ツルゴアXXX

ひっそりと運営しているチラシの裏ブログ。

13 2016

Tookato

■概要
シンデレラガールズを題材としたノベマスや音MAD、リミックス曲を投稿しているニコマスP。
レトロゲーム、特にSNKの格闘ゲームが好きな模様で、作中ではSNK格ゲーのネタやBGMが盛り込まれる事もしばしば。
アイマス以外ではボカロPとしていくつかオリジナル楽曲を発表されており、また「Lihappiness」というアーティスト名で音楽活動を行っている方でもあります。
(「Lihappiness」として発表された楽曲は公式ページで聴くことができます)

■作品
藍ます!

 

トップアイドルを目指しているもののなかなか日の目を見ず、ドサ回りを続けているアイドル・高森藍子。
しかしその地道な努力が実ってきたのか、初のSR化を果たしたり、念願のボイスが付くなどして、少しずつ光を浴びるようになってきた。
果たして藍子は大きな目標であるCDデビューを果たす事ができるのか……?


シンデレラガールズのアイドル・高森藍子を主役としており、メタなネタや本家シンデレラガールズのガシャネタ、アイドル同士のちょっぴり毒のあるやりとりなどが大量に盛り込まれたコメディノベマス。
一応全21話で完結済とはなっているものの、現在も公式で藍子に動きがある毎に新作エピソードが不定期に投稿されております。

SR化を果たした回では喜びのあまり藍子の立ち絵がカード画像のまま話が進行したり、カオスなノリの学園パロエピソードが展開したり、ノベマスという形式でありながら凝った動画演出によって動きで笑わせにかかったりととにかくハチャメチャ!
メイン登場人物である藍子、凛、友紀、蘭子、楓のだれもがナチュラルに畜生な言動をしまくっているのですが、これがちょっとした漫才を見ているかのような小気味良い言い回しが多くて堪らない。
おすすめの一作です。
ゆかゆか!

 

中野有香と水本ゆかりの「ゆかゆかコンビ」が軽妙なトークで再生時間(計一分)を埋めていくという、擬似番組風のノベマス。
シンデレラガールズの公式展開に触れたり、ゲストを迎えて三人でトークを繰り広げたり、時にはスタジオを飛び出したりと、一分という短い時間でテンポよく楽しませてくれる、まさに忙しい現代人にぴったりな一作。
(ほぼ)毎週火曜日に新作が投稿されるというのもすごい点。
ゆかゆかコンビとは言いつつ、ドーナツ大好きアイドル・椎名法子が準レギュラーとしてかなりの登場回数を誇っており、実質「ゆかゆかのりこ」の三人がメインとも言えなくもない。

「藍ます!」同様動画演出も凝っており、また作中で使われているゆるい雰囲気のBGM「ゆかゆか!のテーマ」はTookato氏のオリジナル楽曲となっています。


加えて、2015年10月からスピンオフ作品となるアイマス紙芝居『ゆかゆかさん』の連載もスタート。
初期は毎週2回、火・金曜更新でしたが、現在はゆかゆかの枠である火曜日にたま~にこちらが更新。
ゆかゆか本編よりもシュール度合いが高めなのが特徴的!また、回を重ねる毎に画力が向上しているのにも注目です。

 

「楓さんが私の部屋から帰ってくれないんですが…」シリーズ

 

「帰るのが面倒くさくなった」という理由で楓が美優のマンションの部屋に居着いてしまった!
美優はまるで自分の家のように自由気ままに過ごす楓をいい加減帰そうとするものの、なんだかんだでしっかり家事をこなしてくれる彼女に助けられている側面もあり、結局ずるずるとこの唐突に始まった二人暮らしを続けてしまうのだった。


