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09 2010

DJMAX Portableシリーズ

DJMAXは韓国のペンタビジョンという会社が開発したビートマニアにそっくりな音ゲーです。
(韓国のEZ2DJと言う音ゲーから派生した作品でもあります)

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99年に稼動したEZ2DJ。
ビートマニアよりもインターフェースが良いのが衝撃。


アイデアはパクリとはいえ楽曲のクオリティは確かなもので、
コンポーザーの中にはBMS同人音楽で有名な人、そしてSuperSweepの細江慎治さんなどの日本人も参加しています。

2004年、『DJMAX Online』という無料のオンラインゲーム(後に内容の一部が有料化)が音ゲーマーの間で話題になっていました。(後に日本版も2005年にサービス開始)

特に人気の高かった『Memory of Beach』は、下記の空耳FLASHが作られたことでDJMAXを全く知らない人にも浸透したはずです。

↓韓国語のポップスというのもあり、非常に空耳が作られやすかった

そして2006年にDJMAXOnlineをベースにした『DJMAX Portable』が発売、さらに2007年にオリジナルの新曲も収録された『DJMAX Portable 2』が発売。

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セクシー美女がパッケージ


当時PSPには音ゲー分が圧倒的に不足していたため、コアな音ゲーマーはこぞって購入、曲数も『1』が50曲以上、『2』は60曲以上と多く、またモードも充実しており(サウンドテスト、クリップ鑑賞、前作との連動など)、満足のゆく内容となっております。

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画像は初回限定パッケージのDJMAX Portable 3

その後もシリーズは続いて『Clazziquai Edition』、『Black Square』、『Fever』、『Hot Tunes』と続々新作がリリースされており、現在最新作の『DJMAX Portable 3』が発売されています。

※ただし毎作結構バグが多い…「テストプレイ時に気づけ!」と言いたくなる様な内容のバグも…あとセーブデータが紐付けなのもマイナス(1のみ紐付けなし)

Onlineの方は2007年に日本版サービスが終了、韓国版や中国版のサービスを利用するも2008年に終了と、すっかりDJMAXにハマっていた音ゲーマーには非情の宣告が下されました。

時間が…DJMAXにかけた時間が無駄なものになってしまった…!

※オンラインゲームはアイテム入手にかける時間が半端じゃないことがよくありますが、DJMAXにもアイテムの概念が導入されておりました。
曲をプレイすることで『MAX』という通貨を入手してアイテムを購入するのですがその価格設定が半端じゃなく、かなりの時間を有するんです。
これは家庭用の『DJMAX Portable』シリーズでも同様で…作品によって解禁の厳しさはやや異なりますが相当な時間をかけないと全解禁は難しい仕様なんです…(疲)


ビートマニアに酷似していることで案の定KONAMIといざこざがあったようですが現在は落ち着いたようで、韓国で稼動していたアーケード版DJMAX『DJMAX TECHNIKA』(TECHNIKAはビーマニではなく『押忍!闘え!応援団』風のシステムです)の日本上陸、『DJMAX Portable 3』の日本版のリリースが決定しています。

さて、僕が所持している『1~3』の紹介をば(未所持の作品は軽い説明のみです)

DJMAX Portable
PSPでのDJMAX一作目。私のDJMAX初プレイ作品でもあります。
キャッチーな感じの曲が多く、すんなり受け入れられる作品だと思います。
現在のビートマニアに比べて叩いている音がはっきりしている感じであるため、『演奏している』実感が沸きやすいとも思えます。(判定もビーマニに比べ緩め)
曲は4ボタン、6ボタン、条件を満たすと解禁される8ボタンを用いてプレイします。

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さりげなくビーマニの『チャージノート』に先駆けて『ロングノート』という長押しノートが存在します。
(前身であるEZ2DJの頃からありましたが)
さらに『アナログノート』というアナログパッドをぐりぐり回すノートもあります。
※BMSとどっちが先なんでしょうかね?あまりBMS界隈については詳しくないもので…

曲全てに専用のクリップが用意されているのもポイント高いです。
(しかも結構映像のレベルが高い)

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収録楽曲『Dreadnought』より

色々危ないクリップな為か英語圏で発売されたインターナショナル版では削除された楽曲の一つです。

個人的イチオシ楽曲
『風にお願い』※(日本語版もあるボーカル曲。頑張って歌っている感じが堪らないのでこっちも必聴!)
『Memory of Beach』
『JBG』
『Out Law』
『SIN』
『OBLIVION』
『ピアノ協奏曲1番』
『A.I.』
『Dreadnought』
『Blythe』
『Never Say』
『Hamsin』


