ツルゴアXXX

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17 2017

ウルフ・オブ・ウォールストリート

ウルフ・オブ・ウォールストリート予告編ウルフ・オブ・ウォールストリート
【原題】The Wolf of Wall Street 2013年【米】


一攫千金を夢見るジョーダン・ベルフォートは、ウォール街の証券会社に就職する。しかし、トレーダーとしてデビューを飾る日に“ブラック・マンデー”が起こり失業してしまう。その後レストランで出会ったドニーとドラッグのディーラーを雇い株式会社を設立、1ドルにも満たない“ペニー(クズ)株”を巧みな話術で金持ちに売りつける商法で巨額の富を手にする。一気にウォール街のカリスマとなったジョーダンは、稼いだ金を高級車やドラッグ、娼婦につぎこみパーティ三昧の狂乱の日々を続けるが……。

20代の若さで悪名高き投資会社に君臨し億万長者となるも、ドラッグ依存症になり証券詐欺で刑務所行きとなった激動の人生を歩んだ実在の人物、ジョーダン・ベルフォートをモデルとした犯罪ドラマ。
もっというと原作はこのジョーダン・ベルフォートが執筆した回顧録『ウォール街狂乱日記―「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』となっています。
本映画はR18指定なだけあって下品なセリフや演出も大量。

そんな映画の主人公ジョーダン・ベルゴートを演じるのはレオナルド・ディカプリオ。僕ぶっちゃけそこまで色々映画を見てるわけじゃあなくて、未だに「ディカプリオの代表作と言えばやっぱタイタニックだよねー」って感じの人間だったのですがこの映画を見て完全にそのイメージが上書きされちゃいました。それだけ本作での熱演、っていうか狂演っぷりが凄まじいし最高すぎた。もう終始行動がメチャクチャ過ぎてて笑う~!!

仲間とともに口の上手さとアイディアで法律違反ギリギリなやり口と巧みなセースルトークを用いて金持ちの客を対象に株を買わせ、大量のカネを得てどんどん会社を急成長させていく。一種のカリスマ的存在にまで上り詰めたジョーダンの下には人が集まり、絶妙に社員を焚き付けては更なる大金を生み出す。そして使い切れないほどの金を持った人間達はモラルに欠けたバカ騒ぎの為にその金を注ぎ込んでいて……ここまでくると狂気に満ちている。

3時間もある長尺の映画で、最後の最後まで金、暴力、セックス、ドラッグ、金、暴力、セックス、ドラッグ……って感じで熱気と乱痴気騒ぎっぷりが続いており、どこまでも下品で低俗なノリなんですがそのストーリーの勢いにどっぷりハマって全くダレずに見れちゃいました。オススメ!!

 
アンダーサイドシビルウォー表紙

「お前だけは認められん。調査書で全て読んだ。軍で何をしたかもな。
 現在、自分をどうやってコントロールしているのかも。
 私が登録法に疑問を抱くのは、お前のような狂人の存在が原因でもある。
 キャッスルに監獄が相応しいなら、お前には拘束衣がお似合いだ。
 その時間があれば自分で着せてやりたい。
 サイドラインから出るなよ、スペクター。反対側で見ているからな…
 待っていろ。誰が最強か、お前に教えてやろう」


WHOSE SIDE ARE YOU ON?

全米の超人を二つに割って燃え上がるシビル・ウォー。だがしかし、全ての超人がこの戦いに参戦したわけではない。

超人登録法の是非でも主義主張の相違でもない、道を逸脱した己との戦いに明け暮れるムーンナイト。

煉獄よりの脅威と戦い続ける運命に殉じるゴーストライダー。

世間の耳目も届かぬ路地裏で、辺境の地で、シビル・ウォーの傍らで繰り広げられた戦いがここに明らかになる。

異形のヒーロー二人を主役に据えた異色作、ここに登場。

君はどちらに付く?


◆収録作品

2007年01月:Moon Knight Vol.5 #7
2007年04月:Moon Knight Vol.5 #8
2007年04月:Ghost Rider Vol.6 #8
2007年05月:Moon Knight Vol.5 #9
2007年05月:Ghost Rider Vol.6 #9
2007年05月:Civil War Battle Damage Report ※「International Reaction」のみ収録。
2007年06月:Moon Knight Vol.5 #10
2007年06月:Ghost Rider Vol.6 #10
2007年07月:Moon Knight Vol.5 #11
2007年07月:Ghost Rider Vol.6 #11
2007年10月:Moon Knight Vol.5 #12


◆関連作品過去記事
【シビル・ウォー】

◆BEHIND THE SIDELINES
ヴィレッジブックスによる邦訳シビル・ウォー:クロスオーバー第3弾の刊行も本巻でついにラスト!!