全3話で完結済……といっても公式で何かしら展開があると新作エピソードが制作される事があるかえみゆ百合ノベマス。
基本的には生活感溢れるやりとりとちょいちょい挟まれるメタネタ含むギャグで笑わせてくれるコメディチックな内容なのですが、回を重ねる毎に少しずつ百合要素が増してくる糖度高めな一作。
Tookato氏の作品は基本恋愛を押し出さず、かつシリアスを描くことも少ないので、それらの要素が詰まった本作は普段とは違う味わいがあったり。「藍ます!」や「ゆかゆか!」とはちょっとだけ違う作風なこのシリーズ、オススメです。

■関連リンク
【Lihappiness - リハピネス】
【Music | Lihappiness】
【ツイッター】
【ツイッター】※Tookato名義のアカウント
【pixiv】
【piapro(ピアプロ)|Tookatoさんのページ】
ロード・トゥ・ユートピア表紙

「あなたがした事なら私は全て肯定するわ。どんな事だろうと…」
「いずれ全てが明るみに出れば、僕らはきっと追放される…
 X-MENやヒーローチームだけでなく、全てから…」

「構わないわ」
「本当に?」
「いいから黙ってキスして」


W H O A R E T H E D A R K X - M E N ?

絶滅の危機に瀕するミュータントに残された、最後の約束の地「ユートピア」。
その成立の裏に隠された幾多のドラマが今、明らかになる。
ある者は安住の地を夢に見、またある者は、同胞を弾圧する側に回った。
各々が生きる道を求めた末の決断だったが、道を分けたものは何だったのか…。「ユートピア」建設までの道程は、かくも険しい。
X-MENシリーズの一大転換点となった「ユートピア」編を彩るサイドストーリー集!


◆収録作品

2009年06月:Dark Reign: The Cabal
2009年09月:X-Men: Legacy #226
2009年09月:Dark X-Men: The Beginning #1
2009年09月:Dark X-Men: The Beginning #2
2009年10月:Dark X-Men: The Beginning #3
2009年10月:X-Men: Legacy #227
2009年11月:Dark X-Men: The Confession


◆関連作品過去記事
【X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.1】
【X-MEN:メサイア・コンプレックスVol.2】
【ダークアベンジャーズ:アセンブル】
【アベンジャーズ/X-MEN:ユートピア】

◆SO MANY MEN. SO MANY PAST
通販限定タイトル「マーベル・マスト・リード」第6弾は、以前邦訳された『アベンジャーズ/X-MEN:ユートピア』のサイドストーリー集となる一冊、『アベンジャーズ/X-MEN:ロード・トゥ・ユートピア』!!
原書TPBは本編とこのサイドストーリー集含めて全て収録された一冊だったので、例によって邦訳版が分冊商法になってるのがちょっとお財布に辛い(小声)。

ダスティン・ウィーバーの描く女性は美しい
ダスティン・ウィーバーが描く女性キャラは美しい

で本書なんですが、ユートピア編を別の角度から描いたエピソードは実際のところかなり少なく、前巻収録エピソード『Dark Avengers / Uncanny X-Men: Exodus』の冒頭シーン直後の時系列となる一作『Dark X-Men: The Confession』とローグ、ガンビットが本隊に合流するまでを描く『X-Men: Legacy #226-227』ぐらい。
内容の殆どを占めているのは、ユートピア本編ではあまり個々を掘り下げられなかったダークX-MENのメンバーのチーム入りの経緯が語られるエピソードとなっています。
ダークX-MENの面子はややマイナーな顔ぶれなだけに、一人一人に焦点が当てられた話が用意されているのはキャラの理解も深まりやすく、読んでいて楽しい。