正直言うと『1』の収録曲は全曲好きなんですけどね~、特に選曲回数の多いやつを抜粋しました。

[参考動画]Blythe 6b

言語は全て韓国語ですが一部のシステムメッセージの際ぐらいにしか現れないため、さほど気にはならないんじゃないかな~と思います。

隠し要素はクリア後に手に入る『MAX』を貯めることで順次解禁、そしてフリープレイのモードでコンボをつなぎ続けることで隠し要素が解禁されるのですが…
コンボ解禁の最後の要素は90000コンボまでつなぐ必要があり、しかも飛び解禁ができない(一つ解禁したらモードを抜ける必要がある)というキツイ仕様もあり、コンボを切らないようにプレイし続け、疲れたらスリープで休憩、解禁するまでフリープレイを延々とプレイしていくという精神的にストレスの溜まる要素となっていました。
これ本当にツライです…(泣)

随所にパクリっぽい?(OBLIVIONのクリップ、Sweet Dreamの一部フレーズ)部分が見え隠れしますが、それは…まぁ、ね…
ビーマニのパクリパクリ言われるシリーズではありますがDJMAXのオリジナリティーな部分と楽曲のレベルの高さは評価されても良いはずです。

DJMAX Portable 2
PSPでのDJMAX二作目。
新たに5ボタンモード、FEVERシステム、ネット対戦&ランキング、前作との連動要素が追加されました。
しかも今作では言語の選択が可能になり、『英語』、『韓国語』、『日本語』のいずれかから選択可能です。
(翻訳のレベルも高い)


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新システムのFEVERは曲を演奏し続けることによってゲージが溜まっていき、発動するとコンボ数が2倍、3倍と増え続けていく爽快なシステムです。(最大5倍)
もりもりコンボ数が増えていく様は堪りませんなぁー。

『2』は曲をクリアするごとにGOLDが増え、そのGOLDを消費してアイテムを購入するのですがその金額がとにかく高く、全てのアイテムを手に入れるにはかなりの時間と根気を要します。
しかも殆どのアイテムに解禁条件が設定されており、GOLDを貯めただけでは手に入りません。

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苦労して条件を満たしアイテムを解放した後は、
金を貯める作業に移らなければならない…(苦行)
一回のプレイで手に入る収入は2000GOLD前後(フルコンボかつ高レートの場合)

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あぁ…それにしても金がほしいっ…!

アイテムは『XTREME CHALLENGE 』というミッション形式のモードをクリアする事と『コンボ解禁』(飛び解禁は廃止)によって順次解放されていきます。しかしクリア条件が厳しめの物が多いです。
(プレイ回数による救済措置あり)

今作からセーブデータが紐付けになり、(ランキングの不正防止措置)ただでさえPSPを磨耗させる音ゲーなのに故障しないように丁寧に、大切に扱わなければならないようになりました…
(正直紐付けが一番参る仕様なんですよね個人的に)

個人的イチオシ楽曲
『NB Rangers Returns』
『NB POWER』
『Brain Storm』
『Good Bye』
『Nightmare』
『Phantom Of Sky』
『Rolling on the Duck』
『Whiteblue』
『Syriana』
『A Lie』
『GET OUT』
『Your Own MIRACLE』


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収録楽曲『Brain Storm』より

2はキャッチーというより比較的落ち着いた曲調の楽曲が多い感じです。

[参考動画]NB Rangers Returns 6b


DJMAX Portable Clazziquai Edition
PSPでのDJMAX三作目。
韓国のアーティストである「CLAZZIQUAI PROJECT」をフィーチャーしており、新たに2ボタンのみ使用するモード等が追加された、初心者向けのDJMAX。

DJMAX Portable Black Square
PSPでのDJMAX四作目。
上級者向けというのがコンセプトとなっており、『クラブツアーモード』というミッション形式のモードの難易度が非常に高い。
楽曲自体は『叩くノートを間違えてもタイミングが合っていれば繋がる』という仕様もありそこまで難しくは無いと言われている。

DJMAX Fever
PSPでのDJMAX五作目。
1と2の楽曲の楽曲が収録されている(全59曲。1と2の楽曲全てが収録されているわけではない)。
また、アイテムの値段が値下げされており、一部アイテムの効果も異なっている。

DJMAX Portable Hot Tunes
PSPでのDJMAX六作目。
1と2の楽曲の楽曲が収録されている(全64曲。Feverとは収録曲が異なる。)。
リマスタリングによる高音質化を実現しており、5Bの代わりに4Bライトモードというものが追加されている。

