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05 2011

奇々怪界(ききかいかい)&奇々怪界2

奇々怪界 (2)

奇々怪界(ききかいかい)は、1986年10月にタイトーからリリースされたアクションゲームです。
主人公である小夜ちゃんを操作し、妖怪を退治しながら道中に落ちている鍵を手に入れ、
ステージ最後に待ち受けるボスを退治し、囚われた七福神全員を救出する事がゲームの目的。
全8面構成となっています。

奇々怪界

こちらはゲームオーバー時にレバーを↑に入れたままにしておくと変化するタイトル画面。
このクマが画面に出ている間にクレジットを入れてゲームを始めると小夜ちゃんの残機が4機になります。
設定で4機以上にしているならあまり意味がない裏技ですけど。

奇々怪界 (3)

オープニング。
船ごとさらわれる七福神たち。


OGR氏の作曲したBGMは非常にゲームの雰囲気にマッチしています。

かいかいすなっぷ (11)

『STGで自機が人間』というのが印象的な本作。
今ではむしろ主流になってしまい自機が戦闘機の作品がちょっと減った気もします。

かいかいすなっぷ

お札と御払い棒を使い分けてステージを進めていきます。
アイテムで強化されるのはお札のみなので必然的にお札メインで進めていくことになるのですが。
ただ、御払い棒で敵を倒すとお札で倒したときより高い点数が入るので上の画像のように井戸から出てくる化け瓜で稼いで残機を増やすとちょっと道中が気楽です。
続けていると途中で人参が飛び出してくるのでこれをお札で打ち落とすと黄色いお札(お札の攻撃範囲が拡大)が現れます。
上のように化け瓜を連続で出現させるには1ドットもずらさす井戸の直線状に近づかなければいけないのでちょっと慣れが必要です。

かいかいすなっぷ (8)
やられパターンが豊富なのも特徴

本ゲームは一撃死制な上に復帰後はパワーアップが全て取り払われます。
パワーダウンした状態でのボス戦はかなり難易度が上がるため、できるだけノーミスで進みたいものなんですが・・・
そもそもゲーム自体の難易度が結構高めです。

奇々怪界 (5)

奇々怪界 (7)


奇々怪界 (10)

ボス戦でも3面ぐらいまでなら安全に戦える地帯が存在して戦いやすいのですが、4面からステージの難易度もボス戦の難易度も明らかに跳ね上がります。

かいかいすなっぷ (17)

かいかいすなっぷ (23)

ガチな戦いが要求されます。

かいかいすなっぷ (9)

ゲームオーバーになると数字3桁のルーレットが現れ、
3桁の数字が得点の末尾3桁と一致すれば、1クレジット入ります。

正直全然当たらないんですけどね・・・

かいかいすなっぷ (21)

すこしでもゲームの難易度を抑える為に、お札攻撃の飛距離が延びる『青いお札を取り過ぎないこと』というのがあります。
このお札を取りすぎるとランクが上がってボスの耐久力が増してしまうのだとか。

タイメモ奇々怪界_convert_20110705213714

現在でもタイトーメモリーズなどに収録されていたりするためプレイできる機会は多いゲームです。
奇々怪界2

公式サイト画像_convert_20110704011418

奇々怪界2は、2007年の夏ごろに発売されるはずだった奇々怪界の続編タイトルです。
この2以前にも1992年にSFCで『奇々怪界 謎の黒マント』

黒マント_convert_20110704013058

1994年に『奇々怪界-月夜草子』

月夜_convert_20110704013133

GBAで2001年に発売された『奇々怪界あどばんす』

あどばんす

そして2006年に『奇々怪界 覚蓮坊』と、様々なオリジナル作品が発売されてきました。

なにこれ_convert_20110704013436 なにこれ2_convert_20110704013445

そして2007年に奇々怪界2は20周年記念にナンバリングタイトルとしての続編としてPS2で発売されるはずだったのですが・・・

雑誌掲載記事_convert_20120107000024
【公式サイト】 【公式サイト(WEBアーカイブ)】
【小夜ちゃんが活躍するシューティングアクションがPS2で復活!】

お詫び_convert_20110704014914

こんな結果に。

ただネット上では発売前から
「デザインが変わりすぎて受け付けない」
「公式サイトが更新されなさ過ぎてホントに出るのか心配」
「どうせ完成せずにお蔵入りになる」

「公式サイトに服が脱げてるやられパターンがある!」
ネガティブな意見が飛び交っていました。

そして実際開発中止になったときの反応は、
「やっぱりな・・・」と予想通りの結末になったがために大きく騒がれる事もありませんでした。
そして入れ替わりに出来たのが中華大仙の新作の公式サイト。まさかの続編

といっても楽しみにしていた人も当然ながらいたわけで(僕もその一人でした)、残念がる声もあちこちから聞こえていたとき、
ちょっぴり不可思議なニュースが飛び込んできます。

なにこれ3_convert_20110704020647

それは、『海外ではPS2とWiiのマルチプラットフォームで発売される?』という情報。
しかしこれも結局中止になり、最終的にグラフィックを書き換えた『雪ん娘大旋風~さゆきとこゆきのひえひえ大騒動~』という作品が国内、海外で発売される事になりました。
当然、著作権表記にタイトーの名はありません

ゆき画面

「わけわかんねぇよ!奇々怪界のままでいいじゃん!」
との声が当然のように上がり、「権利関係で何かごたごたがあったんじゃないか?」と噂される結果となったのでした。
結局何があったのかはよく分からないままなのですが、奇々怪界2そのものが立ち消えになってしまったという事実は残念でなりません。
雑君小夜ちゃん_convert_20110704025717

奇々怪界はキャラクター、システム、グラフィック、サウンド、
そして主人公の小夜ちゃんと非常に強い魅力を沢山併せ持っています。
ゲームオーバーになると次にクレジットを投入しても1面からスタートさせられるという厳しい面はありますが、むしろ1コインで全面クリア、いやさ2周目、3周目までクリアしてやろうじゃないかという気にさせてくれるゲームだと思いますよ。
ていうか今プレイしてみると全然全クリできん・・・ゲーム下手になったなぁ・・・僕。

最後に余談を一つ。
『奇々怪界は制作中、様々な心霊現象が起こったのでスタッフがお祓いに行った』という逸話がネット上にありますがこれは全くのデマ。

スタッフインタビューを行ったぜくう氏の証言

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