他人の能力を模倣するパワーを持つミミックは、これまでの半生を振り返っていく内容。
自分の知的好奇心を満たすために隠れて人体実験を行い続けている、『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界からやってきた別世界のビースト、ダークビーストのエピソードは彼のマッドっぷりを強調した一作。
組織犯罪と戦い続ける二人組のヒーロー、クローク&ダガーは、何故ノーマン率いるダークX-MENに参加しているのかという当然の疑問に応えるエピソード。
強力なエネルギーの塊となったミュータント・パワーに憑依されてしまい、制御不能な力を得て町を消し飛ばしてしまっただけでなく、ヒーローチーム『アルファフライト』を全滅させて大きな罪を背負う事となってしまったマイケル・ポインターは、如何にしてウェポン・オメガとなったのか……という一編。
あと、一匹狼を貫いていたウルヴァリンの実の息子、ダケンが何故ノーマンの配下になる道を選択したのかが本書でようやく判明してくれたのというのは結構スッキリしました。ダークアベンジャーズ本編ではその辺りに触れられずにチームに参加してましたからね。

不機嫌ダケンくん

◆感想
本書はユートピア本編の外伝エピソード集ではあるけれど、その殆どは単体で楽しめなくもないショートエピソードだらけでした。
特にネイモアが自国アトランティスで行った親権裁判を描くエピソードとか、実はダークX-MENに勧誘されていたアルファフライトのメンバー、オーロラのエピソードは本筋とはほんと関係ないんだけど面白い。
親権裁判でのネイモアのツンがキツすぎるツンデレな態度とか、次から次へと別人格が現れるオーロラに振り回されまくるノーマンとかが見どころ。

あと、『Dark X-Men: The Confession』は「サイクロップスの頭の中にはミュータントの存続に関わる機密(ブラックボックス)が隠されている」という重要設定に触れている一作なので、結構必読なエピソードかもしれない。
しかもこのブラックボックスは最強クラスのテレパスであるエマでも覗けないんだとか。
なんかこう……厨二心をくすぐられる設定だなぁ……

サイクのブラックボックス
10 2016

ロックマンX6

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――21XX年
3週間前、シグマの策略による「コロニー落下事件」が発生。
イレギュラーハンター・ゼロの命と引き換えにコロニー衝突の
危機をかろうじて免れたもののシグマウィルスの影響は大きく
地球は荒れ果てた姿に変わってしまった…。

現在、人類は地上に出ることができず地下で生活をしている。
地上のウィルスによる汚染はようやく静まり
レプリロイドによる復旧作業が行われていた。

そんなある日、エイリアからの緊急連絡がエックスの元に届く!
『イレギュラー発生!巨大レプリロイドが暴れているわ!
現場に急行して!エックス!!』


シグマとともに消滅したと思われていたイレギュラーが再び発生!
真相を突き止めるべくエックスはゼロの形見のセイバーを手に1人戦場に向かう!


◆間違った方向の高難易度化を果たしたPS最後のロックマンX
「シリーズを終わらせるつもりで作った」との事だった前作『ロックマンX5』でしたが、結果から言うと普通にシリーズを続けることになってしまい、X4からX5の発売は3年以上の間隔があったにも関わらず、本作『ロックマンX6』は1年も経たないうちに発売。
X5のエンディングはどうあがいてもゼロが死亡しちゃう上、3年後の状況が描かれたりと話の続けようがない締めくくられ方がなされていたため、X5のエンディングのどれとも繋がらない設定で新たなストーリーが語られる事態となってしまいました。

「コロニー衝突は免れたものの、地球が荒れ果てた姿に変わってしまった」という展開は前作X5では起こりえない状況であり、かつエックスがゼロのセイバーを受け継ぐ展開はエンディングから3年後の出来事。この他にも繋がらない部分が色々あるのだけれど省略。
とにかく本作の設定は、X5の各エンディングルートで描かれた展開をいろいろつまみ上げて無理矢理に話を繋げたものとなっているのです。

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ゼロのセイバーを使うエックスが拝めるのはX3以来
ただし本作のエックスが使うセイバーはたいして強くない

