ツルゴアXXX

ひっそりと運営しているチラシの裏ブログ。

X-MENユートピア1巻表紙

『私達が数十年にわたり、時には法律によって、
 雌伏を強いられてきた事実はひとまず置いておきましょう。
 ここにお約束します…人類に害は及ぼさない。
 自らを憎み恐れる世界を護るのが我々の使命でした。
 それは変わりないと思ってきましたが…今より…
 我々は自由です』


R O A D  T O  P A R A D I S E

スカーレット・ウィッチが引き起こした「M-デイ」の結果、ミュータントは僅か数百人にまで激減した。
ニューヨーク北部、X-MENの本部である恵まれし子らの学園に集った彼らだったが、そこも安住の地ではなかった。
ミュータント達は、大陸を横断したサンフランシスコに新天地を求めるが、そこにも反ミュータント主義者の魔の手が伸びようとしていた。そして、さらなる悪の手もまた……。

ミュータント問題に、ノーマン・オズボーンの野望を絡めた注目作、ここに登場!


◆収録作品

2009年08月:Dark Avengers / Uncanny X-Men: Utopia
2009年09月:Uncanny X-Men #513
2009年09月:Dark Avengers #7
2009年10月:Uncanny X-Men #514
2009年10月:Dark Avengers #8
2009年11月:Dark Avengers / Uncanny X-Men: Exodus


◆関連作品過去記事
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.1】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.2】
【ダークアベンジャーズ:アセンブル】

◆X-MENの大きな転換点
サイクの主張

X-MENが人工島ユートピアを建設し、人間の干渉を受けない、まさにミュータントのための理想郷を創りだすという超重要なエピソード、「アベンジャーズ/X-MEN:ユートピア」がマーベル・マスト・リード限定タイトルとして邦訳!
時期的には「メサイア・コンプレックス」の後で、「セカンド・カミング」よりは前の話。
加えて本作はダークアベンジャーズ誌とのクロスオーバーにもなっているため、これまで未邦訳だったダークアベンジャーズの#7-8が収録されています。
何気にこれで「ダークアベンジャーズ」が完訳されたというのにも注目。
(厳密にはもうちょっと続いてたんですがその辺の解説は過去記事で)

以前も通販限定でX-MENのクロスオーバータイトルが邦訳されてきましたが、この重要展開が収録された「ユートピア」編はスルーされちゃって、「ユートピア」編以降の作品である「セカンド・カミング」の解説書でオチまであらすじを記載するというやり方でフォローされてたんですよね。
だから今になってこのエピソードが邦訳されるとは思わなかった!X-MENのストーリー展開を実際見て知ることが出来るので素直に嬉しい。解説だけ読むよりはやっぱり現物を拝みたいしね。
というわけでさっそく本編のストーリーを紹介。

◆NOT A DESTINATION BUT A DIRECTION
サンフランシスコにて、サイモン・トラスク率いる熱狂的な反ミュータント主義者の団体、「ヒューマニティ・ナウ!」とミュータントを含めた親ミュータント派の市民の間で衝突が発生。
その熱気は夜になっても冷めず、ついには市全体を巻き込んだ暴動に発展してしまった。

この事態を知ったノーマン・オズボーンは、配下である治安維持機関ハンマーの部隊とダークアベンジャーズを現場に派遣し、事態の収拾にあたるのだった。
さらにそれだけでは終わらず、X-MENメンバーであるエマ・フロストとアトランティスの王、サブマリナーを仲間に引き込んだ彼はビランなどを集め、さらにダークアベンジャーズからダケンも加入させた『ダークX-MEN』を創設。
加えて市全域を対象とした、種族の区別なく日の入りから日の出まで自宅待機を強制する「外出禁止法」を施工、徹底的にミュータントを犯罪者扱いし、彼らの逮捕に本腰を入れ始める。

ダークX=MEN

そんな中、「ヒューマニティ・ナウ!」の指導者サイモン・トラスクが反ミュータント感情をこじらせすぎた結果、とうとうミュータント殺害に動き出す。大量の信者を生ける屍「バイオ・センチネル」に改造し、街を地獄に変え始めた。
ミュータントの立場がどんどんと悪い方向に傾き始め、現状は最悪といっていい。

