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12 2017

ザ・フライ2/二世誕生

ザ・フライ2予告編ザ・フライ2/二世誕生
【原題】THE FLY II 1989年【米】


バートック産業の要塞のような科学研究所で誕生した赤ん坊、それは巨大な昆虫の卵のようなものから殼を割って産まれ出た。マーティン・ブランドルと名付けられたその赤ん坊は、遺伝子レベルで人間とハエのそれが混ざりあったミュータントで、異常なスピードで育ってゆき、脳の発達も早い天才児であった。
研究所の社長アントン・バートックのもとで10歳の体格に成長したマーティンは、ある日可愛がっていた犬がベイ17という場所にあるテレポットの中に入れられ、変わり果てたおぞましい姿で再び現われ出たのを偶然目撃し、大きなショックをうける。5歳の誕生日を迎え、すでに成人の体に成長したマーティンは、バートックから彼の実父があのテレポットを発明したことを知らされ、自分もそれを利用した転送実験に取り組むことを決意する。やがて彼は研究所のコンピューター・プログラマーのベス・ローガン出会い、恋におちた2人は夜中、2人だけの実験を進めてゆくが、その間にもマーティンの体は確実に変化し続けていた。
そしてついに彼の変身は始まり、ベスが研究所をクビになったことで物理的にも心理的にも追いつめられた彼は、自分が実験動物なみの監視の中にいることを知り研究所を脱出、ベスとともに父の死の状況を知る唯一の男スタシス・ボーランのもとを訪ねるが、彼はマーティンの何の助けにもならなかった。見かねたベスの連絡で彼が研究所に運び込まれた時、その体はすっかり巨大なマユにくるまれていた……

***

1986年の映画『ザ・フライ』の続編であるホラー映画……なんだけれども監督はクリス・ウェイラスという前作で特殊メイク、クリーチャー効果を担当していた方に変わっている一作。
前作でハエ男と化したセスの遺児であるマーティンという男が主役となり、予算も増えたおかけで舞台も大規模な研究施設に変化。
加えて主役のマーティンは最後まで人間に戻ることを諦めないキャラだったりなど前作とは対象的な設定がちらほらなされているのにも注目。
この手の続編では急に安いモンスターパニック映画やスラッシャー映画になったりしますが本作はそんな事はなく、前作同様主人公の心の葛藤を丁寧に描いており、人間ドラマとしてしっかり楽しめる作品に仕上がっているのは素晴らしいと思いました。
しかしハエ男の造形は前作に比べてパワーアップしてるのにハエ要素が皆無と化しているのはどういう事なのか。

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