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04 2016

ジェフ・ローブ&エド・マクギネス他/AVX:アベンジャーズ VS X-MEN アルファ&オメガ

AVXアルファオメガ表紙

『ローガン。君の怒りが長く続かない事を願う。
 学園の繁栄が私の一番の望みだ。
 君がいればエグゼビアの精神は子供達に伝わる。
 来たるべき善き未来に進む手助けを頼む。彼らは私が絶対に守る。
 善人であれと激励してくれたな。そうありたいと心から願うよ。
 だが善人なら、もう君がいるじゃないか。それに、私には使命がある』


PRELUDE AND EPILOGUE
OF THE
ULTIMATE SUPER-HERO SHOWDOWN!

アベンジャーズとX-MEN、現代を代表する二大ヒーローチームが激突した歴史的死闘の幕開けアルファ幕切れオメガを飾る二つの物語。
サイクロップスの揺るぎない信念の理由が明かされる『アベンジャーズ:X-サンクション』、戦いに敗れ、投獄されたサイクロップスのその後を描く『AVX:コンセクエンス』。
話題作「AVX」を彩り、その後のマーベルコミックスの流れに重大な影響を与えた二大ミニシリーズを日本オリジナル編集でカップリング!


◆収録作品

2012年02月:Avengers: X-Sanction #1
2012年03月:Avengers: X-Sanction #2
2012年04月:Avengers: X-Sanction #3
2012年05月:Avengers: X-Sanction #4
2012年12月:AvX: Consequences #1
2012年12月:AvX: Consequences #2
2012年12月:AvX: Consequences #3
2012年12月:AvX: Consequences #4
2013年01月:AvX: Consequences #5


◆関連作品過去記事
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.1】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.2】
【X-MEN:セカンド・カミングVol.1】
【X-MEN:セカンド・カミングVol.2】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND1】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN ROUND2】
【AVX:アベンジャーズ VS X-MEN VS】

◆HERE COMES THE ALPHA AND THE OMEGA
マーベルの大規模リランチのきっかけとなったクロスオーバーイベント『AVX』はまだまだ終わらない!

マーベル・ナウ絡みの邦訳を刊行する前準備というわけなのか、AVXの前日譚エピソードと後日譚エピソードを両方収録した日本独自編集の邦訳本『AVX:アベンジャーズ VS X-MEN アルファ&オメガ』がヴィレッジブックスから発売されました。
(原書TPB『Avengers: X-Sanction』『Avengers vs. X-Men: Consequences』はそれぞれ単体で発売されており、本書はその二冊を一冊に纏めたもの)
もうぶっちゃけちゃうと個人的にAVX本編のストーリーにはいまいちノリきれなかったんだけども、マーベルユニバースの情勢が大きく変化する重要エピソードではあるからスルーできなかった。

まずAVX前日譚である『アベンジャーズ:X-サンクション』の紹介から。
セカンド・カミングにて死亡したと思われていながら実は生存していたケーブルを主役とした作品で、AVXのプロローグでありつつ、『セカンド・カミング』の続編としても読めるエピソード。
アベンジャーズが原因でホープが死亡……それどころか人類がほぼ全滅という荒廃しきった未来世界の存在を確認したケーブルがその未来を変えるため、彼の肉体を侵食し続けているテクノ・ウイルスに耐えながらアベンジャーズの面々を一人ずつ襲撃していくというシンプルなバトル展開となってます。

ケーブルVSキャプテンアメリカ
ケーブルを突き動かしているのは「愛する娘のホープを守りたい」という親心

未来世界からの協力者が居るとはいえ、単独でキャプテン・アメリカにアイアンマン、レッドハルクといった実力者を打ち倒していくケーブルのハイスペックっぷりには驚く!さすがマヴカプ2で強キャラだっただけはあるぜ……
#3、#4での父と息子……サイクロップスとケーブルの会話を見ると、AVX本編でのサイクロップスの頑な過ぎる態度と行動の印象も少し見方が変わるかも?

そしてAVX後日譚の『AVX:コンセクエンス』
こちらは激戦の首謀者であるサイクロップスの投獄後を描くエピソードであり、今後の新たなストーリー展開を予感させる描写が散りばめられている一作に仕上がっています。
消えたX-MENの実働部隊……マジックとコロッサス、デンジャーにマグニートーの居場所を捜索するアベンジャーズ。
件の事件で立場が悪くなった新世代のミュータントたちの事を考え、サイクロップスに面会して実働部隊の投降を促してもらうよう説得を試みるウルヴァリン。
それでもサイクロップスは自分が抱えている大きな目的の為、アベンジャーズ側の相手の言葉に動かされはしなかった……

AVXでのホープとスカーレット・ウィッチの活躍でフェニックスの超宇宙的パワーを世界に解き放った結果、新世代のミュータントが世界各地で生まれ始め、『ハウス・オブ・M』から長らく続いたミュータント絶滅の危機は脱したわけですが、未だミュータント差別が根強すぎる今の世界ではミュータントと人類が仲良く肩を並べる幸せな未来に進むのはかなり難しいというのが現状。
犯罪者として投獄され、人間に対する感情が変化しつつあるサイクロップスは、ミュータントの未来を守るためにどのような行動に打って出ようとしているのか?

囚人サイクロップス

◆感想
ホープを驚異から守るため、一人でアベンジャーズに立ち向かうケーブルを描く『アベンジャーズ:X-サンクション』。
投獄されたサイクロップス……彼の真意がはっきりとは描かれず、漠然とした不安感をもたせながらストーリーが展開していく『AVX:コンセクエンス』。
AVXの締めくくりとして外せない一冊といった感じの内容でしたね。

もっと言うならAVX後日譚である『AVX:コンセクエンス』は4月発売のX-MENの新章である邦訳『アンキャニィX-MEN:レボリューション』のプロローグともなっているため、今後のヴィレッジのX-MEN邦訳を追いかけていくつもりならこの作品は読んでおいたほうがいいかもしれません。
優等生キャラであったサイクロップスが好きだった人には辛いかもだけど、サイクロップスのキャラクター性を思い切って変えてきたこの状況は結構読んでてワクワクしないでもない。勿論突然変わったわけじゃなく、これまでの様々な出来事の積み重ねがあっての展開ですよ。

サイクロップス脱獄

そういやヴィレッジは昔ニューアベンジャーズシリーズと並行してアストニッシングX-MEN第3シリーズの邦訳をやってましたが、結果としてはたった2巻分の翻訳で中断してしまったんですよねー。
今やテロリストと化し、指名手配される立場となったサイクロップスの動向を描くという思い切ったストーリー展開である事を当時のアメコミニュースで知ってからずっと気になっていたので、マーベルナウのアンキャニィX-MENは邦訳ニューアベンジャーズシリーズのように最後まで邦訳されて欲しい!応援してるから!
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2 Comments

No Name  

未来がヤバいからアベンジャーズ全滅てケーブルさんそれちょっと前お前らで倒したビショップさんと同じk(hbb
しかも生きてたと思ったら瀕死でかと思ったら(ry

2016/03/04 (Fri) 21:26 | EDIT | REPLY |   

アウル  

死んでたと思ったら生きてた、けど主人公たちとは敵対・・・・なんか、ウィンターソルジャー思い出しますね。
アメコミの定番ネタなんでしょうかね?(;゚;Д;゚;.:)

2016/03/06 (Sun) 11:25 | EDIT | REPLY |   

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