だが、サイクロップスにはこの現状を打破する大きな計画があったのだ。
この計画を成功させるには各チームが疑いを持たず、計画とお互いを信じる事が肝要となる。
果たしてミュータントはオズボーンの専横から逃れ、この苦境を乗り越えることができるのであろうか。

◆感想
人類対ミュータントという図式自体はいつものX-MENなんですが、本書で戦う相手はダークアベンジャーズ、そしてダークX-MENというオズボーン率いる「紛い物」なのがミソな作品。
加えてX-MENがミュータントのための理想郷「ユートピア」を建国するというX-MEN史において非常に重要な出来事が起こるエピソードであるため、記事冒頭にも書いたけど本編そのものを読めたのが素直に嬉しい。
「エイジ・オブ・アポカリプス」に出てきた悪のビーストがいつの間にかこのアース616でオズボーンの子飼いになっていたというのもビックリ。相変わらずなマッドサイエンティストっぷりだったぞ!
本作「アベンジャーズ/X-MEN:ユートピア」はX-MENに興味があるのであれば、外すことの出来ない一作だと思いました。

ちなみに本書は「Vol.1」とタイトルにありますが、(といっても現物には何故か「Vol.1」表記が無いけど)「ユートピア」の本編となる部分はこれ1冊に全て収められています。
2016年3月発売予定の「Vol.2」は本書の補完となるエピソード群となっており、ダークX-MEN絡みの話やX-MENレガシー編が収録されているとのこと。こちらも楽しみです。
※2016年1月13日追記:「Vol.2」は「ロード・トゥ・ユートピア」というタイトルに変更となった模様。

X-MENVSダークアベンジャーズ
08 2015

サンゲリア

サンゲリア予告編サンゲリア
【原題】ZOMBI 2(ZOMBIE) 1979年【伊・米】


ニューヨークの港内にある日、怪しげな帆船が漂着し、接近した巡視船のパトローラー2人が船内捜索のため乗り移った。が、突然、中から大男が現われ、1人が噛み切られ、他の1人は必死で拳銃を乱射し大男を射殺した。この事件はすぐに伝えられ、やがて、その船のオーナーである船長の娘アンがかけつけ、父親が3ヵ月前にアンチル列島に出かけたまま消息を断っていたことを明かした。
事件の真相を探るために夜間に帆船に忍び込んだ新聞記者のピーターは、そこでアンと出会った。アンも叉、真相を探ろうとしていたのだ。実は少し前にアンのもとに、父親から奇妙な手紙が届いていたのだ。その手紙は自分は奇病にかかり、モルモットにされ、生きてこの島を出られないだろう、という内容のものだった。発信地はマツール島。ピーターは早速、アンと共にアンチル列島のマツール島に向い、途中でバカンスを楽しんでいた若いカップルの2人に案内を頼んだ。
一方、問題のマツール島には、島の疫病と闘うメナード医師と夫人が激しい口論を展開していた。恐しい疫病から逃れるために一刻も早く島を出たいと主張する夫人の希望を、医師は断固として受け入れなかったためだ。彼は疫病にかかって死んだ人間が、2日後に必ず生き返って奇怪な姿となり、生きた人間を襲うという、世にも不思議な事実の原因を突きとめようと、必死に研究を続けていたのであった。マツール島に上陸した4人は、メナードの実験材料として疫病にかかったアンの父親が自らの肉体を提供したことを知って驚く。島の原住民たちは、一斉に大移動を開始し、さらに異変はその勢力を増していった。生き返った死人たちは、メナード夫人の肉をむさぼり、続いて若いカップルの女性を襲い、大群となって次々に人間の肉を求め歩き出したのだ……

