ツルゴアXXX

ARTICLE PAGE

08 2011

やたら印象に残ったゲーメスト作家たち

ヒコロウ_convert_20120116234821

ゲームのアンソロジーコミック…

『ゲームに登場するキャラクターの姿をもっと楽しみたい、ゲームで見ることが出来る姿だけじゃ満足できない!』と思ったときについ読みふけってしまうコミックです。

僕は子供の頃は『ゲーム > 漫画』な人間でして(今もそんな感じですけど)、親にねだって買ってもらうコミックもゲームの4コマパロディコミックやアンソロジーコミックばかりでした。

周りがドラクエの4コマ漫画劇場などを購入している中、僕がよく買ってもらって読んでいたのはゲーメストコミックス(新声社)から刊行されていた『4コマ決定版』シリーズと『コミックアンソロジー』

僕はこのパロディコミックで現在第一線で活躍している作家、ないしマイナーメジャーな作家を知ったクチです。

というわけで、本エントリーではメストコミックで作品を発表していた作家を色々紹介しようと思います。

参考リンクとしてこちらもついでに。
【ゲーメストの絵描きさんは今。】(現『えーでるわいす』様のサイト)

道満晴明_convert_20110907220428 『道満晴明』
『どうまん せいまん』と読みます。
無機的な画風と作中のシュールな空気が合わさって独特な作風を見せてくれました。ただ、たまにアンソロでシリアスな内容の作品を発表する事もあったんですけど。
成年向け雑誌を活動の場のメインにしていたようですが、最近は一般誌でもちらほら見かけるように。
下記でも取り上げているG=ヒコロウ、OKAMA、REY'Sとは親交が深いようで、作者の日記漫画『日なたの窓に憧れて』では彼らが登場するシーンをよく目にします。
『よりぬき水爆さん』という本はこの日記漫画と成年誌で発表された作品をたっぷり読むことが出来るのでおススメ。


【道満晴明の寓居】
【ツイッター】

ヒコロウ_convert_20110907222052『G=ヒコロウ』
カートゥーンのような記号化されたシンプルなイラストと、異様にキャラのテンションが高いのが特徴的な作風。
とはいえ初期の頃は『まだ』右の画像のように理解しやすいものが多かったです。
今現在は成年誌での活動がメインですが、直接的なエロを描くわけではなく(過激な下ネタを用いる事はありますが)常に何かしらのコアなパロディと理解するのが難しい異様なテンションで突っ走っていく作品を発表しています。
数ページのショートコミックが多いですが、コマ数が多い上に1コマの密度も高く異様に読むのに体力と時間を要するのがスゴイ。

ヒコロウ先生については単独記事も書いたのでこちらも是非。
【ギャグ漫画家『G=ヒコロウ』先生の魅力的な作品群】

【ツイッター】
【Pixiv】

OKAMA_convert_20110907223606.jpg『OKAMA』
可愛い画風とは裏腹にカオスな漫画を描かれていた作家さん(実は左のアンソロでしか知らないんですけど)
現在はとにかくイラストレーターとして有名になられているようで。
『ガン×ソード』『ヱヴァンゲリヲン』『創星のアクエリオン』でのデザイン関係や挿絵、イラスト関係での仕事をこなしており、またウルトラジャンプで『CLOTH ROAD』という作品を連載していたとか。

【OKAMA公式サイト】


REY+S_convert_20110907225408.jpg『REY'S』
ヒコロウ先生の作品のように登場人物のテンションが高めなのが目立つ作風の作家さんです。
余談ですが子供の頃はどっちがヒコロウの4コマでどっちがREY'Sの4コマなのかごっちゃになっていました。
アンソロ以降はエロ漫画を執筆されているようです。一回ちょっと古本屋で単行本を見る機会があったので人目につかないようこっそり内容を拝見したところ、ぱっと見ただけでは分からない絵柄になっていましたが、ツリ目の描き方に名残が残っていました。
ただ、ネットで調べても古い雑誌や単行本しか引っかからないので今も活動しているのかイマイチ分からないです…

こばびいち_convert_20110907231608 『古葉美一』
下ネタやちょっとブラックユーモアなネタを用いる作家さんです。
リアルタイムで読んでた頃は一番笑ってた作家さんかも。
後に『氏賀Y太』というペンネームでエログロ漫画の第一人者として局地的にメジャーになる作家さんでもあります。
初めてその事実を知ったときはかなり衝撃でしたが、ゲーパロの頃のブラックなネタや、メストに『沙羅曼蛇に登場するゴーレム(むき出しの脳に目玉と触手を生やしたグロテスクなボス)を裸身にまとった少女のイラスト』を投稿したという話を聴く限り、そこまで不思議な話でも無いかなーと思ったりもしました。
(というか90年頃には既に同人でエログロ系の作品を描かれていたようですが)
現在はフリークス的作品を受け入れる漫画雑誌がどんどん休刊していくという現状もあって『天童一斗』名義でノーマルなエロ漫画を描かれているようです。
(同人でエログロ作品を発表することはあります)

