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12 2018

『Bitmap Books』から刊行されている本がゲーマー心をくすぐりまくりという話

『Bitmap Books』という英国の独立系出版社が刊行しているゲーム関係のビジュアルブック群がいちいち僕の心をくすぐってくる内容のものばかりで、ここ最近ちょっと注目しています。
クラウドファンディングサービスの『Kickstarter』上で支援を募ることで色々発売している出版社であり、兎にも角にもゲームファンには堪らない本ばかりを取り揃えているのです。

これまでにファミコンやコモドール64、Amiga、シンクレアZX Spectrum、アーケードゲームの筐体に張られているパネル等のイラストレーションなどを纏めた本が数多く刊行されているのですが、その中で僕が購入した『Bitmap Books』の書籍を2冊紹介。

■Super Famicom: The Box Art Collection

スーパーファミコンボックスアート中身

スーパーファミコンで発売されたタイトルの『ボックスアート(パッケージイラスト)』を257タイトル収録したちょっと面白いコンセプトの一冊。
収録タイトルはゲームコレクターであるStuart Brett(Super Famicom Guy)氏が提供したもので、イラストは全て原寸大となっているのもミソ。
で、SNES(Super Nintendo Entertainment System)ではなくわざわざスーパーファミコンと表記してる通り収録されてる作品は全部日本版のパッケージなので、向こうの人からすれば相当マニアックな本だったりするのかもしれない。
あと一部のパッケージ写真は値札シールがついたままだったり、どのパッケージも箱が結構擦れてたり、一部ゲームの日本語タイトルに誤表記があったりするんですが、まあその辺はご愛嬌ということで。

全日本Kカー選手権の紹介ページ

『超攻合神サーディオン』『ザ・コンバットライブス』『ソード・マニアック』『豪槍神雷伝説 武者』など結構マイナーな作品もちらほら収録されているのですが、その中に『KAT'S RUN 全日本Kカー選手権』が入ってたりしたのが個人的に嬉しかったり。この作品、露骨なマリカーのパクリゲーなんだけど思い出のゲームやねん…
【世間的にはクソゲーでも思い出深いゲームは名作になり得る】

■NEOGEO: A VISUAL HISTORY ネオジオ~目で楽しむ軌跡~

ネオジオ目で楽しむ軌跡中身

ネオジオ作品の公式イラストや設定資料、当時の広告などを全400ページに収録した、ネオジオファンには控えめに言って最高な本。
(※追記:2019年8月1日に邦訳版も刊行されました)
収録された資料の書き文字とかは日本語のままなので、こちらも結構そのまま読んで楽しめる。少し前にお披露目されたお蔵入り作品、餓狼MOW2の資料の収録も嬉しい。
【新生SNKのモノ作りはここから始まる。「餓狼MOW2」の話題も飛び出した,「THE KING OF FIGHTERS XIV」開発陣インタビュー】

あと、こちらの本でも前述したSFCのパッケージアート本同様、ネオジオの家庭用ROMのパッケージアートが原寸大で収録されていたりもします。
ただ欲を言えばもっと設定資料を色々収録してほしかったところではある。
とはいえこの本のコンセプトは「目でネオジオの軌跡を楽しむ」ってヤツなので、内容的にはネオジオを題材としたドキュメンタリー番組や映画を一本見ているような感じの一冊でした。

***

洋書なので中の文章は当然全て英語なわけですが、基本的にアートを楽しむ本なので英語がさっぱりでも問題なし!
とはいえどちらの本も興味深い前書きやインタビューが収録されていたりするので、その内頑張って翻訳しようかな……
ネオジオ本の方にはFALCOON氏や小田泰之氏、麻中秀樹(SHA-V)氏へのインタビューも載ってたんで内容が気になるのだ。

で、『Bitmap Books』ですが、今年夏にはポイントクリック型アドベンチャーゲームのビジュアルブック『The Art of Point + Click Adventure Games』を刊行予定との事。お財布に余裕があればこの本もチェックしておきたいな。

【The Art of Point + Click Adventure Games – Bitmap Books】
    
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