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19 2016

樫葉ハルキ&千葉サドル/THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS あんさんぶる!

あんさんぶる!1巻表紙 あんさんぶる!2巻表紙 あんさんぶる!3巻表紙

「ちひろさんはいつも遅くまで仕事されてますよね。
 お疲れじゃないですか?」

「いえいえ大丈夫ですよ♪
 たくさんのかわいいアイドルに囲まれていると、
 疲れなんて吹っ飛んでしまいます!」


大人気ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」に登場する
個性豊かなアイドルたちが4コママンガでデビューです!
時にお仕事、時におしゃべり、
そんなシンデレラたちの日常が今、開幕ですっ☆


◆シンデレラたちの日常をもっと楽しく!もっとキュートに!!
2012年は、ガンガン系列の漫画雑誌で様々なデレマスコミカライズがスタートしておりました。
本作『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS あんさんぶる!』もそのコミカライズの1つであり、同年11月のヤングガンガン誌上にて連載が始まった作品。

全3巻と巻数だけ見ればコンパクトなものの、基本1話4ページ、隔週掲載という形態であったため、最終3巻が出せるボリュームになるまで4年もの間連載が続いてきたというコミカライズにしては結構な長期作品だったりします。
脚本は樫葉ハルキ先生、作画を担当するのは漫画『がっこうぐらし!』でも有名な千葉サドル先生。

『あんさんぶる!』は基本的には4コマ、時々特別編として通常の漫画形式でゆるめな話が展開していく作品。さすがにシンデレラガールズ劇場のように全アイドル登場とまではいかないものの、様々なアイドルが顔を見せており、またエピソードごとにフューチャーされるアイドルが絞られているのもゴチャゴチャ感が少なくて読みやすい感じ。

そして本作、アイドル同士の組み合わせがちょくちょく他で見ない珍しいものだったりするのが面白ポイント。
杏・きらりの中に混じって一緒に遊ぶ輝子、ポエム趣味を通して距離が近くなる森久保と蘭子、卯月の悩み相談に乗ってあげるフレデリカなど、色んな可能性を追求してる感じなのが目を引く。
もちろんニュージェネとかニューウェーブとかフリルドスクエアとか、ゲームでお馴染みのユニットでのネタも色々ありますけどね!

そんでもって、個人的に本作で一番注目して欲しいのが美穂&幸子コンビ!!
幸子といえば自分で自分の事を「カワイイ!」と自称し、カードイラストもドヤ顔が多くかなり自信家なイメージの強いアイドル。
ただ本作ではその性格が災いしてるのか人付き合いがやや苦手で微妙に輪に入れていない……事務所に友達が少ない感じの子として描かれてます。

さちみほ!

しかし美穂が幸子の優しい一面を見て、それまで幸子に持っていた近づきがたいイメージがやや薄れた事をきっかけに二人が仲良くなっていくという展開になり、その後エピソードを重ねるにつれて、幸子も多少人付き合いに慣れてきたのか美穂以外ともきちんとコミュニケーションを取るようになってきているのが実にほっこりする。素直じゃない性格は相変わらずだけど。
幸子&美穂というのは本作独自の組み合わせでありながら、初期の回から最終話まで二人が一緒に行動しているコマやエピソードが非常に多く用意されています。

どうする幸子!?
どうする幸子!?

そして本作の影響なのかはわかりませんが、デレアニの第3話WEB次回予告ムービーでは二人が仲良くナレーションしていたり。


あんさんぶるは巧妙なみほさちステマ漫画だった……?

あ、それとトレーナー姉妹の『名前』も本作で判明しております。
(前にレビューした『NEW GENERTIONS』では「青木」という苗字だけが明かされていた)

4姉妹の名前

まだ未読なんですが「ロッキングガール」というコミカライズでもこの名前が用いられているらしく、その後2015年の『スターライトステージ』でようやくゲームの方でもこの名前設定が輸入されたとの事なんだとか。

姉のセイ
ゲームやアニメでは「トレーナーさん」と呼ばれる事の方が多いため、本名の描写はかなり貴重

◆感想
4コマのネタ自体は前述したとおりかな~りゆるい雰囲気なんだけど、ちょくちょく爆発力のある1コマで吹き出させてくれる感じの作品。

畜生蘭子
ナチュラルに暴言を吐くランコォ

ちなヤクおねえさん
ちなヤクおねえさん

それとちひろさんがアイドルに囲まれて恍惚とした表情を浮かべたりする小鳥さんタイプのキャラになってたりするのも結構印象的。
ただエピソードを重ねるにつれてキャラ付けがおとなしくなっちゃうんだけども。

主要なアイドルはだいたい抑えられていて、ざっくりとアイドルのキャラクター性も把握できる作品。
毎巻描きおろしエピソードやちょっとした描きおろしイラストも用意されていて満足感の高い内容です。オススメ!

それにしても脚本の樫葉ハルキ先生は何者なのだろう。ググっても本作以外に関わったお仕事の情報が出ないし、ツイッターも本作の連載開始とほぼ同時に始められたみたいなんで、情報が少なすぎて謎の人物感がある……
まあそれはそれとして、この作品も以前レビューした『NEW GENERTIONS』同様第1話がガンガンオンラインで試し読みできるので、本作がちょっと気になってきた方はどうぞ。
【アイドルマスター シンデレラガールズ×スクウェア・エニックス】

◆おまけ
あんさんぶる2
連載してください!なんでもしまむら!

◆関連リンク
【樫葉ハルキTwitter】
【千葉サドルTwitter】
【千葉サドルpixiv】
【SEN茶(千葉サドル公式ウェブサイト)】
  
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2 Comments

久仁彦  

デレマスは未プレイですが記事を見て楽しそうだったので買ってみました。
年長組の描写が色々容赦なく且つ愛があっていいですね…(時の反逆者推し)。

トレーナ―さんが三姉妹だった等、本作で初めて知った初心者ですがこれを機に色々触れてみたいと思います。
とりあえず録りっぱなしで放置しているアニメから観てみようかな…。

2016/11/20 (Sun) 22:28 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>久仁彦さん
(これは……デレマスにどっぷりハマるまであとひと押しか……!?)

2016/11/23 (Wed) 11:47 | EDIT | REPLY |   

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