ちなみにPixivに投稿しているイラストはエログロ漫画家のイメージを感じさせない、ネタ系統のものが多くて普通に面白いです。

【毒どく猟奇画廊】
【天童一斗のお仕事ブログ】
【Pixiv】
【ツイッター】

『吉崎観音』
シュールなネタに定評のある作者さんです。
この人が描くネタにもかなり笑ってた記憶あり。
ギャグセンスが好きでハマっていたのですが、執筆したネタが載っているコミックをあまり持っていないんですよね…(悲)

現在は子供に大ヒットしたアニメ『ケロロ軍曹』の作者としてとにかく有名ですね。
ただ、それ以前にも『アーケードゲーマーふぶき』『七人のナナ』のキャラデザで知られている事も当然忘れてはいけません。
『オトメディウス』のキャラデザインを手がけている事もゲーム好きとしては見逃せない。

とにかく出世した作家さんです。
【吉崎観音社】
【ツイッター】

中平_convert_20110908102618 『中平正彦』
コミックゲーメスト誌上で『ストリートファイターZERO』、『さくらがんばる!』、『RYU FINAL』の3部作を連載していた作家さんです。コミカライズで描いた独自の設定やストーリー展開、オリジナルキャラクターが非常に面白く、ZERO3あたりから多くの設定が逆輸入され始めた(漫画オリジナルキャラクター、『神月かりん』のゲーム登場、ダンとさくらの師弟関係など)事は有名ですね。
あと、『RYU FINAL』最終話、リュウの台詞でゲーメストが誤植をやらかして感動をブチ壊しにしたのもあまりに有名ですね。
『確かみてみろ!』

この3部作以前にもアンソロなどで挿絵を担当したり、週刊少年サンデー増刊で『キャミィ外伝』という作品を連載されたりしていました。
現在は『破壊魔定光』、宮部みゆき原作の『ドリームバスター』のコミカライズ、ウルトラジャンプで『つきロボ』など様々な作品を発表されています。
【ナカヒラワークス】

雑君_convert_20110908104512『雑君保プ』
やや毒のあるネタと、デフォルメされた頭身が低い目玉キャラ、そして頭身が高くなる本気絵が混在する作風で読者に笑いを提供している作家さんです。
これまたシュールなネタが多く、合う人と合わない人がちらほらいるみたいで。

商業では『キャプテン・ラヴ』というゲームのキャラデザインや『そして船は行く』というオリジナル作品を、また現在は休刊しましたがゲームサイドという雑誌で『軸盆&ハーポのドメジャーハンター』というゲームネタの漫画を、同人ではヒコロウさんや道満さんと組んで作品を発表したりしています。

単行本『雑君赤保プ』『雑君青保プ』では雑君保プ先生の作品をたっぷり堪能できるのでおススメ。

【情熱ブンチキ御殿4】
【ツイッター】
【Pixiv】

島本晴美_convert_20110908110129 『島本晴海』
ちょっぴりエッチなコメディ作品を発表していた作家さん。
明るいノリと分かりやすいギャグが結構好きでした(KOF97、98のアンソロでしか知らないけど)
現在は主に成年向け雑誌で活動されているようです。
また、同人サークル『ばななサル園』でも活動。
2010年5月末から7月末まで大病を患って入院しておられたそうで、現在は自宅にて療養中なのだとか。
HPではその闘病日記を閲覧することができます。

【ばななサル園(島本晴海。)のHP】
【ツイッター】

イトウタダシ_convert_20110908111501 『イトウタダシ』
ダウナー系というかちょっと電波入っているというか、そんな感じの作風で色々なネタを書かれていた人です。
KOF95のアンソロジーは異常すぎるギャグが光っていて特に面白い。
時々4コマなどに入る小ネタも微妙に人を選ぶネタばかりでそれがまたシュールです。

そして現在何をしているのか全く分からない人。
ネットで調べているだけじゃ全然情報が出ないので詳しい人に今どうしているのか教えて欲しい作家さんです。
ホントに。
今もどこかで漫画を描かれているのなら是非読みたい。

寺蔵_convert_20110908112954 『寺蔵』
可愛い絵柄と基本分かりやすいネタが特徴の作家さんです。
ただ、ネタによってはパロディネタが盛り込まれていたり、独特なシュール空間を形成していたりするのがまた印象的。
よく目にする作家さんだったので多くのネタを楽しみました。