とはいえ本来前作がラストエピソードのつもりで作られていたのを続けることになったわけだから、力技でなんとか話を繋げたのは個人的には評価してあげたい。
ちなみにXシリーズは基本どこから入っても楽しめるつくりになっているんですが、こと本作に限っては前作のストーリーを強く引きずっているため、ちょっと珍しい立ち位置の作品かもしれない。

で、難易度なんですが、本作は過去に類を見ないレベルで敵の攻撃が苛烈で難しい!
ステージ構成も一撃死を誘発する落とし穴やトゲ、トラップが多く、また狭い足場に邪魔になるようにザコ敵が配置されている場面が多々あり、ただ難易度が高いのではなく、理不尽なまでに敵の攻撃が避けにくい&Xシリーズ特有のハイスピードアクションが堪能しづらいステージという作りで、ハナからノーダメージ&ノーミス突破をさせる気がなさそうなバランスになっています。

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上空から止めどなく岩が落ちてくるだけでなく、
放置すると一度復活してしまう鬱陶しい雑魚・ナイトメアが大量に登場するスカラビッチステージ
「ナイトメアスネーク」という体力が多すぎるボスと、
五回も異なるステージで戦わなければならないヒートニックスステージなどなど……
こんなのはごく一部

そして一番嫌らしいのが、特定パーツやアーマーなどを所持していないと進行不可になる箇所がちらほらあるという点。
特にラストステージは未強化では突破できない構成となっているため、強化しているのが前提というゲームバランスであることを念頭に置いてプレイしなければなりません。
【ロックマンX6 - 進行不能箇所】

ここまで極端なステージ構成とゲームバランスになっているのは、単純に調整にかける時間があまり確保できていなかった可能性が高かったのかもしれないです。そもそもX5から1年未満で発売された作品ですし。
イラスト担当の末次氏はR20オフィシャルコンプリートワークス内でこう語っております。

『X6』のときは、とにかくスケジュールがキツくて……。企画からデザイン用の仕様書が上がってきて、『へー、今回はこんなボスが出るんだ~』とか思ってたら、そこに広報の人がやってきて『末次君、そろそろ印刷用の絵、くれない?』と。そこから先は聞くも涙、語るも涙、でございます(笑)


たださすがにスタッフも難易度を上げすぎた自覚があるのか、X5から引き続いて搭載された本作でのレスキューシステムは体力回復&1UPを兼ねています。

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ただ「お前は死んでも俺だけは助けてくれ!」と言わんばかりの位置で待機しているのが腹立つ

それに加え今作は中間ポイントが多く、死亡しても割と近い位置で復帰できるようになっており、かつX5同様ゲームオーバー画面からコンティニューしても中間ポイントから復帰できる仕様。
だからまあ1UPの意味、というか残機の意味が全然無いんだけど……気づかなかったんだろうね多分。
あと今回パワーアップパーツはX5と違ってボスからではなく、このレスキューを求めている一部のレプリロイドからゲットするというものになっています。
しかし彼らはザコ敵のナイトメアに襲われる前に救出しないと感染して敵になってしまい、二度と救出できなくなってしまう(どうしても助けたいなら最終セーブからやり直すしかない)ので注意。パワーアップパーツ持ちだった場合こうなると悲惨。

そしてボス敵は本作、ごく一部を除いて非常に弱いです。初見でカンタンにパターンを把握できてしまうレベル。
これもステージの難易度を上げすぎた事を考えてのバランス調整だったりすんのかなぁ……?

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今回のゼロは一応隠しキャラという扱いであり、各ステージに用意されているアナザーエリアの最深部に登場するゼロナイトメアというボスを撃破することで初めて使用可能になります。
本作X6もX5同様、ライフアップやエナジーアップは共有していないので、ゼロのみを強化するプレイを考えている場合はゼロ解放前にエックスでアイテムを回収しちゃわないように注意ね!!