***

ロメロの「Dawn of the dead(ゾンビ)」のヒットを受けて制作された古典ゾンビ映画の傑作のひとつ。原題が「ZOMBI 2」というのがなかなか挑戦的。
この映画は低予算映画なのもあって、ゲリラ的に撮影したという部分が多いのも凄い。オフィスのシーンは他人の事務所に勝手に入り込んだとか、有名なラストである橋の歩道をゾンビたちが闊歩するシーンも早朝に無許可で撮ったもんだから下の車道には車が普通に走っているとかもうね。
あと、当時流行っていたジョーズの影響を受けているのか唐突にゾンビとサメが戦うというシュールなシーンがぶっ込まれるのも変な笑いを誘う。
でもそういう突っ込みどころの多さを補ってあまりあるのがゾンビの凄まじい造形。
もうほんとに汚らしく腐り果てているゾンビのビジュアルがトラウマ必死なレベルでよく出来ているんだ。小さいころに見ていたらこの外観だけで一生モンのトラウマになってたかもしれない。
終盤、400年前の死体のクセにそこそこ新鮮な状態で墓場から蘇ってくるゾンビのシーンはちょっと吹くんだけれども。さすがにそんな古い死体だと流石に朽ち果ててるだろ!

名作の映画はいつ見ても面白い。お勧めのゾンビ映画です。
ただやっぱりこの作品、贔屓目に見ても話のテンポが悪く、だらだらと展開するのがちょっと退屈だったりするんですが、そこはもう……我慢だ!(我慢ってなんだ)

03 2015

なかよくけんかしな

PS3版アイマス2の話。

アイマス2ユニットステータス

アイマス2のゲームシステムには「団結力」の状態を表すユニットステータスというものがあり、最も力を発揮できない状態「ギスギス」が「対竜宮小町初戦の強制敗北イベント後にしか起こらない」という意見をまれに見かけるんですが、実際のところはゲーム序盤から仕事を失敗しまくったりバッドコミュを取りまくったり朝&夜会話で失敗しまくれば通常週でも発生します。
PS3版では翌週には強制ギスギスが回復する仕様になっていたので、箱版の時と違いギスギス状態の会話が見れなくなったと思われがちなのかも。

ギスギス状態ナムコはロックシティ
よく見ると火花…じゃなくて星のエフェクトが散っているギスギス状態
PS3版ではギスギス状態の会話は意図的に発生させないと拝みづらい
(竜宮小町敗北後のギスギスは専用会話のみが流れる)

色々言われてるアイマス2のこのギスギスシステムですが、個人的には嫌いじゃない、むしろ大好きなシステムでした。

今でこそ「みんな仲良くほのぼの路線!」に進みがちなアイマスなんですが(OFAは終始ほのぼので仕事系のコミュは強制パフェというぬるま湯すぎる世界だと思う)、普通良いことずくめなわけがないアイドル活動をユニットで行っていて不和が起こらないわけないと思うんですよね。
過去作をたどればたどるほどアイマスって結構シビアな部分も描写してるし(今のアイマスがシリアスを全くやってないわけじゃないけど)、そういう面を段々と描かなくなりがちになってるのはちょっと寂しい。もっとケンカしてほしい(破滅願望)。
で、そういうのを乗り越えたうえで団結していって欲しいな。ベタな青春マンガのようだけど。
そもそも「地獄の特訓」なんてシステムもあるし割とスポ根青春路線なのは間違いない……はず。

765プロ地獄の特訓

あ、そうだ。
毎作毎作カオスギャグをやってる一方で仲の良いコンビが胃が痛くなるレベルのきっついケンカをするシリアスエピソードも盛り込んだ「NEW STAGE」っていうオススメのドラマCDがあるんだけど……聴いてかない?(流れるように宣伝)

一作目…アイドル活動が忙しくて最近学校に顔を出せていなかった雪歩がクラスの文化祭の手伝いにイマイチ馴染めなく、後ろ向きな発言ばかりして真まで怒らせてしまい友情にヒビが入るお話。

二作目…新しいラジオ番組の仕事が決まった伊織だったが、それは終了が決まったやよいの番組の後番だった。それが原因で伊織とやよいの友情にヒビが入るお話。思わず理不尽に伊織にあたってしまうやよいが見られる貴重なドラマ。

三作目…ショウ君という男の子と春香と千早の三人を中心にストーリーが展開され、ちょっとしたすれ違いが原因で春香と千早の友情にヒビが入る話。精神的な要因で声が出なくなる千早の下りはちょっとアニマスの展開の元ネタ感ある。


毎回友情にヒビが入るドラマCDシリーズって凄い。

NEWSTAGE03ネタ
Neue Green2巻のこの1シーンが『NEW STAGE.03』ネタだった事に最近気づいたマン