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ブライアン・マイケル・ベンディス&アラン・デイヴィス他/アベンジャーズ:プライム

アベンジャーズプライム表紙

「それで…ここが死後の世界じゃないにしても、
 未知の土地でゴブリンやエルフ、ドラゴンに囲まれているのか。
 風呂がない点だけみても…実にイカした状況だ」

「まともな休暇には縁がない。これは休暇のようなものなのかもしれんな」
「第二次大戦から一昨日まで眠ったままだったのに…どうして休暇がいるんだ」
「それもそうだ」


AVENGERS REASSEMBLE!

オクラホマに浮かぶアスガルドを巡る包囲戦“シージ”の戦いは、スティーブ・ロジャーズ、アイアンマン、ソーの三巨頭に率いられたアベンジャーズがノーマン・オズボーンの軍勢を打ち破り、正義の凱歌をあげた。

かくして、合衆国を覆う暗雲は取り払われたが、旧アベンジャーズ崩壊の苦難の日々は、かつての盟友達の間に容易には消し難いわだかまりを残していた。

勝利してもなお、強張った表情を崩せない3人の英傑達。果たして、共に立ち、共に戦ったあの日は蘇るのであろうか。

ビッグ・スリーの絆の復活を謳う表題作に加え、セントリーの葬儀を描いた『セントリー:フォールン・サン』を特別収録。


◆収録作品

2010年07月:Sentry: Fallen Sun
2010年08月:Avengers Prime #1
2010年10月:Avengers Prime #2
2010年11月:Avengers Prime #3
2011年01月:Avengers Prime #4
2011年03月:Avengers Prime #5


◆関連作品過去記事
【ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト】
【ニューアベンジャーズ:セントリー】
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【ニューアベンジャーズ:コレクティブ】
【キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー】
【シビル・ウォー】
【アイアンマン:シビル・ウォー】
【ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー】
【デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム&バーデン・オブ・ドリーム】
【ニューアベンジャーズ:レボリューション】
【マイティ・アベンジャーズ:ウルトロン・イニシアティブ】
【ワールド・ウォー・ハルク】
【ニューアベンジャーズ:トラスト】
【マイティ・アベンジャーズ:ベノム・ボム】
【シークレット・インベージョン】
【ニューアベンジャーズ:シークレット・インベージョン】
【マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョン】
【ダークアベンジャーズ:アセンブル】
【ニューアベンジャーズ:ダークレイン】
【キャプテン・アメリカ:ロード・トゥ・リボーン】
【ダークアベンジャーズ:モレキュールマン】
【ソー Vol.1 -帰還-】
【ソー Vol.2 -邂逅-】
【ソー Vol.3 -別離-】
【ニューアベンジャーズ:パワーロス】
【キャプテン・アメリカ:リボーン】
【シージ】
【ダークアベンジャーズ:シージ】
【ニューアベンジャーズ:シージ】

◆ニューアベンジャーズ第1シリーズのアフターストーリー
様々なクロスオーバーイベントや、キャプテン・アメリカの死と復活といった重要ストーリーを交えつつ2015年に完訳された『ニューアベンジャーズ』の第1シリーズ。
とはいえマーベルという会社が続く限りアベンジャーズのストーリーも半永久的に続いていく。
ヴィレッジブックスの通販限定シリーズとして今月刊行された『マーベル・マストリード』は、『アベンジャーズ:プライム』
ヒーロー達の一大決戦を描く『シージ』と、ニューアベンジャーズ完結編である『New Avengers Finale』を刊行して間もない2010年8月に発表された全5話のミニシリーズです。

キャプテン・アメリカであるスティーブ・ロジャーズ、アイアンマンことトニー・スターク、そして雷神ソーの3人を中心としたアフターストーリー的なこの一作、邦訳ニューアベンジャーズを最後まで追い続けた読者に向けたチョイスなのは間違いない。
それでは早速あらすじを紹介。

◆THE PRIMAL THREE
ノーマン・オズボーンが率いる軍勢との激闘の舞台となったアスガルド……ソーの父親の王国は完全に崩壊してしまっていた。
互いに対立する事態となったシビル・ウォーの影響で未だわだかまりが溶けていないスティーブ・ロジャーズ、アイアンマン、ソーの3人は崩れた建物の中に入り、九つの王国に行き来が可能な虹の橋が落ちた事で他の王国へ何かしらの影響が出ていないかの調査を行っていた。
だが、「ヘイムダールが門の修復にかかれるまで閉鎖すべきだ」とスティーブが提案した矢先、3人は突然門の中に吸い込まれてしまう。

目覚めた時、3人はそれぞれ別の場所に転移させられてしまっていた。
訪れた町でソーの仲間という事を知られ、エルフ族に襲われるものの、自身の戦闘能力でなんとかその場を乗り切り、装備を整えるスティーブ。
一方ドワーフ族が集まる場所に転移させられ、同じくソーの仲間であることを話してしまい、かつ旧型のアーマーを装着していた事が災いしてそのまま彼らに拘束されてしまったアイアンマン。

そしてソーはヴァン神族の国、バナヘイムへと転移しており、ソーの命を狙うエンチャントレス、さらに死の女神ヘラと遭遇する。
アスガルドがシージの戦いで消失した影響で現在ソー達がいるこの宇宙は均衡を逸し、九つの王国がねじ曲がり混在した状況にある。
ヘラはこの状況を狙って思うがままに世を作り変えようと画策していたのだった。

三者三様の状況

バラバラになったスティーブ、アイアンマン、ソーの三人はこの世界で無事再会し、手を取り合い、彼女の野望を喰い止める事ができるのか?

◆感想
ビッグ・スリーの三人が絆を取り戻す……特にシビル・ウォーで大きな溝が出来てしまったスティーブとアイアンマンの二人がようやく和解した光景が見れてホッとした。
ストーリー冒頭では二人が顔を合わせれば口喧嘩をしていて、遠巻きに眺めていたマリア・ヒルらが「あ~ぁ」と呆れ、ソーが二人を宥めるという「ホント大丈夫かなこの人ら……」な感じだったんだけどね!
ニューアベンジャーズシリーズの真の完結編って内容で読んでいて楽しかった一冊です。

アベンジャーズプライム四話表紙

現地で盾や剣、鎧と装備を整え、何かRPGの主人公みたいな格好になってるスティーブ、あと彼がこの世界のエルフの女性といい感じになってる一方でアイアンマンがごついドワーフに囲まれ竜から拷問を受けているシーンを交互に映す演出はなんかシュールで好き。

大変なことになっているトニー
トニーが大変な事になってるぞ!大丈夫か!?

巻末にはシージでラスボスを務めたセントリーの葬儀エピソードが収録されています。
ニューアベンジャーズ等で追いかけているとセントリーは「いつ爆発するか分からない危険なスーパーマン」っていう印象が強すぎたんだけど、作中でヒーロー達が言及するセントリーのエピソードを見ていると、彼も偉大なヒーローであった事は間違いないんだなと少ししんみりしましたね……

セントリーフォールンサン表紙
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