◆コントロールが効かなくなってきたX6のストーリー
ストーリーについて語る前に、もう一つR20オフィシャルコンプリートワークスから稲船氏の発言を引用。

『X5』で終わらせたつもりが、続けることになって。ファンにはちょっと悪いけど、自分としてもコントロールできない方向に、シリーズが行き始めていたね。今は見直しを図って、ロックマンというタイトルを、もっともっと大事にしていこうと思っています。


……さて、X6のストーリーを語るなら、まずはこれに触れずには始まれない!
X6屈指の名シーンであり、屈指の迷シーンでもあるゼロとの再会シーン!!

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前作X5で見ていてショッキングなぐらいズタズタに破壊されていたのに、「ダメージが回復するまで身を隠していた」とたった2行のセリフで完全復活の経緯を語る潔さ!
あんまりに強引で唐突過ぎる展開だったため、ファンの間でもすっかりネタ扱いされている1シーンなのでした。
すっごく嬉しそうなエックスの表情と照れ笑いを浮かべているようにも見えるゼロの姿が余計に笑いを誘う。

そしてこのシーンは後に「オマエのために はやおきして おべんとうつくってきたんだ」という文字コラ画像が作られ、未プレイの人の間でもすっかり有名な場面となってしまうのでした。
ちなみにこれは当時のロックマンXスレが初出らしい……んですけども、ざっと探した感じではちょっと見つかりませんでした。詳細求ム!
【ニコニコ大百科 - おべんとう】

ただ、ゼロ復活の経緯は別のところでもう少しだけフォローされていたりします。
コマンダー・ヤンマーク、インフィニティ・ミジニオンステージに設定されているパーツカプセルをゼロで回収に向かうとライト博士との会話が発生。
こちらでは、「ゼロは自然に回復機能で復活したのではなく、何者かの手によって修復された」可能性が提示されています。

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……まあ、結局解釈はプレイヤーに委ねられていてはっきりとはしないんですけどね。

今回の事件の首謀者は、ゲイトという天才科学者のレプリロイドであり、エックスらのオペレーターであるエイリアの元同僚。
高性能なレプリロイドを開発してきた偉大な男なんですが、そのレプリロイドが解析できないほどに複雑なこととその傲慢な性格が災いして孤立していた人物。
しかし、荒れ地でゼロのDNAを発見したことで新兵器の実験と世間への復讐を決意、今回の8ボスである「ナイトメア調査団」を率いて、レプリロイドのためだけの世界を作ろうとするのだった……

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しかしここで第3開発部特有の微妙なセリフ回しが発動!
ゲイトが周囲に理解されなかった理由を「課題をまもらなかったから」と語るのはなんかこう……ゲイトがダメ大学生のようなキャラだったみたいな感じに映るというか……

そんでゲイト戦のあとは恒例のラスボス、シグマがお目見えするのですが、本作はなんとゲイトに無理矢理復活させられたためまだ完全に回復していないという設定。
横たわったまま上空からビターン!!と落下する登場シーンといい、露骨に苦しそうな状態といい、だんだんと呂律が回らなくなってきたりといいなんか本当に痛々しい。

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作中の設定を反映させたのか本作のシグマはびっくりするくらい攻撃パターンが読みやすく、非常に弱い
初見で撃破しちゃったプレイヤーも多いのではないだろうか

あと、今回もDr.ワイリーがほんのりストーリーに絡んできます。
キーパーソンであるのが、もう一人の黒幕であるアイゾックという老人のような外見の科学者レプリロイド。
エックスに対して異様なまでの敵愾心を見せたり、ゼロの事を昔から知っているような口ぶりで話しかけてきたりと意味深な描写が多め。

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しかし結局X6内では詳しく説明されることはなく、2016年現在、本作を最後にXシリーズではゼロの生みの親=ワイリーといった設定には触れられなくなってしまうのでした。
X2から続く歴史ある設定なのに未だにしっかりケリがつかずに放置されてるのはなんだか寂しい。

最後に本作のエンディングを紹介。
1つ目は、ゼロを復活させてエックスでクリアした場合のエンディング。

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傷ついたゲイトを回収し、仲間みんなが集まって「改めて地球復興を目指すぞ!」と誓うという爽やかなラスト。
……ベストエンディングなんだけどあんまり語ることがないなぁ。まあ、俺たちの戦いはこれからだ!って感じ?