現在も漫画家としての活動を続けておられるそうです。
(スパロボのアンソロジーなどで確認)

【TINAMI】
【Pixiv】
【ツイッター】(非公開設定)

おうせこひめ_convert_20110908114231 『桜瀬琥姫』
暖かみのある絵柄とネタが特徴の作家さんです。
右のネタはちょっと黒いけど。
ナコルルの性格を二次創作で黒くするネタがけっこう流行ってたんですよね。

現在はイラストレーターとして活動されており、『マリーのアトリエ』『暴れん坊プリンセス』のイラストを手がけておられた事は特に有名ですね。

また、漫画『GRANDEEK』をウルトラジャンプ誌上で現在連載されています。

個人的に印象に残っている出来事は、
ゲーメストでペンネームを『桜瀬王虎姫』と誤植された事ですかね。
王虎て。
ワンフー

【Cotton Candy Cloud】
【桜瀬琥姫ギャラリー】

大江戸新衛門_convert_20110908123607 『大江戸新衛門』
ニヤニヤできるカプネタに定評のある作家さんです。
丁寧な絵柄とストーリー展開に注目。
4コマも多く描かれていました。

現在は『東鉄神』というペンネームで主に成年漫画を執筆されているとか。
完全に伝聞のみの情報ですけど。絵柄を見ただけじゃピンとこなかったんで…

【今夜も仕事】
【ツイッター】

山本まるみ_convert_20110908124701『山本まるみ』
これまた可愛い絵柄とほんわかしたネタが魅力な作家さんです。
光文社の『火の玉コミック』でも見かけることが多かったように思えます。
これは完全に余談ですが、子供の頃、購入した『ファイナルファイトタフ』の攻略本の漫画ページに作者の漫画が載っているのを発見して地味にテンションが上がったのを覚えています。

現在もイラスト関係のお仕事をなされているようです。
余談ですが、ネットでよく見る『「今日も2ゲットできなかった…」と布団の中で落ち込んでいるショボーン』のイラストを描かれたのもこの方。

【とと屋にゃんこ堂】
【Pixiv】
【ツイッター】

外間_convert_20110908130009 『外間隆想』
デフォルメして描かれたキャラクターと分かりやすい直球ネタで笑わせてくれた作家さんです。
しかし結構ブラックなネタもアリ(藤堂香澄が人肉を喰うオチのネタとか)
何となくコロコロのギャグ漫画とかの児童誌向けな感じの絵柄?
のちに『アミーゴ隆造』というペンネームでスパロボのアンソロジーコミックなどでも漫画を描かれていました。
現在も漫画家として活動を続けておられるようです。
HPでは時代劇に凝っているという話をされており、内容も時代劇話と武者娘の可愛いイラストで構成されています。 
【バ隠れ】

山田みつる_convert_20110908132725『山田みつる』
何ともおバカなネタが多く、腹筋を鍛えさせてくれるギャグセンスの持ち主な作家さんです。
完全にギャグキャラと化した庵のボケは必見。
この人のマラプロピズムネタは読んでて楽しいです。

長らく活動しているのかどうか不明だった方ですが、2004年12月21日に『まんが学園4年生 創立準備号』という萌え4コマ雑誌が出版。
その中に『山田みつる』の名前が!(他にも硬派Tinhatとか)
…ですが、残念な事にこの雑誌は創刊準備号のみで廃刊となってしまったそうです。
もしかしたらひょんな事でまた山田みつる先生の作品を見る機会があるかもしれませんね。

阿部川キネコ_convert_20110908143006 『阿部川キネコ』
少女漫画的な絵柄と勢いのあるギャグで魅せてくれる作家さんです。
現在も多くのオリジナル作品を発表されているようですね。
4コマでは微妙にBL風味なネタが散見されることがあったのですが、商業ではそういう系統の作品を発表していた時期もあったようです。

【yellow cat studio】
【ツイッター】

神北ハヤト_convert_20110908144016 『神北ハヤト』
デフォルメされたキャラクターとブラックユーモア、すさまじいキャラ崩壊っぷりで笑いを生み出した作家さんです。
4コマまんが王国などでも頻繁に見かけた作家さんなのですが、現在の詳しい仕事情報がいまいちはっきりしません…。
後になって『神北ガマン』というペンネームに変更して活動されていたようです。

この人の作風や絵柄もそうそう真似できない個性的なモノとなっているのでもっと色んな作品を読んでみたいものなんですが…

1990年に唯一の単行本、『デコレーションパック』という『コミックNORA』で連載されていた作品が刊行されていたようです。『修正、カットされまくり!!ヤケクソコミック』と煽られ、個性的且つ変態的な様々なキャラクター達が織り成す神北四コマギャグかつ、下ネタや編集部内の内輪ネタの方が面白いという問題作なのだとか。