DJMAX Portable 3
PSPでのDJMAX最新作。
今作では『3.2T』『4.2T』『6.2T』という演奏モードが追加され、アナログノートの変わりにリミックスゾーンというノートが追加されました。
このゾーンを叩くと過去曲が流れたり、音量が変化、小気味良いスクラッチ音が鳴り響くのでクラブDJ気分が過去作以上に味わえます。
普通に『4ボタン』、『6ボタン』モードで遊ぶよりオススメのモードです。
曲数は全40曲と大幅に減少しましたが、豊富な譜面とリミックスモードで同じ曲でも雰囲気が変化するのもあって気にならないです。

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アイテムの入手もレベルアップ時の入手、ミッションクリア時の入手だけになりました。
フリープレイのコンボ数はモードを抜けても途切れなくなったためコンボ解禁がやりやすくなりました。
(うっかりコンボを切ってしまったらリザルトを抜けてセーブされる前にリセットする)
それに伴いコンボ解禁の隠し要素を出すには、
999999コンボつながなければいけないというとんでもない事になってしまいました。
(救済措置としてプレイ回数での入手もあり)

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収録楽曲『Trip』より

今作ではクリップの映像も非常に高品質!もうここまでグリグリ動いたらPVとしても通用する気がします。

個人的イチオシ楽曲
『Leave me Alone』
『NB Ranger:Nonstop Remix』
『Trip』
『Super Sonic(Mr.Funky Remix)』
『La Campanella』
『Rage Of Demon』
『Get Out(Hip Noodle Mix)』
『Enemy Storm(Dark Jungle Mix)』
『DRUM TOWN』
『Xlasher』
『Desperado(Nu Skool Mix)』
『Say it from your heart』


どれもリミックスモードでプレイすると演奏中の爽快感が半端じゃないです。
過去曲とのリミックスとスクラッチ音が気持ちいい…!

[参考動画]Leave me Alone 4.2T SS

しかし『3』にも色々問題があり、レベルがとにかく上がりにくいという仕様のおかげでレベルによって解禁されるミッションをクリアする前にプレイ回数によるアイテム解放が先に来てしまうこと、それにともない隠し譜面が一部プレイ不可になる回避しようの無いバグが存在します。
ほかにも細々としたバグが色々と…

一応パッチによる修正が期待できるゲームであるのが救いです(2010年12月現在配信なし)…
12月29日パッチ出ました。ただし言語設定を韓国語にしないと起動不可な模様。(北米版は未対応)
パッチデータ[ULKS46236]を消せば普通の起動ができるのでWS譜面などを解放したら削除するほうがいいかも。


『3』には言語が『英語』、『韓国語』しか選択できない(本体設定が韓国以外の場合英語になる仕様)のですが、来年に日本版が発売されるそうなのでそれを待つのも良いでしょう。
日本版は『一部楽曲の日本語化』『バグ修正、バランス調整』などなど色々手を加えられているようですしね。

ちなみに日本版の発売決定のアナウンスはユーザーが韓国版、英語版の予約を済ませた後という絶妙なタイミングであったため、日本版を待つべきかすぐに遊ぶためにそのまま海外版を購入するか葛藤するユーザーの姿が見られました。

◆雑感
PSPには未だに音ゲーが少ないので個人的にはDJMAXシリーズに頑張ってもらいたいものです。

DJMAXの話題ではないのですがbeatmaniaコンポーザーの前田尚樹(NAOKI)さんが10月頃にtwitterで「家庭用ソフトでBEMANIシリーズをプレイしたいと強く切望している人、どれ位いますか?PS3とか、PSPとか、どんなハードでどんなタイトルを求めてますか?」とつぶやかれたそうですね。

これは携帯機ビーマニが久々に復活するフラグなのか…!?

ありがたい話なのですがそろそろ僕のPSPが音ゲーの過酷なプレイでつぶれてしまいそうです。

◆DJMAX Portable 3 日本語版の翻訳についてなど
※2011年2月18日加筆

DJMAX Portable3日本語版が発売されましたね。
僕は韓国版を購入しちゃった上に隠し要素も堪能したので購入予定は無いんですけど…

それはともかく雑記レベルの内容ですがDJMAX Portable3日本語版の動画が色々上がってたので貼り。

【過去に執筆したDJMAX記事】
【DJMAXPortable3パッチ関連記事】


日本語歌詞に吹き替えた曲はそこまで悪くないかなと。
もうちょっと巧い歌い手がいなかったのかな~とは思いましたが。

そして軽く話題になっているのが『Xlasher』のBGAの日本語字幕の翻訳のレベルです。


吹き替え曲の歌詞はけっこう上手く訳してるのに
何故Xlasherはエキサイト翻訳レベルなんでしょうか。

◆関連リンク
【DJMAX Portable まとめWiki】
【DJMAX PORTABLE CE & BS Wiki】
【DJMAX PORTABLE 3 Wiki】
【DJMAX PORTABLE Wiki】
   
  
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