邦訳版シビル・ウォータイインの最後を飾るのは、本国ではTPB化されていないムーンナイトとゴーストライダーのタイインを日本独自にカップリングした独自の一冊!!
この2作は向こうでは『Civil War: The Underside』というタイトルの分厚いハードカバー版にのみ収録されており、この本の収録タイトルはサンダーボルツ、ムーンナイト、ヒーローズ・フォー・ハイヤー、ウォークライム、パニッシャー、ゴーストライダーの6作。
要はこのハードカバー版から邦訳済みのタイトルを削って単行本にした感じの本です。表紙のデザインもまったく同じ。
ただ当初は日本語版独自の表紙にしようとはしていたらしい

まあそれは置いといて!
シビル・ウォータイインとはいえ、ムーンナイト、ゴーストライダーという邦訳に乏しいヒーローの活躍が日本語で楽しめるのはやはりすごく嬉しい。
というわけでさっそくあらすじを紹介!

◆MIDNIGHT SUN
ムーンナイトことマーク・スペクター。彼はかつて「コンシュー」の御名の下に仇討ちを繰り返す復讐の神、そして月の神であった。
しかしムーンナイトはある時を堺に一線を踏み越えてしまった。戦いの中で瀕死の重傷を負ったムーンナイトは、ビランのブッシュマンを朦朧とした意識の中殺害してしまったのだ。
そして何かに取り憑かれたようにムーンナイトは彼の顔の皮を剥ぎ、それを戦利品として持ち帰った。

それから2年……スペクターはムーンナイトを引退していたのだが、旧的である秘密結社コミッティに自身と友人らの命が狙われ始めた事をきっかけにムーンナイトに再度復帰。現在は路地裏の小悪党相手に必要以上の暴力を振るうことで戦闘のカンを取り戻そうとしているのであった。
それと同じくして、スペクターにブッシュマンの姿を借りたコンシューの幻影が付きまとうようになる。この幻影を認識しているのはスペクターただ一人。他の人間にその姿は見えない。
過去からの亡霊に取り憑かれ、常軌を逸しかけているスペクターはそれでも今一度、ムーンナイトの存在を世界に知らしめるために戦うのであった。

正気と狂気の間ムーンナイト
前述したとおりムーンナイトはブッシュマンの顔の皮を引っぺがしたため、
顔の筋肉がむき出しになった姿で幻影として現れる

世間が超人登録法で揺れるある日、スペクターは盟友であるフレンチーことジャン・ポール・デュシャンから、世間を騒がせているクロック・キラーと呼ばれる連続殺人犯が元相棒であるミッドナイトことジェフリー・ワイルドである事を知る。
殺人現場に出向き調査を行い、それと並行して小悪党を夜毎叩き潰す日々。
そんな時、ミッドナイトの方からムーンナイトを始末せんと突如襲撃に現れた……

ムーンナイトの元サイドキックミッドナイトマン
ミッドナイトはかつてムーンナイトが対峙したビラン、『ミッドナイトマン(アントン・モガート)』の息子
唯一父に黒星を付けたムーンナイトに憧れ、ムーンナイトの危機を救った事がきっかけでサイドキックになった
その後秘密結社シークレット・エンパイアとの戦いで死亡するも、
彼らにサイボーグに改造されてムーンナイトと戦う事になり、
戦いの末自身が組織の操り人形になっている事に絶望して拠点を破壊した
瓦礫とともに埋もれ、今度こそ死亡したと思われていたのだが……

◆THE LEGEND OF SLEEPY HOLLOW, ILLINOIS
悪魔と取引し、復讐の精霊ゴーストライダーとなる呪いをかけられた男、ジョニー・ブレイズ。
天使と悪魔双方の走狗となり地獄に囚われたジョニーは、ある日ここからの出口を知るという小さな妖魔を救い出し、その導きによって現世に帰還を果たすのだが、実はその妖魔の正体は地獄の大公ルシファーが化けた姿であった。
現世に引き出されたルシファーの肉体は666の破片に砕け、世界中の死者に乗り移り、無秩序に死と破壊を振りまいていく。
地上に災いをもたらしてしまった事に責任を感じたジョニーは全てのルシファーの分身を倒すことを誓い、ゴーストライダーと化してバイクを駆りながらあての無い戦いの旅を続けていくのである。

