ツルゴアXXX

ARTICLE PAGE

16 2019

DELTARUNE(デルタルーン)Chapter 1

デルタルーンタイトル画面

昔むかし ひそかに語りつがれる言い伝えがあった。
それは夢の伝説。 それは希望の伝説。
それは光の伝説。 それは闇の伝説。
その伝説の名は「DELTA RUNE」

「幾千年もの長きにわたり」─
「光と闇は 調和を保ち 世界は 平和に包まれてきた」
「しかし この調和が乱されれば」─
「恐ろしい災厄が 見舞うだろう」
「天は 恐怖の闇色に染まり」─
「地は 恐れおののき ひび割れる」
「母なる大地の鼓動は高まり」─
「ついには 息絶えるだろう」
「そうして すべてが終焉を迎えたかに見えたとき」─
「希望の光をたたえし 3人の勇者が 地の果てより現れる」
「ニンゲン。モンスター。闇の国の王子」
「彼らだけが 闇の泉を封じることができる」
「『天使の楽園』を 破壊できる」
「彼らの働きにより 再び 調和が もたらされ」─
「世界は 破滅の危機より 救われるだろう」

「闇の泉」は─
この地を形作る力の源泉。
現在は 王国の中心にあり 天高く 闇を噴き上げている。
しかし 最近になって もうひとつ 別の泉が出現─
これにより 光と闇の均衡は しだいに崩れ始めている…


◆関連作品過去記事
【UNDERTALE(アンダーテール)】

◆Toby foxによる前作『UNDERTALE』との関連性を匂わせる新しいRPG
アメリカのインディーゲーム作者、Toby Fox氏が2015年に世に送り出した「誰も死ななくていいやさしいRPG」、それが『UNDERTALE(アンダーテール)』
当初PCでリリースされた本作は世界中で空前の大ヒットを博し、後に色々な家庭用ゲーム機にも移植されました。

そして2018年の10月30日の夜、アンダーテールの公式ツイッターにて、以下の文章が3分おきに少しずつ投稿。

ヨウコソ。
私ヲ 捜シテ イマシタカ?
ジツニ 結構。
私モ アナタヲ 捜シテ イマシタ。
アナタニ 見セタイ モノガ アリマス。
キット 興味ヲ 持ッテ モラエルカト。
タダシ ソレハ マダ 未完成デス。
ソウ。 完成ニハ ホド遠イ。
ソコデ 私カラ ササヤカナ オ願イデス。
[24]時間後ニ 再ビ ココヲ 訪レテ クダサイ。
ソノサイ 私カラ アナタニ イクツカ 質問ヲ シマス。
ソシテ アナタノ 回答ヲ 用イテ
ソノ 実現ヲ 目指スノデス。
協力ニ 感謝シマス。
デハ ソノ トキガ 来タラ
オ知ラセ シマス。


そして2018年の10月31日の夜、新作RPGである『DELTARUNE』のチャプター1がPC向けに無料配信開始。
『DELTARUNE』という名の謎のプログラムとして配布されたのでした。
そして今年の2月28日にはNintendo Switch版も無料配信がスタート!!
本記事ではこのスイッチ版を用いてのレビューを書いていきたいと思います。
(※プレイ画面外にシチュエーションに合わせた壁紙が表示される以外はPC版と同一)
ちなみに翻訳は前作で公式日本語版を担当した『ハチノヨン』が引き続き担当しており、制作サイドとすり合わせをしっかり行った秀逸な訳文を見せてくれるのも嬉しい。

PC版公開当初は公式で完全ネタバレ厳禁が敷かれていたんだけれども、もうスイッチ版配信とかもあって各ゲームニュースサイトでも普通に公式でスクショが貼られるようになっていたので、本記事でもゲームのストーリーに触れすぎない程度に内容を紹介します。

***

ゲームの流れは前作と同様、道中で出会う雑魚モンスターやボスキャラクターを、極力「たたかう」でなく「こうどう」を取ることで倒すことなく逃がすというもの。
勿論「たたかう」を選択するのも自由であり、敵の攻撃は「用意された四角いエリアの中で弾幕シューティングのような弾を避けていく」というシステムだったりするのも同一。
グラフィックが昔懐かしい雰囲気のドット絵なのもそのままです。

