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28 2016

ミラージュ

ミラージュマンミラージュ
【原題】MIRAGEMAN 2007年【チリ・米】


クラブの用心棒マルコは、強盗に両親を殺害された過去をもつ男。唯一の家族、弟のチトはそのショックで心を閉ざし、現在入院療養中。愛する弟の治療費と生活費を稼ぐため、クラブのオーナーからの嫌がらせに耐えながら、毎日一人黙々とトレーニングを続けるマルコだったが、ある日、強盗団が押し入る現場に遭遇。とっさに強盗のマスクで顔を隠して強盗団を撃退、襲われていた女性を救う。
翌日、ワイドショーでは「覆面ヒーロー、強盗を退治!」のニュースが。チトもニュースを見て大喜び。覆面ヒーローを真似て元気を取り戻していく。その様子を見たマルコは一大決断。お手製の覆面を被って「ミラージュマン」と名乗り、街に巣食う悪者たちと戦うことを決意する……

チリのアクションスター、マルコ・サロール主演の爽快アクションが存分に堪能できるチリ映画。
ヒーロー映画ではあるけれども主人公は別にスーパーパワーに目覚めたヒーローというわけではなく、格闘術に長けているだけのあくまで常人な男。

心を閉ざした弟が憧れるヒーロー……『ミラージュマン』の姿を保ち続けるため、主人公のマルコはカンフー映画チックなアクション(なぜか作中ではカラテと呼ばれてるけど)で街の不良や犯罪グループに立ち向かっていくというもので、努力の方向性がちょっとずれてる気もするが愚直に真面目に戦い続ける姿が堪らない。
(正直そんなにかっこ良くはない)コスチュームに着替える場所を探してもたついたり、コスチュームに着替えるのに手間取ったり、ミラージュマンに影響されたギークっぽい感じの偽ロビンなる男が登場したり、クスリと笑える描写も多め。
なんだかんだで主人公の戦闘スペックが高いので悪人たちとの戦いにも安心感がある……かと思いきや、様々な災難やまさかの裏切り、いいように振り回してくるマスコミ、大きな苦悩などが立ちはだかりハラハラさせられる。
いくら強いといっても現実はコミックのようにはいかず、普通に返り討ちにあってしまうこともある。

カメラワークが少々雑だったり、特殊効果も殆ど使われてないのもあって映像はややチープですが、ストーリーやアクションが面白いのでそこまでは気にならなかった。アクション映画スキーは一度見てみてほしい!
主人公があまり喋らず、基本寡黙に黙々と戦い続けるというキャラなのもちょっと新鮮だった。

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