神谷順_convert_20110908145247 『神谷順』
この方もよく4コマコミック、アンソロジーで見かけた作家です。
アクの強い作家が多い中、かなり安定した正統派なギャグを描かれる方といった印象を持ってました。
その後はゲームのグラフィッカーやデザイナー、ライトノベルの挿絵担当として活動されたりしていたようですが、現在は絵の仕事から離れておられるようです。
そして、今はVOCALOIDを用いて、はややP名義で楽曲を発表しているのだとか。 


現在の活動が意外すぎてメチャ衝撃でした
(といっても今はニコ動での投稿も停止中のようですが)
絵柄も当時と比べると随分変化していますね。

【常夏】
【燃えよ犬・改】
【ツイッター】

踊屋_convert_20111102003435 『踊屋』
ゲーパロの中でも異色の存在感を放つネタを投稿していた方です。
ゲームパロディそのもののネタは少なく、描かれる対象はゲーセンの店員、えらい人、妙なプレイヤーなどなど…

今でも語り草になっている名ネタ、『ジャンプ大パンチアンパン塩ラーメン』というちょっとやそっとじゃ真似できないシュールネタを生み出したのもこの人。
(えらい人やジャンプ大パンチ塩ラーメンのネタはちょっとググッたらすぐ出るのであえて画像は他のネタですが)

ただ、残念な事に早い段階で投稿を止めてしまったらしく、読者&ゲームメーカー自身が投稿したネタをまとめた単行本『ゲーパロ4コマグランプリ』でも1巻、2巻でしか拝む事ができません。
(しかも2巻の収録ネタ数は『2つ』と少なめ)
出来る事ならもっと多くのネタを読んでみたかったものです…。

硬派Tinhat_convert_20111102003423 『硬派Tinhat』
ワルキューレのコスプレをしているバルログサンドラ役にブランカを設定した『バルキューレ』という名ネタを生み出した人です。
妙に楽しそうにワルキューレになりきっているバルログが拝めます。
その結果見事人気キャラとなり、この4コマはちょっとしたシリーズになりました。
全13話最終的には本物のワルキューレと対峙。

もちろん普通にゲームパロディのネタも多く描かれています。

現在はサラリーマンとして働いているようです
それでもイラストを描く事は続けておられ、氏のブログやHPでいくつか閲覧できます。
また、HPでは当時4コマ決定版で書かれた4コマを何点か閲覧することも可能。
傑作ネタ多し!

【Dokiwaku】

奥村春夫_convert_20111102003412 『奥村春夫』
これまた屈指の名キャラクター、『ギース・ボヒョー・ハワード』を生み出した人。
ギース復活をパロった感じのキャラとなっており、マスコット的な可愛さのあるキャラクター。
他にも『ヴォルフガング・つる×ハ○○ムシ・クラウザー』『火星人Mr.BIG』『た熊』といったキャラも登場。

ボヒョー・ハワードがシリーズとなってからはどんどん人気に火が付き、読者人気投票で1位を数回獲得したりフィギュア化したり(外部リンク)X68000用に開発、配布されたフリーのプラグイン式2D対戦格闘ゲームツール、『SFXVI』用に制作されたりとすさまじい人気っぷりを見せ付けてくれました。
コミゲ終了後は氏の同人誌のほうで新ネタが描かれていったようです。
作者の『奥村春夫』さんはHPを持っていたようですが現在は消滅。WEBアーカイブにもコンテンツが殆ど保管されていないという状況です。

そのため現在も同人を続けておられるのかはちょっと分かりませんでした…。
haruharugi.gif
いつかWEBアーカイブに完全に保管されることを願って一応リンクは貼ります。

愚教徒NN_convert_20111102170323 『愚教徒N.N』
毒々しく、サディスティックなネタを多く投稿されていた方です。
基本的にキャラいじり系のネタが多め。
また、ネタが暴力的な内容になってることが多いため若干人を選ぶ作風な気がしないでもないです。

個人的にこの人が描く黒いキム・カッファンのネタが印象に残っています。

この思い切ったキャラ崩壊っぷりが受けてゲーパロでは毎月ランキング上位に君臨していました。

何かしら性格がアレな事になっているキャラが登場する4コマを描かれる愚教徒N.Nさんですが、作者本人はかなり謙虚な人格者なのだとか(編集部談)。

辺根うずちか_convert_20111102170334 『辺根うずちか』
ブラックなネタを投稿する方は多かったのですが、この人のネタの黒さは抜きん出ています。
氏の荒々しい絵も一度見たらなかなか忘れられません。

