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22 2018

U.M.A レイク・プラシッド

レイクプラシッド1予告編U.M.A レイク・プラシッド
【原題】Lake Placid 1999年【米・カナダ】


メイン州ブラック湖。この静かな湖でダイバーが下半身を食いちぎられるという事件が起こった!傷口に残された歯のかけらは有史前の生物のもののようだ。生きた恐竜がいるのか?それともU.M.A.(=Unidentified Mysterious Animal、未確認生物)なのか?現地に派遣された古生物学者ケリーは、狩猟監視官ジャック、地元の保安官ハンク、ワニ好きの大富豪ヘクターらと半信半疑で湖の調査を開始する。そうして湖の底で彼らを待ち受けていたのはなんと、体長10mにものぼる巨大なワニであった……

***

あの『13日の金曜日』シリーズの第1作で制作補を、第2作、第3作では監督を務めたスティーヴ・マイナーが送り出したワニ映画。ちなみに邦題には頭にUMAと付いているものの、実際は異常に巨大に成長したワニが登場するというお話なので未確認生物的な話には全然なってません。
普通なら『既知の生き物と思いきやUMAだった!』としそうな、盛り上がりそうな安牌設定の逆をいってる所がむしろツボだったりする。個人的にね。

巨大ワニはCGとアニマトロニクスを使用して作られているのですが、99年の映画でありながら近年のB級、C級アニマルパニックのそれと比べてもなかなかにクオリティが高め!
加えてワニ映画なのに途中クマに遭遇してしまう下りがあり、しかもそのシーンに限っては本物のクマを使っていたというのだから驚く。

登場人物は主人公含めてどいつもこいつも癖があり、どうにも性格もよろしくないのもあっていがみ合いが多いのだけれど、ワニとの戦いを通してなんだかんだ協力しあっていくのがちょっと心地よい。アニマルパニック映画にしては意外と犠牲者が少ないのもやや新鮮だったり。
パニック映画のお約束を抑えたり、時にはそのお約束を微妙に外してきたりと意外性を突いてくることもある。
「大傑作!」ってほどじゃないし、かといってストーリーのテンポはまあまあ良いので終始退屈するほどでもない、絶妙な「普通に面白い」って感じの娯楽作でした。

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