前作との相違点は操作キャラが最大3人と一気に増加した点と、新たなコマンドとして「まほう」と「ぼうぎょ」が追加された点。
戦闘画面も前作はドラクエ風のフロントビューだったのですが、本作はファイナルファンタジーのようなサイドビューに変化しています。

デルタルーン1 デルタルーン2

デルタルーン3 デルタルーン4

敵の攻撃をギリギリで避けたり「ぼうぎょ」を選択することで全員共通のゲージである『TP』が溜まっていき、このTPを消費することで各操作キャラ特有のスキルを使う事ができるというシステムも追加されいていて、これがまた面白い。
避けるのが簡単な攻撃であっても、あえてTPを溜めるためにぶつかるかぶつからないかのギリギリを攻めて避けるという楽しみが生まれています。

全員が戦闘不能になるとゲームオーバーなのは普通のRPGと同じなのですが、残りHPを上回るダメージを受けた際にはHPがマイナス表記でダウンし、アイテムか「まほう」を使ってHPが1以上になる回復を与える事で復活するという独自の仕様になっているのもミソ。

デルタルーン5 デルタルーン6

デルタルーン7 デルタルーン8

本作は冴えない男の子・クリスがある日、不良のドラゴン型モンスターであるスージィと一緒に学校の倉庫に向かったところ、ファンタジーな雰囲気の『闇の世界』に迷い込んでしまい、道中で出会う闇の国の王子、ラルセイと共に冒険することになるという、昨今の異世界転移モノっぽいノリのストーリーが展開されていきます。
でも物語は対して暗くなく、前作同様ユーモアたっぷりな会話劇が繰り広げられ、道中で何度も戦う事になる闇の世界のカルタス城の王子・ランサーもどこか抜けているキャラで愛嬌がある。

勿論、ただただ明るいだけでは終わらないのも前作と同じなのですが……。

◆感想
面白かった!!!
体験版であるチャプター1ですが、ボリューム的には前作アンダーテールの通常プレイ1周分……は言い過ぎかもしれないですが、今の時点でファン考察が盛り上がるのも当然なくらいの情報量が詰まった内容にはなっています。話もチャプター1単独である程度纏まっているし。

新しいゲームシステムが前作以上にゲーム性を上げる要素に仕上がっているし、作中に仕込まれた小ネタも多いので寄り道して色々調べてみるのも楽しい。
そして隠しボス戦も、前作のGルートラスボスほどではないにしろ結構手応えのある強さで挑戦しがいがありました。
BGMは戦闘シーンで流れる「ルードバスター」、フィールド曲の「夢と希望の平原」、チャプター1ラスボス戦である「カオスの王」、このデルタルーンの伝説を知るシーンで流れる「伝説」、隠しボス戦の「The World Revolving」などなど、前作同様耳に残る名曲が多い!!

公式サイトやゲーム開始前にも警告があるのですが、本作は『アンダーテール』をプレイ済であった方が良いのは確実な作りになっています。
前作とは世界観が変わっており、チャプター1の時点ではどういう繋がりがあるのかがかなり曖昧な状態とはいえ、前作を知っているからこその既存のキャラの役割を変えての再登場に驚かされる場面が多いので!
そもそも『DELTARUNE』というタイトル自体、『UNDERTALE』のアナグラムであり、前作の時点でも「DELTA RUNE」という名の紋章が登場していましたし、何かしら関連性を持たせてくるのは間違いないはず。

現時点ではまだ完成しておらず、チャプター1以降の物語がどうなるのかさっぱりわからないし公式情報も全く無い状態だけど、兎にも角にもいずれ発売されるであろう『本編』を座して待つしかないよね!

デルタルーンジェビル撃破後
脇役キャラでは平原のよろず屋の店主『ヌイ』がお気に入り
隠しボス撃破後の会話も色々意味深で好き

◆関連リンク
【DELTARUNE公式サイト】
【UNDERTALE / DELTARUNE(@UndertaleJP)さん | Twitter】
【tobyfox(@tobyfox)さん | Twitter】
【DELTARUNE(デルタルーン)攻略まとめWiki【PC/Switch/PS4】】
【Deltarune Wiki | FANDOM powered by Wikia】
【tobyfox · @tobyfox TwitLonger — When you talk too much for Twitter】

関連記事

0 Comments

Leave a comment