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15 2018

シン・シティ

シン・シティ予告編シン・シティ
【原題】Sin City(Frank Miller's Sin City) 2005年【米】


【EP1「ハード グッバイ」】
醜い傷跡が顔に残る仮出所中のマーヴに愛をくれたのは、高級娼婦のゴールディだった。しかし彼女は何者かに殺され、その罪をきせられたマーヴは復讐を心に誓う。農場で殺人鬼ケヴィンにハンマーで倒されたマーヴは、この男こそゴールディ殺しの犯人と確信。脱出したマーヴは、黒幕がロアーク枢機卿であることを突き止める。街に戻ったマーヴをゴールディの双子の姉ウェンディが迎えいれ、再び農場へ向かったマーヴは、ケヴィンと対峙する……

【EP2「ビッグ ファット キル」】
ある時ドワイトは恋人のシェリーにつきまとう男、ジャッキー・ボーイを痛めつける。あえなく退散したジャッキーは、ドワイトの昔の恋人ゲイルが仕切る娼婦たちの自治区、オールド・タウンへ向かう。だかそこでジャッキーが殺人兵器ミホに殺された後で、彼の正体が警部補であることが発覚する。このままでは「お互いに干渉しない」というオールド・タウンの協定が崩れることに。娼婦街が昔の無法地帯に逆戻りすることだけは防がなければいけない。ドワイトは娼婦街を救うため、証拠の隠滅を図るのだが……

【EP3「イエロー バスタード」】
ハーディガン刑事は、引退の日にも幼女殺人犯ロアーク・ジュニアを追っていた。誘拐された11歳のナンシーを救出したハーティガンだが、相棒ボブの裏切りの銃弾に倒れ意識を失ってしまう。それでも重傷を負いながら生き長らえたハーディガンだったが、ロアーク・ジュニアの父親であるロアーク議員の復讐により、連続幼女殺人の犯人に仕立て上げられてしまうのだった。だが救助された少女ナンシーだけはハーティガンを信じ、彼に手紙を送り続けた。ハーティガンはその手紙を支えに尋問に耐え続け、8年の時が流れた……

***

ダークホースコミックスから刊行されていた、フランク・ミラーによる同名コミック『シン・シティ』を原作としたクライムアクション映画。
悪徳と欲望が渦巻くベイシン・シティ……それによりいつしか罪の街、『シン・シティ』と呼ばれるようになった街を舞台としており、ストーリーが進むごとに異なる主人公やエピソードが展開される群像劇となっています。
ちなみにストーリーはOP→EP3→EP1→EP2→EDという順番に展開。

最大の特徴は白黒な原作コミックの雰囲気を最大限に再現した、明暗を強調したモノクロ映像。そこに一部がカラー化されるという演出になっており、R-15指定なのもあって人体欠損といったかなりグロテスクな表現が多いにもかかわらず映像が非常に美しい。

ぶっちゃけ群像劇の割に各エピソードはそこまで密接に絡んでいるわけではないし、どのエピソードもストーリーはわりとシンプルに一直線に展開されていく。でもそのあっさり目なストーリー展開を補って余りあるセリフ回しのカッコよさ、そして痺れる画面演出とグロテスクなのにオシャレな暴力表現が最高すぎるのだ。
各エピソードがとことん渋く、どこかやり切れない感じを残しつつもハードボイルドに締めくくられるのがもう堪らない。フランク・ミラー節全開の大量のモノローグは印象的な台詞ばかり。
めちゃくちゃオススメのアクション映画です。イチオシ!

【シン・シティ インタビュー: フランク・ミラー インタビュー【Part1】 - 映画.com】
【シン・シティ インタビュー: フランク・ミラー インタビュー【Part2】 (2) - 映画.com】
【シン・シティ インタビュー: ブリタニー・マーフィ インタビュー (3) - 映画.com】
【シン・シティ インタビュー: ロバート・ロドリゲス監督インタビュー (4) - 映画.com】

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