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29 2016

アイドルマスター 全アイドル名鑑 2005-2016

全アイドル表紙
彼女たちが、アイドル最先端マスター

2005年7月26日、アーケード版『THE IDOLM@STER』の稼働が開始しました。以後、同作は様々な派生タイトルを生むとともに、今なお多くのアイドルを世に送り続けています。本書では、『THE IDOLM@STER』10周年を記念するとともにその栄誉を讃え、2016年3月1日現在関連ゲーム作品に登場するアイドルたち全員のプロフィールを収録するものです。なお、元のタイトルがゲームであることから、ゲーム以外の関連作品に登場するアイドルについては取り扱いません。また、アイドル候補生として名と顔が挙がっている者についても、2016年3月1日現在アイドルとして活動していない場合は同様に取り扱わないこととします。


◆「THE IDOLM@STER」10周年記念書籍!全282人+αを紹介する一冊
1月29日のニコニコ生放送「PS4 アイドルマスター(仮称)特番」内で、突如3月30日に発売が告知されたアイマス10周年記念本『アイドルマスター 全アイドル名鑑 2005-2016』
内容紹介には「シリーズ全作品に登場するアイドルたちのデータを網羅した」とあり、一見資料的価値が高そうな書籍。
各通販サイトでは予約の時点で完売という出来事が起こったりと、かなりファンの期待度が高い一冊でした。
ちなみに僕はまさかそんなに予約が殺到するタイプの本とは思わなくて、最近になってようやく新しく入荷されたのを購入した勢です。

でその内容なんだけど、アイマスファンの期待に反して実際の内容はかなーり薄味。
基本的に1アイドルにつき1既存絵と簡単なプロフィールに数行の紹介テキスト、それとちょっとしたセリフを一言添えてあるのみ。
しかも一部デレマスアイドルやサイドMのアイドル、小鳥さんなどのその他キャラクターにはそのちょっとした紹介テキストすらなく、扱いに格差があるのがつらい。
あと765アイドルや3属性を代表するアイドル(ミリマスでは未来、静香、翼、デレマスでは卯月、凛、未央)は1ページを使って大きく紹介しているものの、デカいのはイラストだけで情報量は別に他のアイドルと大差ないというのもなんだかなあ。

それと本書の冒頭に『アイドル候補生として名と顔が挙がっている者についても、2016年3月1日現在アイドルとして活動していない場合は同様に取り扱わない』とある通り、サイドMの「新アイドル発掘オーディション第一次審査」に登場したアイドルは全く紹介されておりません。

サイドM新人候補生
北村想楽、葛之葉雨彦、古論クリス3人のデビューは今年1月に決定したのだが未紹介
まあ3月発売の本とはいえ編集してた時点ではまだ誰がデビューするかは不明だったのだろう

そして色々言われている誤植ですが、これはまだ気になる人は気になるかもという程度かもしれない。
一迅社のアイマス関係書籍に多かった「絶対アイマス知らないだろ!」レベルの誤植やミスに比べればまあまだうっかりミスという感じですし。
例を挙げるとルーキートレーナーの出身地欄に「趣味:栃木」と記載されてたり(趣味のジム通いもちゃんと記載はされている)、蘭子の紹介テキストの文章が二重になってたり(「過剰に比喩的で難解な言語を過剰に比喩的で難解な言語を操り~」)、日野茜の声優名が赤「﨑」千夏ではなく赤「崎」千夏と表記されちゃってるとか、ぱっと気づいたのはこんくらいかな。
もしかしたらまだ他にもあるのかもしれないけど(小声)。

ていうかさっきも言いましたが、誤植よりもやっぱり内容の薄さの方が気になって仕方がない!
765アイドルのプロフィールは最新作「プラチナスターズ」のものしか載っておらず、1st Vision時代のプロフィールやイラストは未掲載。
一言セリフは春香だと「ドームですよ!ドーム!」、雪歩は2での「よろしくお願いしますね、魔法使いのプロデューサー」といった風に割りと印象的なものがチョイスされている一方で美希だけがどうにも謎チョイス。

謎セリフチョイス
もっと他になんか……あっただろ!

似たような感じでデレマスの方もかな子やきらりといったような、カードによってプロフィールに変化が現れる件に関する記載は全然無し。
本書籍で初めて判明する新情報というのも一切なくて、ホントに広く浅くといった感じが拭えないね……
玲音が961プロ所属で、苗字が「カミイズミ」という設定にも全く触れられていないし。漢字表記がはっきりするかもとちょっとだけ期待してたんだけれども。

クサしてばっかりなのもあれなんで、良かった点もいくつか。
作品紹介のテキストは単純に作品内容(ゲームやアニメ)の紹介だけでなく、二次創作界隈の盛り上がりについてまで記述されていてなかなかよい感じでした。っていうか公式書籍でニコマスの話とかL4Uでブルーバックの隠しコマンドが見つかってより動画制作が盛り上がったという話とかを突っ込んで書いてくるとは思わなかった。
ってか執筆者調べてみたらかの有名テキストサイト『いちご帝国』の管理人・岩倉さんと分かってかなりびっくりした。
というか今も普通にツイッターやってた 全然知らなかったよ!

ただゼノグラシアやL4U特典アニメ、アイモバiなどもしっかり紹介している一方でガラケー版アイモバやライブインスロット(スロマス)の紹介が一切無かったのはちょっと残念。
あとコミカライズも完全スルーなんだけどこれは他の出版社が関わってくるから難しいのかな。

韓国版アイドルマスターシンデレラガールズにのみ登場する3人のアイドル(リュ・ヘナ 、ジュニー 、イム・ユジン )もしっかり紹介してたのもナイスな部分。
セリフはネット上の有志の翻訳しか存在してなかったんだけど、本書で初めて公式な翻訳セリフが掲載されたってのも地味にデカいと思う。
とはいえセリフは他と同じく一言掲載されてるだけだし、紹介テキストも無い非常に小さな扱いですが。

正直まだ765と一部のアイドル以外あまり詳しく知らないキャラが非常に多い僕としては、今現在アイマスにどんなアイドルが存在するのかぱっと確認できる本が出たというのはやっぱりありがたい。
僕のようにまだ全キャラを把握しきっていないPが、新たに気になるアイドルを見つける入り口としてはアリな一冊じゃないでしょうか。気になったアイドルをより深く知りたくなったらファンサイトを覗くなり実際にそのアイドルが登場する作品をプレイしてみれば良いと思うしね。
まあ資料としてはどうしても底が浅すぎるし、値段分の価値(2800円+税)がある一冊かと言われればやっぱり微妙だけども!
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2 Comments

もつ鍋  

色々な話を聞く限りでは、「インターネットで調べれば分かること」
ばかりで、インタビューや未公開の設定資料が載っていない様に思われますが…もしそうだとしたら買うのは躊躇われますね…。
それだったらいっそ魔王エンジェルからヤキニクマンやはるみちゃんまでの「全キャラクター図鑑」とかの方が欲しいです…

2016/05/01 (Sun) 15:23 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>もつ鍋さん
インタビューは設定資料の類は一切無し……ほんとにアイドルと作品の紹介だけな一冊です。
非アイドルな人物も極々一部しか拾っていないんで、資料を求めるのであればわざわざこれ買うよりネットで色々調べたほうが有用なのは確かですねー。

2016/05/01 (Sun) 21:08 | EDIT | REPLY |   

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