右のキムに代表されるようにキャラクターがやたらと狂人染みており、またネタも殺人やら過激な発言やらで占めるオチがやたらと多いため、よく載せてもらえたもんだと驚くほどのモノばかり。

その極致がゲーパロ4コマグランプリ8巻に収録されている『毒虫庵』というネタ。
日野日出志マンガに出そうな顔つきの八神庵京の皮を丸々剥いで身にまとうというグロすぎる内容。
しかもシリーズ化。

この人の様々な毒々しいネタはあまりに衝撃的過ぎたために強く印象に残っている読者は多いようです。AAまで作成されるほどに。
辺根AA_convert_20111102190758
未確認情報ですが、他社のアンソロでも作品を描かれていたとか。
また、「漫画家の高木律先生がうずちか氏なのではないか?」という噂もあるそうです。

エドモンド荒川_convert_20111102170303 『エドモンド荒川』
家業の酪農と畑作農業を手伝いながら投稿4コマを描かれていた人です。
テンションの高いキャラと勢いのあるリアクションで笑わせてくれるのですが、それ以上にネタ中では筋肉キャラが出る事が多いのが印象的。



もう改めて説明する必要が無いくらい有名な話ですが、
エドモンド荒川さんは鋼の錬金術師の作者、荒川弘先生その人です。
いまや大出世した漫画家さんですね。

僕はハガレンは未読なので、作者が女性だと知ったときは『ハガレンの作者って女性だったの!?』といったリアクションではなく、『ハガレンの作者がエドモンド荒川で、しかも女性だったの!?』という感じに反応してました。

しろくろ_convert_20111102214623 『しろくろ』
デフォルメの利いた絵柄とキャラの糸目が特徴的。
さらにキレの良いギャグが合わさって笑わせてくれる漫画家です。

現在も『藤島じゅん』というペンネームで漫画家として活動し続けており、4コマ雑誌やアンソロなどで作品を発表しているようです。
さらに二児の母親でもあり、ブログでは子育てをネタにしたエッセイマンガを描かれています。
これがまた面白いのでおススメ。

夫は同じく漫画家の重野なおき先生。お二人が結婚していたという事実をちょっと前まで知らなかったので、初めて知ったときは結構驚きました。

【しろくろ雑技団】
【Pixiv】
【ツイッター】

斬肉_convert_20120116212222『広江礼威』
1996年6月15日に発売されたコミックゲーメストに読み切り作品を発表していた作家さんです。左の作品『斬肉の夏』は、斬紅郎無双剣のシリアスな雰囲気をそのままコミックに反映しています。
内容は修羅道に堕ちた閑丸がただひたすら人を斬るという重苦しいストーリー。リムルルが叩っ切られるという衝撃的なシーンは今でも強く印象に残っています(ゲーム本編では保護されている分余計に)
作家名でピンと来た人は多いでしょうが、現在では『ブラック・ラグーン』の作者として有名ですね。
もう一作、新声社ではなくホビージャパン発行の『斬紅郎無双剣アンソロ』でも作品を発表されていました。

【広江礼威 公式サイト VIOLENT DOGS DIVISION】
【ツイッター】

ケンイチ_convert_20120116215444『佐倉けんいち』
険しい目つきになっているキャラ絵が特徴的な作家さん。
でも描くネタはバカバカしいギャグ漫画で読んでいて楽しいです。現在では商業誌でも活躍しており、『佐倉ケンイチ』というPNで連載を持っておられます。
月刊ジャンプで連載していた『DRAGON DRIVE』が特に有名ですね。

かおり_convert_20120116221411『萩原かおり』
ハイテンションで勢いのある作風が持ち味の作家さん。
どちらかというとメストコミックスではなく火の玉ゲームコミックスの方で見かけることの方が多い印象でしたけど。
当時から同人活動も行なっていたようで、その流れでアンソロでも執筆していたようです。
一迅社から2003年に発行された『うたわれるものコミックアンソロジーVOL.2』までは精力的に活動していたようですが、これ以降の活動はちょっと調べただけでは分かりませんでした…

