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03 2016

ザ・マジックアワー

ザ・マジックアワー予告編ザ・マジックアワー
2008年【日】


誰の人生にも、輝く瞬間“マジックアワー”がある――

「命が惜しければ、五日以内に幻の殺し屋“デラ富樫”を見つけて来い!」
街を牛耳るボス・天塩の愛人・マリに手を出してしまった手下の備後。命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を連れてくると誓うが、期日が迫ってもデラは見つからない。
窮地に陥った備後が取った苦肉の策は、映画監督のフリをして無名の俳優・村田大樹を雇い、殺し屋に仕立てあげることだった!

三谷幸喜監督作品第4作となる、超ドタバタなコメディ映画。
「幻の殺し屋が見つからないから代わりに無名の役者を騙して殺し屋として演技させる」という掴みがもうコントのようで面白い。
騙されているとは知らずにようやく初主演という立場で演技ができ、すっかりノリノリな佐藤浩市演じる無名だけど役者魂はホンモノな村田のキャラが最高なんです。
ボスの所にデラ富樫として乗り込み、撮影と思い込んでいるので何回も同じ演技をして周囲をポカンとさせるシーンなんか何度笑ったかわからない。
そして村田がちょっと調子づきすぎてバレる危険性が上がりかける度に、妻夫木聡演じる備後が必死になってフォローする姿がまた笑いを誘う。

そんな村田がとうとうデラ富樫ではないとバレてからはストーリーも若干シリアスになり、結構そこからも尺を割いているんですが、個人的にはダレること無く惹きつけられるシーンが多かったです。周囲に軽視されながらも大好きな俳優業が止められない村田の描写がほんと丁寧なんだ……
ラストシーンの全員で協力して命がけの一世一代の名演技を披露するシーンは素晴らしい!
最後までギャグを忘れない姿勢が堪らない。
緻密に練られたストーリーと、細かい伏線を綺麗に回収していく様が実に見事。お勧めの邦画です。
ちなみに三谷幸喜映画のお約束ネタとして、本作では映画「有頂天ホテル」に登場した只野憲二(演:香取慎吾)がカメオ出演しております。

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2 Comments

もつ鍋  

ナイフのくだりは何度見たことか…

2016/01/04 (Mon) 01:10 | EDIT | REPLY |   

michael  

>>もつ鍋さん
「俺がデラ富樫だ…俺に何の用だ(3回目)」でもう腹筋がやられましたね…

2016/01/05 (Tue) 20:05 | EDIT | REPLY |   

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