2つ目はゼロでクリアした場合のエンディング。

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こちらは自分の中に巣食う、現在のテクノロジーでは排除できない(おそらく)ゼロウィルスの危険性を危惧したゼロが自らを封印するというエンディング。
後年発売される『ロックマンゼロ』の伏線なんじゃないかと囁かれるエンディングなのですが、公式に言及された事はありません。
ちなみに続編のX7では普通にゼロは活動しているので、パラレル的な展開と考えたほうがいいのかも。
(そもそも他シリーズ同士の繋がりは矛盾も多くて深く考えるとドツボに嵌まる)

3つ目はゼロを復活させずにエックスでクリアした場合のエンディング。
この条件は普通にプレイしている分にはなかなか満たさないんじゃないだろうか。
ナイトメアゼロが居るアナザーエリアに入ったらゲームオーバーになる必要性が出てきちゃうし。

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1つ目のエンディングと同様ゲイトをエックスが回収するという流れなんだけど、そこに離れたところで実はゼロが見守っているというシーンが挿入。
1つ目とは違い他の仲間は登場せず、エックスがエイリアと二人で地球復興を誓うという展開です。
ちなみにこのエンディングでもゼロは戦いから身を引いています。続編のX7ではエックスがハンターを引退したがっちゃうんだけどね。

なんかどう転んでも暗い展開だったX5のエンディングに比べ、X6のエンディングは基本明るめでスカッとしますな。
まあただでさえ高難易度ゲーなんだからこういうエンディングで達成感を与えてくれないと参るけど!
あとエンディングテーマの「I.D.E.A. ~僕は毎日、夢を見る~」ホント名曲なので是非聴いて欲しい。


……あ!!そうだ忘れてた!!
本作にもX5で初登場した謎の傭兵・ダイナモが敵として現れます。
現れるんですが……ストーリーには全然絡まない単なるゲストボス。
ダイナモは前作でコロニーを落下させたド級の犯罪者なんですが、なぜだかエックスらはそこを責めずに普通に避難を促す謎の懐の深さを見せてくれます。

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弱点武器で怯んだ隙に攻撃すると緑のナイトメアソウルを3回まで落としてくれるダイナモ
これが実は結構大量のポイントとなっており、
ナイトメアソウルの収集量でハンターランクが上昇するX6では稼ぎに重宝する

これ以降ダイナモは登場しなくなるのですが、彼の素性については結局明らかにされずじまい。
謎の傭兵は本当に謎のまま姿を消した(2回目)。

◆隠し要素・バグ技
○アルティメットアーマー、ブラックゼロを使用する

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タイトル画面の「ゲームスタート」にカーソルを合わせる。
アルティメットアーマーを使用したい場合は左に3回、右に1回方向キーを入力。
ブラックゼロを使用したい場合はL1を3回、R2を1回入力する。
音が鳴れば成功。
エックスの場合はオープニングステージの時点でアルティメットアーマーを、ゼロの場合はゼロ加入後の時点でブラックゼロに変化している。
※アルティメットアーマーとブラックゼロはどちらか一方しか使用できない。
アルティメットアーマーの仕様はセイバーが使える事以外はX5と同じ。ただし本作ではカラーリングが黒になっている。
また、ブラックゼロは「ショックアブソーバー」「ショットイレイザー」「セイバープラス」装備時と同様の能力をデフォルトで所持している。


○ゼットセイバー多段ヒット

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特殊武器「ガードシェル」をゼロが使用するとなぜかセイバーのヒット数が急激に増える。
X4、X5と存在する連続斬りのダッシュキャンセルによる永久(通称:滅多斬り)と組み合わせるとボスもあっさり撃破することが可能。