場所は変わってシカゴ北西部。
ここでは『スリーピーホロウ殺人事件』と呼ばれる、子供が殺される事件が発生していた。
この町のベテラン老警官ハリーは犯人の特徴から、この町出身であるコスチュームを纏った殺し屋『ジャック・オランタン』として活動しているスティーブン・レビンスに目星を付けた。
スティーブンは超人登録法により起こったヒーロー同士の内戦の最中にビジランテのパニッシャーに頭を吹き飛ばされて死亡し、彼の両親の手によりこの町で埋葬されたはずなのだが、今はその墓ももぬけの殻となっている。
ハリーはルシファーの分身を追ってここに来たゴーストライダーと手を組み、町に恐怖をもたらすジャック・オランタンと対決するのであった……

ルシファー(ジャック・オランタン)との対決


◆感想
2作とも一応シビル・ウォーと関連はあるっちゃあるんだけれども、内容的にはそれぞれの個人誌の本編ストーリーを進めている感じ。
ゴーストライダーの方なんか「シビル・ウォー本編で死んだジャック・オランタンはあの後ルシファーの分身の一つと化して復活していた」って内容なだけでシビル・ウォー本編の政治的要素は一切合切絡んで来ませんからね。
しかもこの作品内で完全に始末してしまうので「オランタンが復活してすぐまた死んだ!」って感じになってしまった。
とはいえかつて小プロから刊行された邦訳と同じアーティストであるハビエル・サルタレスのアートは相変わらずかっこいいし、ぶっちゃけストーリーは特別凝っているわけではないけどスタイリッシュなホラーアクションの空気感はしっかりと作られていて実にシビレる。

それと正気と狂気の狭間の中で戦うムーンナイト……いや大分狂気寄りに振れてるけど、そんな一種独特な雰囲気を纏っているムーンナイトのストーリーもなかなか面白かったです。
さっきも書いたけど2年のブランクを取り戻すために小悪党を必要以上にボコすというおよそヒーローらしからぬ行動や、スペクターが元カノのマリーンに未練たらしく付きまとう描写とかはもうヒーローコミックのソレじゃない。
明らかに暴力衝動に取り憑かれているのに、それでいて本人はヒーローたらんとしているつもりなのが怖い。
デッドプールは基本的にキチガイといっても大分コメディリリーフ寄りなのに対して、ムーンナイトはこれホントに触れたらアカン方のキチガイですね……
記事トップにもセリフを引用してますが、あのキャップがかなりキツイ言葉でムーンナイトに「お前をヒーローとして認めない」と釘を刺すあたり相当だと思う。
この第5シリーズとライターは違うけど、小プロから刊行されてるムーンナイト第6シリーズの邦訳も気になってきた。

本書は最後の最後の締めくくりとして、『Civil War Battle Damage Report』というリーフから「International Reaction」という、世界各国がシビル・ウォーにどのような反応を示したかが纏められた資料ページが特別に邦訳収録されています。
一例として日本は超人をボランティアとして徴用する道を選択しており、ビッグヒーロー6が記者会見に姿を表していたりなどと色々興味深い記述が多いので注目!

これで長々と続いてきたシビル・ウォー:クロスオーバーの邦訳が終わったわけですが、ヴィレッジブックスは今後も新しい通販限定シリーズを展開していくとの事だとか。
本音を言うとシビル・ウォーは大分食傷気味だったので、そろそろ過去に刊行した邦訳を補完する感じのチョイスじゃなく、それ単体で楽しめる作品を通販限定シリーズの方でやっていってほしいかな!

まあそれはそれとして、ここまでシビル・ウォー関係の邦訳を充実させてくれるとは、正直邦訳シビル・ウォー刊行当初は想像もしていなかったですね……
ヴィレッジブックスさん、お疲れ様でした!!

◆おまけ:シビル・ウォーの読み順
ヴィレッジブックスの解説冊子を参考にシビル・ウォー本編とタイインの読み順を纏めました。
(実際はかなり細かく時系列が前後しているのであくまでざっくりとした読み順です。もう少し精査する必要があるかも)
リンク先はそのエピソードが収録されている邦訳本のレビューです。
本編だけだとストーリー的には物足りなさを感じるシビル・ウォーだけど、大量に邦訳されたタイインも合わせて順繰りに読めばストーリーの印象もきっと大きく変わる……かも?