【ももんが☆かんぱにぃ Web】

小野沢_convert_20120116222922『小野沢仁』



安定してゆるめのネタを多く描かれていた作家さんです。
メストコミックスでは一癖多い作家さんが多い中、この人のどこかのほほんとした作風には妙に安心させられます。

複数HPを持っておられ、創作活動の話や、イラストを閲覧、ネットゲームのプレイ日記、ねこの日記とか取り上げるネタがやたらと豊富です。

【ちゃとんてーる・くらぶ】
【くらぶroughちゃとんてーる】
【ゆるゆるゲームだいありぃ】
【網にかかったトカゲ】
【ツイッター】

和泉ひろし_convert_20120116230529『和泉ひろし』




頭身の低い可愛い絵柄とほのぼの系…に見せかけてアニパロやちょっぴり毒のあるネタを多く描かれる個性的な作家さんです。

現在も精力的に創作活動を行なっておられ、同人分野で活躍しておられます。
成年向けなのがかなり意外でしたけど。

アンソロで見てた頃はほのぼの系の印象しかなかったし…

【IZU屋】
【IZU屋のBlog】

刻田_convert_20120116230548『刻田門大』





デフォルメ気味の可愛い系の絵柄でネタを描かれる作家さんです。
メストコミック以外にも多くのアンソロで執筆されており、現在はケータイまんがタウンで「それゆけ!全滅学園」という作品を連載されています。
同人分野でも成年向けの同人を多く執筆されているようです。

【monta tokita WEB】
【刻田門大生存確認ブログ】
【pixiv】
【ツイッター】

眼鏡三菱_convert_20120117160050『眼鏡三菱(渋谷透)』

デフォルメ絵とリアル頭身の使い分け、そして明朝体の書き文字が特徴的な作家さん。
初期の頃は『渋谷透』というPNを使用されていました。
やや毒気のあるギャグが面白いです。
2002年頃までは各種アンソロで精力的に執筆されており、2003年頃(?)にPNを『黄槻曜』と変更、現在は『キイロ』というPNで同人活動をなされている模様。
(サークル名は『MINT ACHE』『目黄堂』

【pixiv】

うっとりくん_convert_20120117160100『うっとりくん(UPS)』
勢いのある画風と独特なセリフ回しが合わさり、妙にテンションの高いギャグを描かれていた方です。

現在は同人活動に力を入れておられるようで、成年向けの同人を多く発行されています。
pixivで同人のサンプルを覗いてみたのですが、さらに作品のテンションと一コマに書かれる文字量が増しているような気が。

【パワースライド】
【pixiv】
【ツイッター】

天獅子ギース_convert_20120126211003『天獅子悦也』
『龍虎の拳』『餓狼伝説』のコミカライズを手掛けられていた作家さん。
そのコミカライズの出来は頭ひとつ抜けて素晴らしいです。
原作の設定を尊重しつつ、またゲームに沿っただけでは漫画として盛り上がりに欠ける部分は違和感なく挿入されたオリジナル展開で作品を盛り上げてくれます。
ゲームで登場する必殺技にリアリティを持たせる独自解釈も堪らない!
天獅子龍虎・餓狼がSNK格ゲーのコミカライズの最高傑作と言っても過言ではないハズ。



他にも『ゲーニッツ外伝 ミレニアム・ゼロ』という短編や、KOFと餓狼設定を混ぜた山崎竜二の短編(『K.O.F'97 ヤマザキ異伝 蛇(ハブ)』と『K.O.F'97 ヤマザキ曜変』の2作)も書かれていたのですが、未単行本化作品なのが残念。

蛇_convert_20120126213330 曜変_convert_20120126213339


現在は近代麻雀という漫画雑誌でいまや看板作品『むこうぶち』という麻雀漫画を連載されています。

マイケル原腸『マイケル原腸』
表情豊かなキャラ絵が魅力の作家さん。
アンソロで作品を発表したり、商業で作品を発表したりと精力的に執筆活動を行われていた方です。
(商業オリジナル作品では『アリスったらもお!』『鉄骨プラネット』などを発表)
また、特撮作品に関わるお仕事もされており『忍者戦隊カクレンジャー』『五星戦隊ダイレンジャー』『ビーファイターカブト』のキャラクターデザインを担当された事もあるとか。
乙一大弓冬というペンネームに変更し、2002年ごろに成年向け漫画を発表されていたようですが、現在はまたペンネームを『マイケル・原腸』に戻しているよう…というより、活動の場所によって色々名義を使い分けている模様。
現在もキャラデザ系の仕事などをよく行われているので名前を見ることが多い方です。

【STARS】

伊藤真美『伊藤真美』

緻密さと躍動感のあるタッチが合わさった力強い絵が魅力の作家さん。
一枚のイラストとしても楽しめるような圧倒的な画力で漫画を描いておられました。
ストリートファイターのコミカライズ『SUPER STREET FIGHTHRII X 外伝』やウォーザードのコミカライズ等を手がけられたのち、商業オリジナルでも様々な作品を発表されています。
『ピルグリム・イェーガー』という作品が有名でしょうか。

また、同人では『寿りんどう丸』というペンネームを用いているようです。
G=ヒコロウ先生らと親交があるため、『みんなはどう?』などで先生のハラペコキャラを知ることができたりします。

