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22 2020

名探偵ピカチュウ

名探偵ピカチュウ予告編名探偵ピカチュウ
【原題】Pokemon: Detective Pikachu 2019年【米・日】


かつてポケモンのことが大好きな少年だったティムは、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった──」。複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウだった。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった……。「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!

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任天堂から発売された同名のアドベンチャーゲーム『名探偵ピカチュウ』を原作とした、ロブ・レターマン監督によるアクション/ミステリー映画。とはいえキャラ設定や世界観はゲームに近いものの、本筋以外のストーリー展開には改変が多めな模様。
ポケモン初のハリウッド進出作品であり、しかもアニメ映画ではなく実写映画として作られているのが大きな特徴です。

そのポケモンの馴染みっぷりたるや、人間とポケモンが共存している現実世界を見事に演出しています。馴染みすぎてる一方でポケモンの造形も結構リアル寄りになっていて、例えばバリヤードとかエイパム、リザードンなど一部のポケモンは皮膚の質感やら何やらの『生物感』も強く、ぶっちゃけていうと軽く気持ち悪いくらいだったりする。見続けてる内に見慣れて可愛さの方が勝ってきますが!でも凶暴化したエイパムたちが一斉に襲いかかる場面はやっぱ怖いし、ゲッコウガの登場シーンもどこかホラーテイストだったりする。本作、モンスターパニック映画の雰囲気がちょくちょく出てくる。

主人公の相棒となるピカチュウは原作同様の愛嬌と独自のモフモフ感が強調されており、その一方でジョークを介したりコーヒージャンキー気味だったりする「おっさん」なキャラクター性とのギャップが堪らない。
ちなみに、初期案の時点ではピカチュウも、本作での設定に合わせた「おっさん気味」なキャラクター性に合わせた造形だったらしく、煮詰めていった末に現在のデザインに落ち着いていったとか。
【映画「名探偵ピカチュウ」のコンセプトアーティストが、複数の初期デザインを公開。最初はもう少しオッサン寄りだった】

「洋画のノリにポケモンが混ざってくる」という一見キワモノっぽい画作りと話作りが存外面白いハマり方をしており、これが観ているとなかなかに楽しい。
実を言うと僕、ポケットモンスターは「ルビー&サファイア」までしかプレイしてないのですが、要求されるポケモン知識自体も多くなく、極端な話初代の知識さえあれば充分楽しめる作品に仕上がっていたと思います。(ミュウツー周りの描写は映画「ミュウツーの逆襲」を観ていたほうがニヤリとできる作りですが)
『名探偵ピカチュウ』というタイトルに反してミステリー要素はかなり薄めでそこまで凝った伏線があるわけでもなく、実際はアクション要素8割ってぐらいの内容でしたけどね!
【『名探偵ピカチュウ』全編がネット流出、ライアン・レイノルズと米公式も即反応】
【『名探偵ピカチュウ』徹底解説 ─ 出演者、吹替声優から小ネタ、評価まで完全ガイド】
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