『New Avengers Illuminati』

『Fantastic Four #536』

『Fantastic Four #537』

『The Amazing Spider-Man #529』

『The Amazing Spider-Man #530』

『The Amazing Spider-Man #531』

『Underworld #1』

『Underworld #2』

『Underworld #3』

『Underworld #4』

『Underworld #5』

『Civil War #1』

『The Amazing Spider-Man #532』

『New Avengers #21』

『Wolverine Vol.3 #42』

『Civil War: Front Line #1』

『Thunderbolts #101』

『Thunderbolts #102』

『Civil War #2』

『New Avengers #22』

『The Amazing Spider-Man #533』

『Fantastic Four #538』

『Fantastic Four #539』

『Civil War: Front Line #2』

『Civil War: Front Line #3』

『Civil War: Front Line #4』

『Civil War: Front Line #5』

『Civil War: Choosing Sides(Non-Human-Americans)』

『She-Hulk Vol.2 #8』

『Heroes for Hire Vol.2 #1』

『Thunderbolts #103』

『Ms. Marvel Vol.2 #6』

『Ms. Marvel Vol.2 #7』

『Ms. Marvel Vol.2 #8』

『Civil War #3』

『New Avengers #23』

『Wolverine Vol.3 #43』

『Wolverine Vol.3 #44』

『Wolverine Vol.3 #45』

『X-Factor Vol.3 #8』

『X-Factor Vol.3 #9』

『Cable & Deadpool #30』

『Civil War: Young Avengers and Runaways #1』

『Civil War: Young Avengers and Runaways #2』

『Civil War: Young Avengers and Runaways #3』

『Civil War: Young Avengers and Runaways #4』

『Civil War: Choosing Sides(THE IMMORTAL IRON FIST)』

『Civil War: Choosing Sides(Conscientious Objector)』

『Black Panther Vol.4 #19』

『Black Panther Vol.4 #20』

『Black Panther Vol.4 #21』

『Black Panther Vol.4 #22』

『Sensational Spider-Man Vol.2 #28』

『Sensational Spider-Man Vol.2 #29』

『Sensational Spider-Man Vol.2 #30』

『Sensational Spider-Man Vol.2 #31』

『Thunderbolts #104』

『Thunderbolts #105』

『Civil War: War Crimes』

『Friendly Neighborhood Spider-Man #11』

『Friendly Neighborhood Spider-Man #12』

『Friendly Neighborhood Spider-Man #13』

『Civil War #4』

『The Amazing Spider-Man #534』

『Captain America Vol.5 #22』

『Iron Man Captain America Casualties of War』

『Iron Man Vol.4 #13』

『Cable & Deadpool #31』

『Cable & Deadpool #32』

『Civil War: X-Men #1』

『Civil War: X-Men #2』

『Civil War: X-Men #3』

『Civil War: X-Men #4』

『Fantastic Four #540』

『Fantastic Four #541』

『Fantastic Four #542』

『Civil War: Front Line #6』

『Civil War: Choosing Sides(Switching Sides)』

『Black Panther Vol.4 #23』

『Heroes for Hire Vol.2 #2』

『Civil War #5』

『New Avengers #24』

『The Amazing Spider-Man #535』

『The Amazing Spider-Man #536』

『The Amazing Spider-Man #537』

『Captain America Vol.5 #23』

『Captain America Vol.5 #24』

『Winter Soldier: Winter Kills』

『Iron Man Vol.4 #14』

『Punisher War Journal Vol.2 #1』

『Civil War: Front Line #7』

『Civil War: Front Line #8』

『Civil War: Front Line #9』

『Civil War: Choosing Sides(U.S.AGENT)』

『Civil War: The Return(The Decision)』

『Heroes for Hire Vol.2 #3』

『Heroes for Hire Vol.2 #4』

『Ms. Marvel Vol.2 #9』

『Ms. Marvel Vol.2 #10』

『Civil War #6』

『Wolverine Vol.3 #46』

『Wolverine Vol.3 #47』

『Punisher War Journal Vol.2 #2』

『Punisher War Journal Vol.2 #3』

『Black Panther Vol.4 #24』

『Black Panther Vol.4 #25』

『Sensational Spider-Man Vol.2 #32』

『Sensational Spider-Man Vol.2 #33』

『Sensational Spider-Man Vol.2 #34』

『Heroes for Hire Vol.2 #5』

『Blade: The Vampire Hunter Vol.6 #5』

『Friendly Neighborhood Spider-Man #14』

『Friendly Neighborhood Spider-Man #15』

『Friendly Neighborhood Spider-Man #16』

『Moon Knight Vol.5 #7』

『Moon Knight Vol.5 #8』

『Moon Knight Vol.5 #9』

『Moon Knight Vol.5 #10』

『Moon Knight Vol.5 #11』

『Moon Knight Vol.5 #12』

『Ghost Rider Vol.6 #8』

『Ghost Rider Vol.6 #9』

『Ghost Rider Vol.6 #10』

『Ghost Rider Vol.6 #11』

『Civil War #7』

『The Amazing Spider-Man #537』

『Wolverine Vol.3 #48』

『Punisher War Journal Vol.2 #4』

『Fantastic Four #543』

『Civil War: Front Line #10』

『Civil War: Front Line #11』

『Civil War: The Return(The Return)』

『Ms. Marvel One-Shot』

『New Avengers #25』

『Civil War: The Initiative』

『Civil War: The Confession』