【バロッカ】
【ツイッター】

五月五日『五月五日』



『さつきいつか』と読みます。
男性キャラは暑苦しく女性キャラは可愛くムチムチな感じに描かれている方。
ハイテンションで勢いのあるギャグが特徴的です。

そして現在はロリエロ漫画家として注目を浴びているのだとか。
絵柄はかなり変化していますが、相変わらず勢いのあるギャグを持ち味にしているようです。

【五十五番街】
【pixiv】
【ツイッター】

鈴鹿AOI『鈴鹿AOI』
綺麗な絵を描かれる作家さん。
その絵柄から勝手に女性だと思い込んでいたのですが、最近になって男性だったと知りちょっとビックリしました。
現在は結婚されており、ペンネームも「AOI(葵)・ST」に改名、バイトをしながら漫画家としての活動を続けておられるそうです。
ちなみに氏のサイトではかつてアンソロで発表された一部の作品が公開されているので要チェック!
また余談ですが、この人も『まんが学園4年生 創立準備号』で連載をするはずだった漫画家の一人。

【AOIの日常ブログ】
【AOIの漫画ブログ】

『介錯』
美少女の絵に定評のあるお方。
かつては商業で成年向け漫画を執筆されていましたが、一般誌で発表した作品で成功して以降、少年誌で活動されるようになったのは誰もが知るところ。
とはいえ現在も二次創作の成年向け同人を描かれているみたいです。
商業作品では『鋼鉄天使くるみ』『円盤皇女ワるきゅーレ』などが非常に有名ですね。

介錯

【介錯電子学園】
【ツイッター】(※セブン)

『ふしみゆうり』
(96年あたりまでは『伏見ゆうり』表記?)
温かみのある絵を描かれる作家さん。4コマではデフォルメ絵を、コミックアンソロジーでは頭身を引き上げたりとその時々の作風で若干絵柄を変えていたのが印象的でした。
4コマでは可愛らしい絵柄とは裏腹に、ネタの方はなかなかシュールだったりキレキレだったりとインパクト強め。

現在は主婦業をこなしつつ同人活動を行われているようです。
【おしいれ四畳半】
【ツイッター】

RYU-TMR『RYU-TMR』


テンション高めなネタと勢いのある画風で読者を笑わせにかかる作家さん。
『サイバーボッツ』のコミカライズも手がけられておりました。
そして現在も漫画家として活動中。
絵柄は萌え系の方にシフトしており、仮にペンネームが変わっていたとしたらちょっと気づけないくらいに変化しております。
それでも独特なテンションの高さやギャグセンスは相変わらず健在な模様。

【FREEPLAY】
【FREEPLAY(旧ページ)】(WEBアーカイブ)
【pixiv】
【ツイッター】

市川『市川裕文』

コミックゲーメスト誌上でとてつもなく熱の入ったアメコミコラムを書かれていた方です。
当時ネットが殆ど普及しておらず、情報を集めにくかった時代にもかかわらずその文章量と知識量は圧倒的な物でした。
しかもコラムに添えられた氏のイラストも非常に一枚絵としてレベルが高いという。
当時はカプコンの対戦格闘ゲーム、『マーヴル・スーパーヒーローズ』が稼働中というのもあったのですが、読者はコミゲ誌上でここまでディープなアメコミ話が展開されるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。

過去に商業誌でも活躍しておられ、『混淆世界ボルドー』というオリジナル作品や、X-MENのコミカライズ等を手がけられていました。
そして現在はアメコミの翻訳家として活躍中。
『マーベルゾンビーズ』『グリーンランタン:シークレットオリジン』の邦訳に関わっています。
驚くほどマルチな才能を発揮している方ですね。


踊屋

こうやって調べてみると本格的にデビューした作家さんがホントに多くて驚くことが多いです。
あと、単純に現在の活動状況を知れるだけでも結構面白かったり。

◆関連リンク
【コミックゲーメストって覚えてる?】アーケード@2ch掲示板より)

【もう】 #新声社爆破 【した】togetterより)
関連記事

15 Comments

No Name  

面白かったです!!

私も当時コミゲを読んでいたので懐かしく
楽しく読ましてもらいました!!
ただ知っていたことだけではなく
知らないことも多く驚きました
私は吉崎観音さんG=ヒコロウさんに影響を色々受けましたwww
記事に出て無い人では平野耕太さんもオリジナル作品の読みきりで
出ていたと思います

2012/04/12 (Thu) 04:39 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>名無しさん
情報提供ありがとうございます!

