフェコミュで極力多くの思い出をゲットしていれば高確率でプレゼントが貰える…ように感じました。
しっかりと検証したわけじゃないので曖昧な書き方ですけど…
とりあえず、『営業は週に1回のみ、そこで確実にパフェコミュを取り他の5日間はレッスンか休みに費やす』のがアイテムゲットの機会を増やせる、最も効率良く集められる方法だと思います。
『月曜日に営業でパフェコミュ→日曜まで全部休み』という行動でもアイテムが貰える事があったので。
それでも届かないときは届きませんが。
長々と書いたけどプレゼントが貰えるかどうかは結局は運以外の何物でもないのかも…

パネルセット_convert_20120129035336

ダンスの振付を自由にアレンジできる振付パネル。
シナリオモードでは能力アップアイテムも兼ねているため10枚しかつけられませんが、ステージモードでは無制限にセットできるので、まさに「自分だけのステージ」を作り出せる面白い要素になっています。

ののワ_convert_20120129035326
振付の中には春香のよそ見の再現(のヮの)等のネタ系パネルもあり

基本的にはレッスンの終了後に手に入るアイテムとなっています。
(一部パネルはとある条件を満たす事で入手できる)
出来る限り全て集めたいアイテムなのですが、「○○アピール」、「○○アクシデント」、「各キャラ持ち歌」のパネルの出現確率は異様に低く設定されているようで、これがとにかく集めづらい。
(「持ち歌パネル」はストーリーモードで持ち歌を入手してクリアしてからじゃないと出現しないらしい)
あまりに出現しなくて何か条件でもあるんじゃないかと疑ってしまいそうになるくらい出ません。
アイマスDSで辛いのは「リアルラックでアイテムを集めなきゃいけない」部分ですね…

振付エディットは楽しいものの、タイミングの合うパネルを設定しないとダンスとダンスのつなぎ目が不自然(「動きが飛ぶ」、「キャラが瞬間移動する」等)になる為、なかなか扱いどころが難しいです。
制限がある分、それはそれでエディットし甲斐がありますけどね。

アクシデント_convert_20120129035318
アクシデント(転倒)パネルは割と使いやすい

◆感想
基本的に気が済むまで『レッスン』『営業』やらを行ない、章を進めたくなったらオーディションという気楽なゲームなので、非常に遊びやすい作品でした。
メインは『ストーリーを楽しむ』という部分にあるので、育成ゲームである『アイドルマスター』のように『計画的にスケジュールを組み、NPCと争いながらオーディションに勝ち抜いていく』といったような戦略性が問われるゲームでは全く無いです。
アイマスDSはゲーム的な面白さが乏しい感じはします。

しかし本来のアイマスはアドベンチャーゲームではないため、代わりにしっかりと練られたシナリオが楽しめるというのが強みでもあります。
765プロアイドルもシナリオで重要キャラとして絡んだり、シナリオの分岐も豊富。
シナリオ面以外では「振り付けパネル」、「衣装」、「アクセサリー」といった収集要素も(前述の通り集めるのがしんどすぎますが)バッチリ。

アイドル神_convert_20120121050052
『アイドル神』ってもうどういう存在なんだろう

そして、シナリオを進めると入手できる「持ち歌」
どのキャラでも『持ち歌入手』のストーリー展開で盛り上がらない人はまずいないと断言できます。

アイマスの入口にコレを選んで良かったと思える作品でした。

そう、僕だ_convert_20120121050101

余談ですが、本作はDSiもしくは3DSでプレイすると30fpsで安定する事が、開発スタッフの後藤よしあき氏の口から明かされています。
今遊ぶなら現行ハードでのプレイを推奨。

◆関連リンク
【THE IDOLM@STER DearlyStars公式サイト】
【アイドルマスターDS 攻略wiki】
【アイドルマスターDS一周年 ~ディアリースターズを作った男達~】
【アイドルマスターDS・楽曲制作秘話】
【アイマスDSパーティ、その熱狂】

◆おまけ
【「みんなのニンテンドーチャンネル」と「DSステーション」にて期間限定で配信された自己紹介PV】

 
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2 Comments

No Name  

こんにちは、文中のQRコードですが雑誌掲載分は攻略Wikiのほうに
今さらですが、というか今さらだからとも言えます
http://876pro.jp/DLC/

モバイルで配信されたQRが無駄に機器認証ついてなかったら
良かったんですけど、配信が長く続いていれば中々面白い仕組みでした

QRで衣装を増やすというコンセプトは、独自作成されたものと
アンロックという意味は全然違うとはいえ、どうぶつの森でもありました
DSiでやれることとしては挑戦的でしたね

2016/03/21 (Mon) 12:58 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>No Nameさん
レッドスパンコールは未だに持ってなかった衣装だ―!ありがとうございます!
このゲーム乱数保存がされてるっぽくて、普通にソフリセしただけじゃファンのプレゼントとして手に入る衣装やアクセの結果は変わらないんですよね…リセットしてファンの想いを踏みにじってはいけないということなのだろうか。

2016/03/24 (Thu) 19:31 | EDIT | REPLY |   

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