○ゼロ完全無敵バグ

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ゼロが破壊できるブロックや雑魚敵の上で円水斬を使用した際に、その足場が無くなり落下するとまったくダメージを受けない無敵状態となる。
この状態で再び円水斬を使用するか、旋墜斬、烈光覇といった無敵時間が発生する技、エイリアのナビゲーションやワープポイント、シャッターをくぐるといった行動を取ると無敵状態は解除される。
具体的な無敵バグ使用可能ポイントは下記のサイト参照。
【ゼロが無敵になる】

○タートロイド空中浮遊バグ

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タートロイドの背中の緑の2つのコアを破壊後、回転攻撃で上に移動してきた際に弱点武器であるアイスバーストを撃ちこむと、タートロイドが空中に立ってしまう。

◆感想
一撃死の恐怖に怯え続けなきゃならないしんどすぎるステージが多く、かつ敵の攻撃が避けづらい……というかほぼ避けるのは不可能というどぎついコンボが襲いかかりまくる本作『ロックマンX6』
アクションゲームとして考えるとどうしても評価は微妙になるかもしれない。

ただですね、前作X5と比較するとまず演出面が回復していて、紙芝居なのは変わらないけどデモシーンとボスはフルボイスになっているんですね。
しかも声優陣は結構豪華!(その分兼役も多いけど)

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それと例によってBGMは良質なんですよ本作。どのステージ曲もすごく耳に残る。


良くも悪くも尖りすぎているゲームバランスの本作ですが、無理せず強化を重ねて遊んでいく分には結構普通に遊び進める事は可能なバランスにはなっていると思います。
「理不尽だろうが難しいステージをクリアする事にむしろ喜びを見いだせる」、そんなちょっとマゾいアクションゲームプレイヤーは少なくないはず。
X6も個人的にはそこまで嫌いなタイトルではないのだ……ストーリー展開はアレ過ぎるけど。
なんだかんだで2Dで作られた最後のロックマンXだし、そういう面でもそこそこ思い入れはある。
強くオススメはしないけど、ロックマン好きな方には敬遠せずに一度プレイしてみて欲しいとは思います。

そういやX6、日本での評価は低めだけど海外ではそこそこ高評価な模様。
向こうの人ホント高難易度アクションゲー好きだな!
【Mega Man X6 - IGN】

とりあえずこれだけはアドバイスしとく。最低でもヴォルファングステージのレスキューレプリロイドが持っているハイジャンプだけは確保しておくんだ!!
これ装備しているのと装備していないのとでは難易度が大きく変わってくるんで。というか無いとギリギリの操作が求められるポイントが増えすぎて心が折れるかもしれない。

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ちなみにこんな理不尽難易度アクションゲーと化したX6ですが、なんと素状態のエックスでノーダメージクリアを達成するという偉業を成し遂げた方が存在します。
それがこの下記の縛りプレイ動画を投稿されている「の~ver2」氏。

 

気が遠くなるようなリトライ回数を重ねてオールクリアを果たすという凄まじいプレイ動画です。まさに血と汗と努力の結晶。
特にランダム要素が多すぎる攻撃を頻繁に繰り出す為にノーダメージ突破が困難なX6最強ボスであるナイトメアマザーの撃破回(part15-2)は必見。

◆関連リンク
【ロックマンX6 攻略メモ】「まぼろし劇場」様。レスキューレプリロイドの位置の詳細な解説あり。
【2chロックマンX攻略wiki - ロックマンX6】
【ROCKMAN X6】※ハンターランク上昇に必要なナイトメアソウルの量、ハイマックス等一部ボスの攻略法あり。
【ロックマンX6基礎データベース】「孤島」様。パワーアップパーツ、リミットパーツの効果解説あり。
【ロックマンX6セリフ集】「缶ジュース1本120円」様。