メスト作家は現在も普通に活動されている方が非常に多くて全然紹介し切れていないんですよね~。
また時間のある時に少しずつ他の作家さんの紹介文を追加していくつもりです。

2012/04/13 (Fri) 21:38 | EDIT | REPLY |   

流浪牙  

そんな天獅子作品が絶版状態というのはなんともツライですね。
格ゲー漫画という点では中平ストリートファイターに匹敵する程だと言うのに
(そのへんが間違いでしたらすみませんが)。復刊ドットコムは怠慢で困る

序でに投稿漫画における男塾ネタの使用度数は異常

2012/05/31 (Thu) 22:07 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>流浪牙さん
天獅子龍虎や天獅子餓狼は原作ゲームのファンなら是非一読して欲しいぐらい素晴らしい作品ですよね!
独自設定で補完している部分も妙に説得力があって堪らないです(デッドリーレイブは龍虎乱舞のコピーだとか色々)。
単行本未収録作品を入れて復刊してくれるなら絶対買うんですが…

>序でに投稿漫画における男塾ネタの使用度数は異常
『三島平八』を『江田島平八』と誤植したメストは伝説。

2012/06/01 (Fri) 22:58 | EDIT | REPLY |   

流浪牙  

レスありがとうございました。

かくいう私は天獅子作品については、昔メスト本誌のを途切れ途切れに読んだだけの身なんですけど(それでも何と無く印象に残ってますが)。
当時はあまりゲーメストについてはハッキリ意識して読んでいなかった身なので……まぁ、出来れば一度ちゃんと読んでみたいのは確かなのですがね。

 『三島平八』を『江田島平八』と誤植した
モデルがそのまんまですし余り違和感は無い様な気も。

2012/06/02 (Sat) 01:11 | EDIT | REPLY |   

名無しさん  

たまたま立ち寄ったのですが、懐かしいですね~
神北ハヤトさんは、絵柄や画風から見ると魔神ぐり子さんのに似てるような…

2012/07/26 (Thu) 21:30 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>名無しさん
またカオスなネタを描く作家さんの名前を出しましたね…
個人的には魔神ぐり子さんのネタはツッコミが冷静な感じがします。
それがまたシュールさを引き出しているような。
神北ハヤトさんはとにかくハイテンション!コマ外の書き文字の多さもまた特徴的な感じです。

2012/07/27 (Fri) 23:33 | EDIT | REPLY |   

名無しさん@ニュース2ちゃん  

当時ライターやってた
是空とおる⇒マンガ原作者
水上広樹⇒ギャルゲー原画、同人
谷和也⇒アンソロで4コマ⇒ガンダムのオフィシャル四コマで単行本

個人的に谷和也が天獅子、吉崎を別格として一番の出世頭だと思う
コミゲ漫画家じゃなくてイラストレイター兼編集、ライターからの転身なのが面白いw

2012/07/27 (Fri) 23:58 | EDIT | REPLY |   

No Name  

通りすがりです。
アンソロジーに載っていたかは忘れましたが、
ちょっぱぁ卍さんとか強烈で大好きでした。

2012/07/29 (Sun) 22:45 | EDIT | REPLY |   

カレールー  

さらりと通りかかりました。
確か「日本丸」というペンネームの方がいらしたかと。

2013/01/07 (Mon) 11:34 | EDIT | REPLY |   

.  

togetterの#新声社爆破タグから飛んで参りました。

当時、コミックゲーメストと同じビルで別の雑誌手がけてたので
裏話的なものをひとつ。

イトウタダシさんは、掲載当時現役女子大生でした。
意外と知られていないこの事実。
流石に現在どうされているかまでは分かりません……申し訳ない。

2013/08/26 (Mon) 01:52 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>.さん
>イトウタダシさんは、掲載当時現役女子大生でした
マジですか!いやでも言われると何となく納得してしまう…

2013/08/27 (Tue) 23:27 | EDIT | REPLY |   

通りすがり  

局地的というか学年限定ネタなのですが、
神北ハヤト氏は「5年の科学」89年度及び90年度版で連載をもっておられました
なのでメストほか格ゲーアンソロでの再会には当時驚いたものです

2014/05/03 (Sat) 00:40 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>通りすがりさん
それは知りませんでした!貴重な情報ありがとうございます。
ttp://gray.sakura.ne.jp/~flap/database/booktable-sa.html
↑ここに書いてある「算数クエスト」って作品ですかね?
この手の学習雑誌の漫画はそうそう単行本にはならないのもあって現物を確認するのが難しいですね…

2014/05/03 (Sat) 18:11 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>カレールーさん
超遅レスですが、「PN変わってるけどこの方日本丸さんじゃないかな…?」って人は一応居ます。面白いネタを書く方だったので色々調べていました。
ただはっきりと確証を持てる情報が見つからないのと、本人に直接聞くのが何となくためらわれて分からずじまいなままにしちゃってたり……(小声)

2015/02/15 (Sun) 14:31 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment