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24 2016

ベイマックス

ベイマックス予告編ベイマックス
【原題】Big Hero 6 2014年【米】


日本とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市サンフランソウキョウを舞台に、壮大なスケールで描かれるふたりの絆の物語――

謎の事故で最愛の兄タダシを失った天才少年ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心と体を守るために兄が開発したケア・ロボットのベイマックスだった。兄の死の真相をつかもうとする二人だったが、彼らの前に未知なる強大な敵が立ちはだかる。ケア・ロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのだろうか?
そして、兄がベイマックスに託した、驚くべき“使命”とは……?

マーベルコミックスの同名作品『ビッグ・ヒーロー・シックス』を原作としたディズニーの3Dアニメ映画。
といっても原作から設定やビジュアルなどは色々変更されており、原作要素は多少は残っているのでオリジナルとは言わないまでもかなり新しい作品として仕上がっています。
(ちなみにアース名は『Earth-14123』と設定されている模様)

マーベルがディズニー傘下になって久しいですが、ディズニーのアニメ映画としてマーベルコミックスが原作に選ばれたのはこれが初。
日本国内では予告編で受ける印象が「感動のハートフルストーリー」のソレだったけども、実際はバリバリのヒーローアクション物であり、本国でのアクション映画としての宣伝と日本の宣伝の内容が違いすぎることでも話題となりました。


ディズニー公認PVとして芸人の『鉄拳』が書き下ろしたパラパラ漫画
ハイクオリティな感動作品なんだけど余計に誤解を促進したような気がしなくもない

いやもう実際見るとホント真っ当にスーパーヒーローものをやっていて、なんかディズニー映画というよりは完全に他のマーベル映画を見ている時のような感覚でしたね……
ケアロボットであるベイマックスとヒロの交流よりも、兄の仇であるヴィラン、ヨウカイを追って戦うシーンの方が多いですし。

とはいえハートフルストーリーな要素がまったく無いのかと言われればそういうわけでもなく、兄タダシを喪ってからのヒロの心をケアしようと献身的に尽くすベイマックスの姿には愛嬌のある外見や動きも合わさってほっこりするし、タダシの大学の同級生であるハニー・レモン、フレッド、ゴー・ゴー、ワサビがヒロの兄・姉代わりのようなポジションにいるっていうのもすごく好きな関係性。

王道も王道、王道すぎるくらいのヒーロー物で、『復讐は何も生まない』というベタなテーマを掲げて展開していくストーリーだけど、演出や美麗なCG表現、ディズニー映画らしいユーモラスなシーンがちょくちょく挟まれるのも相まって時間が経つのがあっという間に感じられるほど面白い作品でした。
あとマーベル映画ではお約束となったスタン・リーのカメオ出演、これ今までのマーベル映画の中でも一番インパクトある登場じゃないだろうか。

ちなみに2015年8月にスクウェア・エニックスのゲーム『キングダム ハーツIII』にベイマックスが参戦する事が予告されており、戦う事になる相手も映画内で描かれた展開を元に作られたキャラな模様。実質映画の続編エピソードとして捉えてもいいかも?
【【速報】『キングダム ハーツIII』に『ベイマックス』のワールドが登場することが明らかに!】

さらに来年2017年からは映画のその後を描くTVシリーズがディズニーXDにて放送開始予定。日本での放送にも期待したい!

◆おまけ:翻訳家・光岡三ツ子氏によるベイマックス小ネタツイートまとめ


    
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