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ピーター・デビッド&トッド・ノック他/フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン:シビル・ウォー

フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマンシビル・ウォー表紙

「私にはとても無理だけど。明日じゃないにせよ、次の日か、
 そのまた翌日になったら大勢の敵が…
 襲ってくるかもしれないのにあなたはいない。どうすれば?
 この場所とここにいる人達のへとあなたの思いをビラン達は知っている。
 利用するはずよ。
 あなたが去った我が校は、人質がなってる果樹園も同然ね。もぎ放題よ。
 子供で誘き寄せたり…」

「わかった、もう反論はしないけど…どうすればいいのかまるでわからない」
「自慢の頭で何かしら考えて」


WHOSE SIDE ARE YOU ON?

歩く大量破壊兵器とも言うべきメタヒューマンを規制する超人登録法を支持するスパイダーマンは、生放送のカメラの前で自らマスクを脱いだ。

その衝撃は、家族はもちろん、友人や周囲の人々、さらには宿敵であるスーパービランの生活までを揺り動かす。

あのピーターがスパイダーマンだったとは――

その驚きは、彼に関わってきた人々に思いもよらない反応を引き出していく。

そして、数々の重圧に晒されたスパイダーマン自身にも……。

衝撃の“マスク・オフ”がもたらしたドラマを描く、スパイダーマン主演のシビル・ウォー・クロスオーバー第3弾!

君はどちらに付く?


◆収録作品

2006年10月:Friendly Neighborhood Spider-Man #11
2006年11月:Friendly Neighborhood Spider-Man #12
2006年12月:Friendly Neighborhood Spider-Man #13
2007年01月:Friendly Neighborhood Spider-Man #14
2007年02月:Friendly Neighborhood Spider-Man #15
2007年03月:Friendly Neighborhood Spider-Man #16


◆関連作品過去記事
【ロード・トゥ・シビル・ウォー】
【シビル・ウォー】
【アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー】
【ピーター・パーカー、スパイダーマン:シビル・ウォー】

◆REUNION DAY
ヴィレッジブックスによる邦訳シビル・ウォー:クロスオーバー第3弾の刊行もいよいよ終了間近。
今月の邦訳シビル・ウォー:クロスオーバーはなんと3冊目のスパイダーマン。スパイダーマンのシビル・ウォータイインやけに多いな!?
タイトルも『フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン:シビル・ウォー』とやたら長い。長すぎて背表紙のタイトル表記が一行に収まってなかったりする。こんなん初めて見たな……
まあ前置きはこのくらいにしてさっそくあらすじを。

◆I HATE A MYSTERY
スパイダーマンとして活躍する傍ら、普段はミッドタウン高校で教師として働くピーター・パーカー。
しかし世間に自分がスパイダーマンの正体であるという事を公表したため、マスコミに追われ、保護者たちにはピーターの退職を求めて圧力をかけられる日々が始まってしまった。

そんな最中、ミッドタウン高校が謎の黒い雲に覆われる。
ビランのミステリオ(3代目ミステリオのフランシス・クラム)がスパイダーマンを始末するため、学校の生徒や教師までをも巻き込んで襲撃し始めたのだ。
そこに2代目ミステリオであるダニエル・バークハートも加わり、彼らの幻覚攻撃によってスパイダーマンや生徒、教師たちは大混乱に陥る。
さらには死亡したはずの初代ミステリオ、クェンティン・ベックまでもが現れ……

ミステリオだらけ

◆TAKING WING
ピーターの元恋人であるデボラ・ホイットマンが「二つの顔 私の人生を台無しにした男、ピーター・パーカー」という刺激的なタイトルを付けた暴露本を刊行した。
子供たちを危険な目に合わせないようミッドタウン高校を退職し、ベン・ライリーという偽名と変装で素性を隠して再度ミッドタウン高校に再就職したピーターは新聞でデボラが暴露本を刊行した事を知り、サイン会に乗り込んで本人に直接問いただす事に決める。
だがそのサイン会にビランのバルチャーが乱入し、暴露について話をするどころでは無くなってしまうのだった。

バルチャーVSスパイディ

◆感想
シビル・ウォーでの登録法をストーリーの中心に据えていたシリアスな『アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー』や『ピーター・パーカー、スパイダーマン:シビル・ウォー』とは違い、わりと明るめな雰囲気も併せ持ったスパイダーマン本編としての色が濃い作品に仕上がっていました。

ただ収録された2つのエピソードはどちらも正体を明かした事で出た弊害を描いているのでシビル・ウォーのクロスオーバー作品らしい作りにはなってますが、ヒーロー同士の内戦でごたごたしている状況のはずなのに結構普通に日常生活を送れている描写はシビル・ウォー本編とはやや乖離がある感じがなくもない。

まあそれはそれとしてフラッシュ・トンプソンがミッドタウン高校の体育教師として相変わらずピーターの事を軽く見ていたり(一時期ピーターとは無二の親友になっていたのだけれど2002年のピーター・パーカー:スパイダーマン誌第2シリーズで脳にダメージを負い、過去の記憶が消えて親友設定も消滅したらしい)、80年代のスパイダーマンの恋人、デボラ・ホイットマンがストーリーに関わったり、さっきのあらすじでも取り上げたように歴代ミステリオが顔を揃えるマニアックなエピソードが展開されたりなど、色々なキャラが顔を揃える賑やかな一冊でありました。

ウルヴァリンとパニッシャーという最強の用心棒
個人的に好きな1シーン
報奨金がかけられたピーターやミッドタウン高校の生徒を守るため、
ウルヴァリンとパニッシャーがならず者達に脅しをかけてくれている
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